あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

『折々の言葉』を読んで

2018-04-12 14:59:56 | 日記
今日の朝日新聞の 折々のことばが 印象的でした。


「子どもに対する愛情では、(誰から愛されたか)だけでなく、どれだけ
 愛情を受けたかが重要かなと思っています。」
  ~ 轟麻衣子 保育介護サービス『ポビンズ』社長 ~

〈私〉が今こうしてあるのは、過去に誰かに養われたから。親とは限らない。
何の条件もつけずに世話してもらったこの経験が、いつか自分がどれほど
他人を憎むようになろうとも、最後のところで〈人〉への信頼を失わないで
いさせてくれる。


注がれた子どもへの愛情が、人への信頼を育む原動力になっていくのかもしれませんね。
その意味でも、親はもちろんのこと 子どもと関わる大人にとって、改めて どんな
愛情を どう子どもたちの心に届けているのか と問われるような気がしてきます。

たくさんの愛情を受け取った子どもたちは、やがて大人になった時に 我が子をはじめ 
出会った人々に 惜しみなく愛を注ぐことができる人間になっていくのでしょう。

昔 子どもだった自分も、何があっても 『最後のところで〈人〉への信頼を失わない』
人間でありたいものだと 思います。

人生、いくつになっても、答えのない問いを繰り返すものなのかもしれません。
立ち止まり、迷い、時には右往左往し、戸惑いながら、一回きりの初めての人生なので。 
コメント
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