そろそろ寝ようかなと、戸締りを確認したその時、
リビングの網戸を上っている蝉の幼虫を見つけました。
もしかしたら、羽化するかもしれない・・・
そんな期待をもって、
見逃したTVの録画を見ながら待つことにした。
(22:52)
もうそろそろかなと思ってみてみると、
すでに体半分以上出ていました。
「しまった! もう少し早く見ればよかった・・・」
あれから、約1時間、柔らかそうな体が浮き出ている。
黒い眼玉がくっきり見える。
写真に収めたいが、どうすれば・・・。
懐中電灯を片手に、右往左往。。。
暗い、高い、場所が悪い。
ピントが合わない。
誰か教えて・・・!!
夫を起こすわけにはいかず。
一人で悪戦苦闘です。
(0:08)
羽根がしっかり伸びてきた。
この状態のまま朝を待つのだろう。
まだ柔らかそうな羽根、
飛べるまでにはまだ時間がかかりそうです。
(0:54)
朝、5時半ごろ、空蝉だけが残っていた。
元気に飛び立ったのでしょう。
今鳴いているのはあの蝉かもしれない・・・。
時にはうるさいほどに鳴く蝉、
こういう姿を見ると、「短い寿命を精一杯生きろよ」と
エールを送りたくなる。
(7月23日)