はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

SPEEDIでシミュレート その結果を公表することが重要!

2011-06-10 | 東日本大震災

2011年6月10日(金曜日)
ヒェ~・・・疲れましたぁあ・・・
10時から始まった予算決算常任委員会、基本質疑のトップは
わたしから・・・

改選後、予算決算常任委員会の委員長になった木下さんは
非常に明快、かつ的確な判断で委員会を運営。
これまで(改選前)と違って、
わたしは発言を止められることもなく、最後まで
気分良く質疑を続けられました。

今回、新人議員はひとりも質疑をしなかったけど
どうして???

しかも予算説明書に目を通していない議員もいる!
せっかく(?)会派に所属したんだから
会派でしっかり、お勉強しなきゃ・・・

さて、8日のブログにコメントを下さった元原子力村民さん
実は以前にもご紹介した「院長の独り言」をつづっていらっしゃる
小野院長さんでした。
「院長の独り言」はほんとうに勉強になります。


http://onodekita.sblo.jp/article/45864233.html

2011年06月10日
原発再開の最低条件-安全議論ではなく、被害予測公開を
 
原発銀座と言われる敦賀市議会の方のホームページのあるエントリーから
福島第一原発事故を踏まえた他の発電所の
緊急安全対策の実施状況及び確認結果についての説明会

午後1時半から始まった説明会。
保安院と日本原電、機構、関電が議員席のまえに並んでいる。
3月25日以降の各電力事業者と保安院の取組みについて
パワーポイントを使い淡々と説明を行った。

すでに嶺南の原発立地自治体で何度も説明してきているから
機械的に業務をこなしているとしか思えない雰囲気である。

彼らの口から安全性だの安全だのといった言葉が
発せられるたびに、わたしたち市民は不安になるんだよ・・・
この3ヶ月、情報操作や隠蔽、過小評価など
国や国の機関である原子力安全委員会、原子力委員会、
保安院、そして電力事業者がしてきたことを思うと
まったく信用できないというのが、正直な感想だ。

しかも繰り返される説明は、嶺南の原発は安全で
地震も津波もたいしたもんは起こらない・・・
保安院は運転再開してもなんら問題なしと
配られた資料に明記までしてある。

福島の原発はすべて
*地震後、原子炉はスクラムで自動停止
*地震後、非常用自家発電機は起動
*地震後、炉心の冷却系統は起動
したと言う保安院。
あくまでも津波のせいなんだそうな・・・
それは、東電のデータで確認したから確かだというけれど
その東電のだしてきたデータ自体が信用できないのだ。

そして何より、
説明する場を設けていただき感謝しております・・・
といいながら、説明する電力事業者には倦怠感と言おうか
お疲れモードみたいな微妙な雰囲気が漂っている・・・
と感じたのはわたしだけだろうか・・・
それとも一時の厳しい追及さえかわせられたら
あとはGO!GO! だからと、高をくくっている?

議員から厳しい質疑が相次いだ説明会は午後4時に終了。

これを読んで、愕然としました。
関電は東電がああなっても、全く顧みることはないようです。

原発の問題点は何か。
それは、
・制御棒で緊急停止しても崩壊熱が残り、
それを無害化するには10,000年以上かかること。

そして、
・事故が起こると、それを防ぐ手立てを人間は持っていないこと。

原発の安全議論をしても、平行線となることが予想されます。

私はこう考えています。

・安全なことはよくわかりました。
しかし、福島県で事故が起きたのは私どもも承知しております。
万が一、事故が起きた場合の対応も大変重要だと思います。
私たちは、そうなった場合の評価を知りたい。
SPEEDIでシミュレートしてください。

保安院は、出せない、あるいは管轄が違うと言うのでしょうか?
しかし、絶対出させて、万が一の被害がどうなるのか、
全員が知らないといけません。
そして、高濃度汚染地区となる可能性がある場所には、
全員にヨウ素剤を配布する必要があります。
敦賀市ならば、京都、大阪、岐阜、名古屋まで及んでも
おかしくありません。
風向きによって変化しますから、都合のよい一日ではなく、
運転している限り毎日公表してもらわないと、今回のように
・後から出てきた。
・FAXをみていなかった
などという話になりかねません。
そして、公表してもらったSPEEDIの結果を市のホームページに毎日掲載する。
(速報性は必要ありませんので、
前日のシミュレーション結果でかまわないでしょう)
このルートをつくっていない限り、
非常時には情報がこないことになりかねません。
こういう仕組みを構築いたしますと、毎日が防災訓練となるわけです。

