人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

新しいことに挑戦 ドーパミンがでるぞ 

2016-06-01 21:57:24 | 80はミステリーゾーン
脳科学者の茂木健一郎さんと将棋の羽生義治さん
共著の「『ほら、あれだよ、あれ』がなくなる本」
を読んだ。

例によって、この種の本は隅から隅まで読まない。
いいところだけ、自分に都合の良い部分だけ拾い
読みすれば良い、と思う。

「あれ、これ」の前に頭が喜ぶドーパミンについ
て。

   --初めてのことにチャレンジしませんか。

人間ことはじめの赤ちゃんに出るドーパミンは歩
きはじめ、尻餅をつきつつも、成功した時はドー
パミンを最大級出るそうだ。

そのうち、経験を重ねるに従ってびっくり、感激
が薄れてゆく。

80の枯れた脳からはもはや、喜び、嬉しさから
見放され、ドーパミンもちょろっとしか出なくなる。


よくないのは、常にかかる「自分らしさ」というブ
レーキ。

殻を破って新しいことにチャレンジしようと茂木さ
んはいう。

茂木さんは東京マラソンを完走し、朝のテレビドラ
マ「花子とアン」に出演した。

私も見たが、セリフが棒読みと酷評を受けたそうだ。

それでも、新しいチャレンジを続ける。

物忘れを無くすにはどうしたらいいか、という対策
より頭のフレッシュアップを怠るな、「らしさ」を
脱ぎ捨てよ、とおっしゃっている。



化石は努力しても化石だ。

そんな情けないこと、いいなさんな。