2009年11月18日(水曜日)
午後2時から、駅周辺整備構想策定委員会の傍聴にいってきました。
なんと! 26人中13人の議員が傍聴。
ほとんどが特別委員会のメンバーでしたが・・・
メンバー以外の議員の姿もありました。
それだけ、駅周辺整備事業に関心がたかいという証拠です。
駅舎のバリアフリー化については、いまだにJR西日本と協議中とのことです。
なんだか、JRに振り回され続けている気がしてなりません。
何カ月も前から、協議していたというのにいまごろになって、
この場所には設置できないだの、なんだのとクレームの嵐・・・
そんなの、JRにとっちゃ以前からわかりきっていたはずなのに。
最初に、そういうJR側の条件をすべて提示してもらっていれば
何度も何度も、案をとっかえひっかえしなくとも済んだものを・・・
敦賀市がこれでいいでしょうか?とお伺いを立てても
すぐには回答がこないそうだとのこと。
いったい何さま? って思ってしまいます。
まっ、JR福知山線脱線事故を巡る不祥事からしても
組織のおごりはすごいなぁ~と、なかば呆れてはててしまいますもん。
敦賀駅で働いているみなさんにではなく、あくまでも幹部に対してですけどね。
だって、バリアフリー化についても
大阪のご意向が強く働いているみたいですから・・・
さて、今日のメインは、東京大学大学院准教授の千葉学さんによる
プレゼンテーションでした。
開口一番、敦賀の地勢そのものがこのまちの大きな財産だととのこと。
建物に人を閉じ込めるのではなく、
交流する動線を描き出すデザインをもとに、考えられた駅舎や大学の
設計案は、説得力があり思わず、なるほど!!
と、うなずいてしまいました。
連携大学は建ててほしくないけれど、千葉さんの設計された学舎には
通ってみたいと思ってしまいました。
駅舎のデザインも、2代目駅舎や、港の倉庫群をモチーフにした斬新な形!
わたし、このデザイン気に入りましたね・・・
これから「敦賀駅周辺デザインガイドライン策定専門部会」が
設置され、協議がすすめられていくことになります。
駅西地区のことはこれでおしまい・・・にして
駅を背にした右手のほうの国広町のお話です。
けっこう便利だった500円パーキングの場所に
ホテルが建設されることになりました。
富山を拠点とするマンテンホテルだそうです。
どうも7階建てになるそうで、住宅のすぐそばということもあって
日照権の問題など、住民の方たちが話し合いを始めているそうです。
あの場所は都市計画では、第1種住居地域になっていて、
床面積3000平方メートルまでの一定の条件の
店舗・事務所・ホテルなどが建てられます。
建ぺい率は60%、容積率は200%となっています。
市の担当課できいたところ、7階建てもOKなんだそうです。
ホテル側が地域住民に対し、説明会を開催しているとのことです。
法的に問題はないけれど・・・
新築したばかりの住民の方々の気持ちを考えるとつらいものがあります。
さきほどの千葉さんは、大学の設計を考えるとき、
近隣の住宅を考慮して、5階建てなどという威圧的な建物はさけ、
建物を分散させることで、大きな壁が住宅の前に立ちはだからないように
デザインをしたといっておりました。
ただ、民間企業のホテル側としては、そんな悠長なことは
考えていなくて、いかに客室を多くつくり効率よく営業するかに
かかっているわけですから、難しいわ・・・