原子力の安全神話は、もう崩壊しました。
安全か否かの議論ではなく、事故が起きた場合にどうするのか。
また、補償はどういったスキームにするのか。
そちらの議論の方が大変重要になっていると思います。
そうでないと、福島の経験が全く生かされません。

私案ですが、私の再開の条件は、
4月1日にブログにアップしております。
http://onodekita.sblo.jp/archives/20110401-1.html
このうちのいくつかが守られるだけでも、ずいぶんと違うと思います。

また、玄海発電所についてもこちらで同趣旨の
発言をさせていただいております。
http://onodekita.sblo.jp/article/45794175.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月9日(木)のつぶやき

2011-06-10 | 東日本大震災
07:52 from goo
電力事業者さんて 偉いのねぇ・・・ #goo_aran1104 http://goo.gl/zoXZI
07:55 from web
今日から6月議会。インターネット中継も始まります。http://www.tsuruga-city.stream.jfit.co.jp/こちらからどうぞ!あっ、今日は午前10時からです・・・
13:29 from モバツイ / www.movatwi.jp
今日、夜9時、NHKで7日の敦賀市議会の様子が放映されるそうです。東京だけかな?
16:51 from web
RT @singjroy: ☆拡散希望☆『フクシマと共に6.11パレード in 福井』PM13:00に福井県福井市役所裏中央公園集合!福井駅前の西武前までをパレード。主催:『フクシマと共に6.11パレード実行委員会』連絡先:090-6271-8771 #611nonukes
20:16 from モバツイ / www.movatwi.jp
まあ!今夜のNHK爆問学問は上野千鶴子さん!観たい!
23:55 from web
RT @midorinet002: 爆問学問「ニッポンの教養」見おわりました。写真もたくさん撮ったけど、大田光のさいしょから最後まで斜に構えた態度、なんかフラストレーションたまるね。女と男あいだの、深くて暗い河・・・やっぱディスコミか。
by nakaikemi on Twitter
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日から6月議会・・・でも夜はテレビにかじりついていた・・・

2011-06-09 | 議会

2011年6月9日(木曜日)
6月補正予算案以外の議案が少なかったので
本会議はあっというまに終わってしまった・・・

午後1時までに明日の予算決算常任委員会の質疑の通告書を
提出しなければならないので、お昼抜きでがんばってしまった。

わたしは17件の質疑をすることになった。
10人の議員が合計51件の質疑をする。

午後1時半からは短大の特別委員会の傍聴。
終わったのは4時・・・
珈琲とちいさなパンをかじりながら
資料のファイリング。
終わって時計を見たら5時半!

今日の夜9時のNHKニュースで7日の敦賀市議会での
説明会の様子がオンエアされると聞いた。

眠い目をこすりながら新聞のテレビ欄で確かめていたら
なんと!
22:55からの爆問学問に上野千鶴子さんが出演!
いっぺんに目が覚めてしまったぞ!

9時からのnewsWatch9では確かに敦賀市議会での各議員の
厳しい意見の数々が取り上げられていました・・・
でもインタビューを受けたところはぜ~んぶカット。
まっ、ね・・・
NHKさんですもん。
本当に安全を求めるなら原発は動かさないことにつきる・・・
なんてコメント、使えませんよね。

ところで今日一番のニュースは
小浜市議会が議員提案された
「原発からの脱却を求める意見書」を全会一致で可決!
でしょうね。
さて敦賀市議会はこのような意見書出せるでしょうか・・・
最終日までに議員提案してみて、本会議で否決されても
それはそれで
大きなニュースになることは間違いないでしょう。

ところでこのブログは引用も転載もOKです。
このところアクセスがふえてうれしい・・・
で、閲覧元URLで一番多いのがなんと2ch、
その次がついったーからのアクセス。
もんじゅのことを取り上げるとグ~ンとアクセスが増える!

