午後に予定の入っていたことをすっかり忘れて、
新緑を求めて自宅を出発して、30分。
大事な用事が入っていることに気がついた。
私がいなければ、始まらない・・・・引き返すしかない・・・。
まだ、時間は早い・・・。
いつもの公園に寄って戻ることにした。
朝のミニ牧場
小屋の扉が開くと、勢いよく羊や馬が出てくる。
何故か、一番高いところに行く。
「放たれて草食む馬や青葉風」
時間つぶしの喫茶店の広い窓の向こうに
燕が飛び交っていた。
フェンスに一休みする燕
「燕来て茶店の客と顔合わす」
遠くから見ると綺麗なクレマチスだけれど、写真にしてみると、
傷ばかりの花
「枝折戸に蔓絡ませて鉄線花」
大事な用事を思い出して、迷惑をかけないですんだこと、本当に良かった。
「ぼけ」「認知症」の言葉が身にしみる。
自覚しながらも、肯定出来ない自分がいる。
これが、恐ろしいのである。
(要注意)