「黒田清輝展」が京都文化博物館で開かれている。
明治から大正にかけて日本洋画界に大きな影響を与えた黒田清輝
は没後90年に当たるという。
ポスターにも登場する『湖畔』はじめ、代表作の「智・感・情」
(いずれも重文)は本物を初めてみて、びっくりした。
その大きさに、重量感あふれる存在感に。
「すごい!」
裸体画の「智・感・情」は、赤外線画像も何枚も簾のように天井から
下げられていて、見る人の興味を集めている。
『昔語り』という巨大な木炭画の場合、僧や舞妓など何人かの登場
人物は別々の絵画に分けられて、それはそれで一つの作品と展示さ
れている。
その一つがこの「舞妓」で、複写が売られていたので、買った。
「赤髪の少女」は後ろ向き。これも買った。それを家で複写した。
6月20日、午後6時から「黒田清輝の名画とフランス音楽」
がある。演奏は京都市立芸術大学の音楽部生たち。楽器はfl
,ob,cl,hr,fg.