人生アラカルト

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胃はなくても生きられる

2012-04-18 23:11:33 | がん治療
2年前、食道と胃にがんをつくり、内視鏡による手術で
命を救ってもらった。その代わりと云ってはおかしいが、
胃を失った。

以後定期的な検診では、異常が認められず無事平穏な生活を
続けている。ありがたいことである。

胃は無くとも生きられるのだ。

生きられるけれども、さまざまな障害に悩む人が多い。
その体験記を綴った冊子が出版されている。

会員制による胃のない会で、個人会員3,467人数える。他にも
病院関係3,265院というから、大きな組織である。

冊子によると、胃を切除することにより、食べたものを
分解する胃酸が出ないから、食物はそのまま腸へ行く。

未消化のまま急速に腸へ落下するとどうなるか。
動機、めまい、しびれ、頭痛、下痢、吐き気などに見舞われる。

数時間して血糖値が増えるためにインスリンの多量分泌による
低血糖症状が起きる。

症状は胃のない人がどれかを経験する。
食べることが困難であるから、痩せる。

さて、私はほとんどこのような症状に悩まされず来た。極めて
稀なケースかも知れないのだ。

だから、なんでも食べる。量は胃のある時と比べて変わらない。

みみず並の頑丈さ。
創造の神は首をかしげているだろう。「なんで、あいつ元気な
んや」

私はありがたいと思っている。

おおきに。おおきに。創造の神様、お稲荷様、八百万の神々。
それに両親。頑丈な身体をつくってもらい、感謝します。

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