やはりもんじゅは怖いと思っている人が
それだけ多いってことなのでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月8日(水)のつぶやき

2011-06-09 | 東日本大震災
03:26 from goo
福島第一原発事故を踏まえた他の発電所の緊急安全対策の実施状況及び確認結果についての説明会 #goo_aran1104 http://goo.gl/TuQfM
by nakaikemi on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電力事業者さんて 偉いのねぇ・・・

2011-06-08 | 議会

2011年6月8日(水曜日)
午前中、原子力発電所特別委員会で電力事業者からの
事前説明なるものがあった。
日本原電からの説明を受けたあと、質疑応答。

配管で24年間、一度も点検してこなかったことについて
質疑したけれど、その配管の部分を切り取って検査し
今後はそのようなことが起こらないようにするという回答。

いやいや、今後の取組みはわかったけれど
なぜ一度も点検してこなかったのかを
説明して欲しいんだけど・・・
だから、今後の対応は・・・
と、まるでかみ合わない問答が続く。

ウエスが燃えた件では、消防署への連絡が35分後だったことから
なぜ現場から直接、消防へ連絡をしなかったのかと
質疑したら、すべて中央制御室へ連絡を入れてから
というルールなんだそうな。
現場ではなく中央制御室の判断?
確かに中央へ連絡をすることも大切だろうけど、
同時に現場から消防署へも一報を入れるのが
あたりまえのはず・・・
でも原電はそのルールを変える気はまったくないらしい。
何も知らないど素人が何を言う!みたいな目でこちらを
にらんで、声を荒げたのには正直、驚いた。
(すぐに謝ったけれど・・・)

ど素人ではじめて原子力特別委員会の委員となった
わたしには、納得のいかない回答が続く。
ずっと原特の委員だった議員からも
何かあるたび、今後はこうします・・・という説明をすっと
聞いてきたけれど、結局、何も変わっていないと
厳しい発言。

新人議員の委員からは、今後の対応ではなく
今後の対策を講じなければとの発言も・・・

電力事業者の特別なルールと言うのか常識?と言おうか
わたしたちは違うんだ!というエリート意識の強さを
あらためて感じたひとときであった。

もんじゅの引き抜き作業の本格化については
あらためて書きます・・・
作業については機構のホームページから
確認できるとのこと。

http://www.jaea.go.jp/04/turuga/monju_site/page/rcr.html

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月7日(火)のつぶやき

2011-06-08 | 東日本大震災
05:36 from goo
敦賀バイパス第17工区 #goo_aran1104 http://goo.gl/NwyOr
05:43 from web
http://bit.ly/iSFJB8いよいよ落下物の引き抜き工事が本格化する・・・8日の原子力特別委員会の委員向け説明会で詳細がわかるはず。
05:49 from web
http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/06/20110606-2.htmlあきれた・・・「私と風力発電」だって・・・電力の自由化は必要だけど、日本の地形や環境に風力は向いていないんですよ、菅さん。
17:58 from web
原発広告ワースト1の読売 編集委員も動員、ダミー団体で電力業界の“黒いカネ”隠す http://bit.ly/kfTTJaジャーナリストの正義って何?
18:03 from web
敦賀市議会で全議員対象の保安院と電力事業者の説明会。この模様はNHKの全国放送(ニュース?)で放映されるらしい。
by nakaikemi on Twitter
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島第一原発事故を踏まえた他の発電所の緊急安全対策の実施状況及び確認結果についての説明会

2011-06-07 | 東日本大震災

2011年6月7日(火曜日)
午後1時半から始まった説明会。
保安院と日本原電、機構、関電が議員席のまえに並んでいる。
3月25日以降の各電力事業者と保安院の取組みについて
パワーポイントを使い淡々と説明を行った。

すでに嶺南の原発立地自治体で何度も説明してきているから
機械的に業務をこなしているとしか思えない雰囲気である。

彼らの口から安全性だの安全だのといった言葉が
発せられるたびに、わたしたち市民は不安になるんだよ・・・
この3ヶ月、情報操作や隠蔽、過小評価など
国や国の機関である原子力安全委員会、原子力委員会、
保安院、そして電力事業者がしてきたことを思うと
まったく信用できないというのが、正直な感想だ。

しかも繰り返される説明は、嶺南の原発は安全で
地震も津波もたいしたもんは起こらない・・・
保安院は運転再開してもなんら問題なしと
配られた資料に明記までしてある。

福島の原発はすべて
*地震後、原子炉はスクラムで自動停止
*地震後、非常用自家発電機は起動
*地震後、炉心の冷却系統は起動
したと言う保安院。
あくまでも津波のせいなんだそうな・・・
それは、東電のデータで確認したから確かだというけれど
その東電のだしてきたデータ自体が信用できないのだ。

そして何より、
説明する場を設けていただき感謝しております・・・
といいながら、説明する電力事業者には倦怠感と言おうか
お疲れモードみたいな微妙な雰囲気が漂っている・・・
と感じたのはわたしだけだろうか・・・
それとも一時の厳しい追及さえかわせられたら
あとはGO!GO! だからと、高をくくっている?

