夫の事
生まれ変わってもまた会いたい とは思わないけど もし出会ってしまったら ま それでもいいかと思う夫の事である
結婚したてのころ 息子の思い出として義母が話してくれた中に 「国語が赤点のまま高校を卒業した」 というのがあった
国語の先生に 回答を 「バカ」 と言われたことがあり それが切っ掛けで 国語というより その先生への反抗で いっさい 国語の勉強をしなくなったのだそう
しかし後になって 夫が 「勉強するのは自分のためなのに 先生のために勉強するようで国語の勉強しなかった自分は愚かだった」 と 悔やんで義母に話すことがあったらしい
他の教科に問題が無かったことで卒業は出来たものの やはり 学歴はモノを言うと感じた今日のお昼ごはん時
老化防止に加え このところのコロナ時世で食生活が気になるのは いずこも同じだと思う
このごろの我が家は 朝にアールワン お昼に牛乳 夕食後に黒ニンニクが日課となっているのだけれど 膝が弱い私は そこにコラーゲンドリンクが加わる
夫はビールも日常でもあるしで 以前は冷蔵庫に常備してあった豆乳が いつしか我が家から消えた
以前 友人と 飲料の栄養価について話すことがあり 「豆乳は納豆や豆腐でも採れる栄養だから どちらか一方にするなら牛乳」 と友人
私も それには納得できるし ときにはコーヒーも飲みたいし 暑い日は清涼飲料も飲みたくなるしで 豆乳が消えたことの経緯を 友人の話も添えて話題に上げた私
すると 夫は 「牛乳と豆乳では成分が違う」 と のたまう
つまり 成分が違うのだから牛乳も豆乳も飲むべき ということ
だ・・・か・・・ら
飲むべきもの! 飲みたいもの! が多くて摂り入れきれないから どれを省けば合理的かを考えた時 納豆や豆腐で代用できる豆乳を省いたら良いのではないかという理屈が 夫には通じてない
そこで思い出された 国語が赤点のままの卒業
だ・・・か・・・ら・・・
再度 説明する私の話を聞いているのか 聞きたくないのか あるいは 考え直して理解できたのか?
いつしか話題は闇に消えたから 夫が理解できたかは いまだ不明