日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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茶番劇。

2011年06月03日 09時42分57秒 | 日記
昨日の衆議院本会議の結果には呆れて物がいえません。と、いいながら臆面もなく物を言うのであります。

政治家には信義とか真心とかというものはないのでしょうか。どいつもこいつも日和見で形勢の良い方へいとも簡単に乗り換えてしまうんですね。

あの鳩山さんという人の言動は理解できないというか、まったく不可解な御仁ですね。
それにしても本会議を欠席して小沢さんと最後まで行動を共にしたのがたったの15人だったというのがなんとも侘びしい結末でした。

私は、事の是非は兎も角として最後まで不信任案賛成の態度を貫いた松木謙公・横粂勝仁両氏にエールを送りたいと思います。民主党は早々に両氏の除籍(除名)処分を決めたそうですが、無所属でもいいからがんばってもらいたいものです。

菅首相の「一定の目途がつたら」という言い回しも解かり難い表現で、不信任案否決直後からもう鳩山氏は岡田幹事長のことを「嘘吐き」呼ばわりしています。

一体、菅首相はいつまでやる積りなんでしょうか。鳩山さんは6月一杯が目途だというし、本人は原発事故が収束してからだという。原発事故なんていつになったら収束するのかわからない。すると、だらだらいつまでもやるということなのだろうか。

内閣不信任決議案の提出は国会の会期中に一度という制約があるそうだ。菅総理は6月22日の今国会の会期を延長して通年国会にするというから、今国会の会期中に内閣不信任案によって罷免されることは事実上なくなった。
それと、実に巧妙だなと思うのは「若い世代に責任を引き継ぐ」という言い方である。つまり自分よりも年長者や同年輩には総理の座を渡さないということである。

辞めるからといいながら、一日伸ばしにするなんて国民を愚弄するにもほどがあるというもんだ。一日でも早く辞めてもらいたいという国民がたくさんいることを忘れないでいただきたいものである。