2009年8月7日(金曜日)
神経内科の診察日。
朝9時過ぎに、健さんにご同行願って、
車で出発。
蒸し暑いけれど、カンカン照りじゃないので
紫外線に反応するわたしの敏感肌も
トラブルなし。
国道8号線は、がらすき状態で、
快適なドライブとなった。
診察は11時すぎから。
先日の血液検査では異常なし。
MRIの検査は藤田保健衛生病院での診察を
受けた後に、再度行うということになった。
クリップが入っていても大丈夫だけれど
藤田でOKがでてからにしましょう。
血液検査での数値に不安材料がないので
しばらく様子をみましょう・・・と
言われた。
今日も、腕のひっぱりあいこや
そこいらじゅうをポンポコたたいて
反応の検査。
腕を上に引き上げる筋力やっぱり弱い。
考えられる原因は、
ホルモン剤の長期間の服用ではないかと
上野先生も言われる。
服用を止められない以上、
骨や筋肉、関節のいたみも止まらないってことだ。
これ以上、筋肉がこわばらないように
腕や指の運動を続けることにする。
さて、思ったより診察が早く終わったので
福井市美術館へと向かう。
高校2年のとき以来だから
わたしにとっては実に43年ぶりの「ミロ」展だ。
日曜日にクラスの友人たちと観に行った。
けーさん祭りより多い観客が
ゾロゾロと列を作っていて、おどろいた。
じっくり観るというより、
押し流されながら、人垣の間をぬって
見落とさないようにするのが精一杯だった。
夏休みだというのに美術館は閑散としていて
じっくりと観るのには最適の環境。
40年以上も前の感動が記憶の片隅から
鮮明に蘇ってくる。
今回のミロ展のポスターにもなっている作品の前で
「牛か・・・」と健さん。
題名、ちゃんと見てみぃ・・・
「月の前の女と犬・・・なんや女やったんか」と
二人で爆笑。
1枚1枚、題名を見ないであってこしながらの鑑賞も
愉快で楽しくて、頭ん中までリラックス。
腕の痛みやだるさなんて、どっかへ
飛んで行ってしまえ~って気分です。
http://www.art.museum.city.fukui.fukui.jp/flyer-miro.pdf
↑健さんいわく「牛・・・」のポスター
こちらは、ミロ展のサイト↓
http://www.art.museum.city.fukui.fukui.jp/miro.html
【展覧会概要】
ジョアン・ミロ(1893~1983)は、
スペインのバルセロナで生まれた芸術家です。
彼は故郷の自然や大地をこよなく愛し、
そこから得た感覚を生かしながら、
鮮やかな色合いと温かみのある形で自由奔放な
世界をつくり出しました。
特に太陽や月・星・女・鳥がお気に入りで、
それらを題材にして油絵はもちろん彫刻や版画、
焼物や壁画、舞台美術などの様々な
ジャンルの作品で表現しました。
中でも版画の作品は35歳から晩年まで熱心に取り組み、
エッチングやリトグラフ、ドライポイントなどの
多様な技法を使って色彩豊かな魅力ある
作品を数多く制作しました。
本展ではミロが最初に制作した
「小さなカササギ」を含む初期から晩年までの
版画作品約140点を一堂に展示して、
ミロの作品世界の豊かな創造性を紹介するとともに、
版画の技法や素材・道具等なども合わせて展示し、
版画の魅力と楽しさも体験してもらいます。
さあ、ミロの生み出した不思議な世界を
鑑賞と体験を通して堪能してみましょう。