人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

越後つついし、親不知

2013-04-06 20:43:52 | 日本海
水上勉の小説をよく読んだ。記者になって福井県にいたころ、水上さ
んの講演会があった。ご自身の図書にも書いてある通り水上さんは若
いころから苦労の人生をあゆまれた。


講演会で苦労話をされたが、同名の短編小説も暗い内容であった。
当時、水上さんは代表作の一つ「飢餓海峡」を週刊朝日に連載中で、
次の週の作品をなんと私に托された。謹んで雑誌社に送ったことを思い
だす。

水上さんはさらに、「越前竹人形」も執筆、「飢餓海峡」ともども大当たり
で、不動の人気作家になられた。

舞台となった筒石、親不知は北陸自動車道で、いま私はよく走っている。
今回は上越から京都へ帰る途中、国道8号を利用して親不知を訪れ
た。

画像


親不知は昔、旅人たちは波が打ち寄せる海岸を歩いたという難所で
あった。

今は高速道ができているが、道の一部はなんと海の上を走っている。
海岸で、なにかを探す人達に出会った。

この付近で時々見つからるというヒスイであった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