2009年11月20日(金曜日)
駅周辺特別委員会は、情報を収集し議会で議論するために立ち上げられたもの。
行政の持っている情報を引き出し、
計画がどのようにすすめられようとしているのか、
現状はどうなっているのか、
どれぐらいの予算(税金)をつぎ込むのか、
その財源はどこでどのようにして調達するのか、
将来への負担はどうなるのか、を議論するものだとばかり思っていた。
午後からの委員会で、口火を切った議員は財源問題に言及した。
しかし、行政側は財源や予算については、明らかにしない。
なかなか鋭いところに切り込んだなぁ・・・と思いきや
最後には、「それでいいと思いますよ」と
行政をよいしょする方向に話がいくではないか・・・
わたしはどれぐらいの予算(税金)をつぎ込むのか、
その財源はどこでどのようにして調達するのか、
将来への負担はどうなるのかを質問したが
まったく回答なし。
1月中旬にはJRとの協議を終え、バリアフリー化の詳細が明らかになるのだという。
財源や予算もそのときに・・・とそればかりを繰り返すのみ。
行政側にも言えない事情があるのだから、
それは聞かないのが当然! とまで言う議員。
議員が市民の側じゃなくて、行政側の視点で
ガード固めてどうすんのよ!
意思形成過程での情報公開こそが、市民を巻き込んでのまちづくりを
活性化させるというのに・・・
情報が独り歩きすると、市民が混乱し、収拾がつかなくなり
計画案がいつまでたっても決まらないというのが行政側の言い分だ。
詳細が決まってからでは、何も変えられず行政側に押し切られてしまうのが
目に見えている。
だからこそ、委員会を立ち上げたはずなのに
1月中旬の詳細発表を聞いてから、議論すればいいという議員が多勢。
修繕費や管理運営費など、建物ができればかならず派生する予算、
市債を組んだ場合の償還関連の予算などを計算し、計画案を練らなければ
またぞろきらめき温泉リラポートの二の舞になる。
財源については、毎日新聞の記者リポートにもあったように
打ち出の小づちの原発マネーなのか?
先日の構想策定委員会で副市長が力説していたように
敦賀市の身の丈に合った予算の枠組みで計画案が策定されることを
願っている。