あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

パキスタンのテロ事件に思うこと

2014-12-20 17:21:31 | 日記
16日、パキスタンの北部ペシュワルで、軍系列の学校を武装集団が襲い、児童や生徒など少なくとも130人が殺害されるという事件がありました。
イスラム過激派の反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動」(TTP)が犯行声明を出したとのこと。この組織は、先にノーベル平和賞を受賞したマララさんを銃撃した組織でもあるとのことです。

なぜこういったテロが行われるのか、国内状況や宗教的対立などその背景にあるものは分かりませんが、子どもたちや若者の尊い命が一瞬にして失われたことに対して大きな憤りを感じます。
その国の未来をつくる子どもたちの命を奪うことで、誰が幸せになるのでしょうか。
無差別に尊い命を奪うテロ行為は、とうてい許されるものではありません。
中東やアフリカのさまざまな地域で、紛争や自爆テロなどを通して連日かけがえのない子どもたちの命が失われているという事実に、心が痛みます。

対立や争いの中で一番かわいそうなのは、弱い立場にある子どもたちです。
大人たちの起こした争いの中で、命を奪われ、未来を奪われ、幸せを奪われていくのですから。
戦いの先に、どんな未来が待っているのでしょうか。

マララさんが願う 平和な社会の中で 男女の別なく、どの子も 平等に教育を受けることができる未来は、いつ叶えられるのでしょうか。
戦いに要する武器や爆薬の高額な費用を、子どもたちの教育や医療に充当すれば、どれだけたくさんの子どもたちが救われることでしょう。

戦火の中にいる子どもたちは、戦いにおびえ、サンタクロースを夢見ることさえできない状況に置かれていることでしょう。

そんな子どもたちへの 何よりのプレゼントは、戦争やテロのない平和な世界の実現そのものなのだと思います。
大人たちが 戦争をやめ 武器を捨てて サンタクロースとなる日が 一日も早く訪れることを心から祈りたいと思います。

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