議員から厳しい質疑が相次いだ説明会は午後4時に終了。
そのあと、NHKの取材クルーからインタビューを受けた。
全国放送のニュースで取り上げると聞いたけれど
実際、ニュースで流れたのかどうかはわからない。

6時半から会合があり、
ニュースを観ることができなかったから・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月6日(月)のつぶやき

2011-06-07 | 東日本大震災
02:36 from goo
パソコンもわたしも不調なり #goo_aran1104 http://goo.gl/29gVo
18:43 from web
「保安院 1-3号機で炉心溶融」 http://yj.pn/kcULvO #yjfc_fukushima_nuclear_plant (福島第1原発事故)わかっていながら公表してこなかったのか、いままで理解できていなかったのか・・・どっちにしてもあ~あ・・・
by nakaikemi on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敦賀バイパス第17工区

2011-06-06 | 中池見

2011年6月6日(月曜日)
今日は「敦賀バイパス道路建設促進帰省同盟会」の
総会に出席。
この同盟会の会長は敦賀市長である。

産経建設常任委員会に所属しているので
理事という肩書きがついているわたし・・・

総会のあと、
国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所の
所長ら4人との意見交換会があった。

敦賀バイパスの今年度の予定は、第17工区の調査だとか。
この第17工区は、中池見湿地の西側に位置している。
2008年に国土交通省近畿地方整備局が改良工事を計画。
そのときのブログ↓ 
http://blog.goo.ne.jp/aran1104/c/44ee10d1f6562fcc856d0ab01502805a/2

で、今日はこのバイパスの4車線化を目指すというお役人に質問。

福井県と敦賀市がラムサール登録地を目指し
国定公園として整備をすすめている「中池見湿地」があることから
環境省や福井県の環境課、敦賀市の環境課と協議しているのか。

08年の新工法をそのまま使うつもりなのか。

環境影響評価はどうなっているのか。

どの質問に対しても100%お役人答弁・・・
はっきり答えたのは
工事のための調査をおこなうということのみ。

環境省や福井県との協議はなし。
環境影響評価は必要なし。
ということのようだ。

市長はラムサール登録地を目指すと明言し
敦賀市の最重要要望事項として福井県に提出している。

市長!いやここでは会長!
なんとか言ってよ!と心の中でつぶやくわたし・・・
敦賀市側はなんで誰も発言しないんだ?

何度も手をあげるわたしに、まだ言うのか・・・
と、事務局や会場中が無言で迫ってくる感じだ。
わたしにやめろ!ともいえない事務局サイドは
冷や汗をかいているのだろうか・・・

国定公園化も最終段階を迎えていると聞く。
ラムサール登録地を目指している以上
市として国土交通省に対し、4車線化が湿地に
どのような環境の影響をあたえるのか調査を求めるべきだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月5日(日)のつぶやき

2011-06-06 | 東日本大震災
17:06 from web
急に暑くなると、身体がついていかない・・・今日は朝から頭痛がひどい。は~・・・仕事は山ほどあるというのに・・・
23:39 from web (Re: @yatsume_8
@yatsume_8 ほんとにいや~な季節です。天候に左右される身体がうらめしい・・・
23:43 from web (Re: @Mocky323
@Mocky323 ありがとう!しんどい、しんどい、あ~えら・・・と吐き出すことでちょっとは楽になります。じ~っと我慢してたらそれこそ、ドンドン落ち込みそうなので・・・
by nakaikemi on Twitter
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコンもわたしも不調なり

2011-06-05 | 日々の暮らし

2011年6月5日(日曜日)
朝から調子が悪い・・・
頭痛がおさまらず、1日中、ボ~っとしていた。
夜になってやっと少し、もちなおしてきたかなぁ・・・
と、思いきや、さっきから歯が痛くなってきた。

お~!黄色信号が点滅じゃあああ!

いそいでロキソニンを服用。
とりあえずパソコンを立ち上げて・・・
仕事しなくちゃ・・・

あ!あ!あ・・・
なんとまあぁ・・・
パソコンまで調子が悪い!

