人生アラカルト

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暑い夏の夜に、赤々と「大」の字

2012-08-16 23:18:01 | 京都の名所
五山送り火を、今年も山の近くまで観に行った。
去年は「妙」「法」を観た。
今年は左大文字だ。

大文字を見ようと思ったら、我がマンションからでも
観ることが出来る。
でも、五山全ての送り火も小さくて有難味も薄い。
だから、近くまで行く。足を棒にしてでも良い写真を
撮りたいから。

目的地を出町楊の鴨川沿いとした。
地下鉄でくいな橋、御池を経由して、三条京阪で下車。
京阪に乗り換えようとしたら、切符売り場はえらい人。
あと20分しかないのに後、この人たち間にあうのか知
らん。

私は歩いた。
妻が生きて居た時、逆に出町柳から三条まで歩いた。
「しんどい」ぶつぶつ言いながら妻は付いて来た。
あれから10年くらい。
街並みに、ビルが多くなったような気がする。

出町柳へ5分前にたどり着く。
鴨川に人が集まっている。
画像

山に火がつけられる。
暗闇の中、赤い火が大きくなって行く。
「大」の字になるのは早かった。

ビルの合間から全部の字が見えるので、そこへ人が
集まる。

どれだけの人だろう。帰りの地下鉄は丸太町から乗っ
たのだが、満員だった

吊革につかまっていると、前の人たちが立とうとする。
「丈夫なんでいいです」「気を遣わせてすみません」
だから、年寄りはこんな日、うろうろするな。
自分に言い聞かせた。

京都駅で、人々はどっと降りた。
みんな、遠いところから大文字を観に来たんだね。

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