脳科学者の茂木健一郎さんと将棋の羽生義治さん
共著の「『ほら、あれだよ、あれ』がなくなる本」
を読んだ。
例によって、この種の本は隅から隅まで読まない。
いいところだけ、自分に都合の良い部分だけ拾い
読みすれば良い、と思う。
「あれ、これ」の前に頭が喜ぶドーパミンについ
て。
--初めてのことにチャレンジしませんか。
人間ことはじめの赤ちゃんに出るドーパミンは歩
きはじめ、尻餅をつきつつも、成功した時はドー
パミンを最大級出るそうだ。
そのうち、経験を重ねるに従ってびっくり、感激
が薄れてゆく。
80の枯れた脳からはもはや、喜び、嬉しさから
見放され、ドーパミンもちょろっとしか出なくなる。
よくないのは、常にかかる「自分らしさ」というブ
レーキ。
殻を破って新しいことにチャレンジしようと茂木さ
んはいう。
茂木さんは東京マラソンを完走し、朝のテレビドラ
マ「花子とアン」に出演した。
私も見たが、セリフが棒読みと酷評を受けたそうだ。
それでも、新しいチャレンジを続ける。
物忘れを無くすにはどうしたらいいか、という対策
より頭のフレッシュアップを怠るな、「らしさ」を
脱ぎ捨てよ、とおっしゃっている。
化石は努力しても化石だ。
そんな情けないこと、いいなさんな。
共著の「『ほら、あれだよ、あれ』がなくなる本」
を読んだ。
例によって、この種の本は隅から隅まで読まない。
いいところだけ、自分に都合の良い部分だけ拾い
読みすれば良い、と思う。
「あれ、これ」の前に頭が喜ぶドーパミンについ
て。
--初めてのことにチャレンジしませんか。
人間ことはじめの赤ちゃんに出るドーパミンは歩
きはじめ、尻餅をつきつつも、成功した時はドー
パミンを最大級出るそうだ。
そのうち、経験を重ねるに従ってびっくり、感激
が薄れてゆく。
80の枯れた脳からはもはや、喜び、嬉しさから
見放され、ドーパミンもちょろっとしか出なくなる。
よくないのは、常にかかる「自分らしさ」というブ
レーキ。
殻を破って新しいことにチャレンジしようと茂木さ
んはいう。
茂木さんは東京マラソンを完走し、朝のテレビドラ
マ「花子とアン」に出演した。
私も見たが、セリフが棒読みと酷評を受けたそうだ。
それでも、新しいチャレンジを続ける。
物忘れを無くすにはどうしたらいいか、という対策
より頭のフレッシュアップを怠るな、「らしさ」を
脱ぎ捨てよ、とおっしゃっている。
化石は努力しても化石だ。
そんな情けないこと、いいなさんな。