書きかけの原稿が見当たらない・・・
どこへ行ったの・・・
ハードディスクに保存してなかったわたしが悪い。
1500字の原稿、一から書き直し・・・トホホ・・・

今日は写真をアップしてお終い・・・

   

              

                           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月4日(土)のつぶやき

2011-06-05 | 東日本大震災
06:51 from goo
天災は忘れたころにやってくる・・・ #goo_aran1104 http://goo.gl/xj5p0
09:10 from Tweet Button
ザ・特集:悩む原子力専攻学生 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/BrcCccL via @mainichijpnewsはてさて、敦賀駅前に建設中の福井大学国際原子力工学研究所に来る学生はいるのでしょうか・・・
09:12 from web
停止中の原発にも「核燃料税」…福井県が条例案 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110604-OYT1T00181.htm?from=twえっ?三法交付金のかわりにむしり取る?
09:37 from goo
あ~あ・・・としか言いようがない・・・ #goo_aran1104 http://goo.gl/mycpa
16:07 from goo
「鼓童ワン・アース・ツアー2011 結成30周年スペシャル」敦賀公演せまる! #goo_aran1104 http://goo.gl/EBPfD
18:16 from goo
原発アドバイザーが必要・・・原子力村以外の人材から #goo_aran1104 http://goo.gl/F8WsD
by nakaikemi on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発アドバイザーが必要・・・原子力村以外の人材から

2011-06-04 | 東日本大震災

2011年6月4日(土曜日)
院長の独り言より
http://onodekita.sblo.jp/article/45710433.html

敦賀原電2号機放射能漏れ事故についての院長さんの見解・・・

ここに書かれているように、わたしたちはこれまで
電力事業者の上手は話のすりかえに
気付いていなかった・・・
日本原電の公表資料には24年間、
配管溶接部の点検をしてこなかったことには、
一言も言及していない。

問題は、配管の点検を今後、どのように行っていくのか
院長さんが指摘されているように、全部の配管を検査することは
無理だからしないのか・・・

こういう先生に、敦賀市の原発アドバイザーを
お願いしたいと思う今日この頃・・・

2011年06月04日
敦賀2号機放射能漏れ事故・・話のすりかえ中・・
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/27892.html
敦賀原発2号機で燃料漏れか 原子炉停止し調査へ
(2011年5月3日午前0時30分)
日本原電から2日、福井県に入った連絡によると、
営業運転中の敦賀原発2号機
(加圧水型軽水炉、出力116万キロワット)で同日、
1次冷却水の放射能濃度が通常より大きく上昇していると確認された。
燃料から放射性物質が漏れている疑いが強く、
原電は原子炉を手動停止して原因を調査する方針。
周辺環境への影響はないとしている。
県原子力安全対策課によると、1次冷却水に含まれる放射性希ガスが
1立方センチ当たり3900ベクレルで、4月26日の前回測定時から
750倍に上昇。
ヨウ素133も同4・2ベクレルと前回の2倍に上がった。
原電によると、炉心にある燃料棒の被覆管に微少な穴が開くなど、
損傷した恐れがあるという。
今後、測定回数を週1回から1日1回に増やし監視を強化する。
原電の保安規定では、1次冷却水中のヨウ素131の濃度の
上昇に基づき運転を停止するとしており、
3日以降に測定した上で6日ごろまでに原子炉停止を判断する。
福島第1原発事故を受けた既存原発の安全対策をめぐっては、
西川知事が国に暫定的な基準をつくるよう要請。
基準を満たさなければ定期検査中の原発を起動するのは困難との
認識を示している。
敦賀2号機が停止した場合、再起動には
同様の考え方が適用される可能性が強い。
県内では現在、敦賀1号機と、関西電力の美浜1号機、
大飯3号機、高浜1号機がそれぞれ定検のため停止中。
大飯1号機は定検の最終段階に当たる調整運転を続けていて、
いずれも営業運転再開の時期が未定となっている。

第一報を聞いたときには、最近でこそ少なくなっていますが、
核燃料からの放射能リークかと思っていました。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/28221.html
敦賀2号、また放射性ガス漏れ 通常値の1・3倍
(2011年5月22日午前7時10分)
日本原電は21日、核燃料からの放射性物質漏れで
原子炉を停止している福井県の敦賀原発2号機
(加圧水型軽水炉、出力116万キロワット)の排気筒から、
8億1千万ベクレルの放射性ガスが外部に漏れたと発表した。
保安規定に基づく年間の制限値(1700テラベクレル)の
約200万分の1で、周辺環境への影響はないとしている。
21日午前10時15分ごろ、原子炉補助建屋で
1次冷却水内の水素を取り除く装置の配管を取り外すため、
継ぎ手のボルトを緩めたところ、一時的に設置した
可搬式モニターの数値が上昇した。
5分後には排気筒ガスモニターの指示値が通常の
約1・3倍の数値を示した。
放射性ガスは約40分間にわたって漏れたが、
敷地内にある監視用のモニタリングポストに変化はなかった。
ボルトはすぐに締め直して同11時ごろに通常値に戻った。
原電社員ら6人が作業していたが、被ばくはないとしている。
原電は原因調査の作業手順書を作成しており
「手順書や手順に誤りがなかったか調べる」としている。
敦賀2号機は今月2日に1次冷却水の放射能濃度が高まり、
7日に運転を停止して調査していた。
8日には約7時間にわたって41億ベクレルの放射性ガスが外に漏れた。

作業手順に誤りがあったのでしょうが、
本来の放射能漏れの方が大事なことだと思われます。
(主客逆転しています)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060390210531.html
敦賀2号機、配管33カ所に穴 87年運転以来、一度も点検せず
2011年6月4日 01時58分
燃料漏れのため停止中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)で、
5月8日に微量の放射性ガスが外部に漏れたトラブルで、
日本原子力発電(原電)は3日、原子炉補助建屋にある
放射性ガス浄化装置の配管溶接部付近の計33カ所に、
微小な穴や傷があったのが原因と発表した。
この配管は国の検査対象でないため、1987年2月の運転開始以来、
一度も点検していなかった。
原電はトラブルを詳細調査するため、同21日、
浄化装置の配管取り外し工事を始めた。
その際、再び微量の放射性ガスが外部に漏れた。
作業員が対象外の配管を外そうとボルトを緩めたため、
配管内にたまっていたガスが排気筒から外部に放出された。
(中日新聞)


大事なことは、運転以来一度も点検していないことです。
ここを取り違えてはいけません。
原子力発電所は、配管の集合体で溶接箇所も無数にあります。
(本当に無数です)それらを、すべて検査することは、
実際問題としては不可能なんです。実は。

かなりの方が、車をお持ちのことと思います。
トラブルがないように点検をすることができるでしょうか?
ブレーキオイル、エンジンオイルの量などはチェックするでしょう。
しかし、ラジエーターの水漏れ、あるいはウインドーウォッシュ液など
軽微なところは、気がついたらなくなっていたことなど、
ありませんか?
それを広げて、1000台~10000台の車があると考えてみてください。
もう、物量的に無理だと思います。
そんな管理、人間にはできません。

実際に溶接線を検査するには、溶接線を磨いて、
PT(Penetrat Testing)と呼ばれる非破壊検査をする必要があります。
・磨いて
・赤い浸透液を浸透させ
・白い検査用のスプレーをする。
これをひとつひとつの溶接線に対して実施していては、
コスト的にとても見合いません。

敦賀発電所の発表文書では

5月8日の排気筒ガスモニタ上昇原因の調査において、
水素再結合装置周りの配管の溶接部等に複数の微小な漏えい箇所を
確認しました。
現在、詳細調査をおこなっています。
5月21日に排気筒ガスモニタが上昇した原因を調査したところ、
漏えい箇所の配管の取り外し範囲を変更したことから、
保修室員、メーカー設計者、協力会社作業責任者で現場確認を
行っていた際、設計者は安全弁の入口側で配管を取り外すことを
説明しましたが、作業責任者は安全弁すべてを取り外すものと
誤認しました。
また、保修室員は工事要領書が変更されていない状態で
作業を許可していたことから、作業責任者が誤認していることに
気づきませんでした。
その後、作業責任者の指示により作業が開始され、
当該安全弁出口側フランジが緩められた際に、
出口側の系統内に滞留していた放射性ガスが漏れ、
排気筒から放出されたことが原因と推定しました。
対策として、現場確認時に作業内容の
詳細な打ち合わせを行うこととしました。
また、作業に変更があった場合は、工事要領書を変更し、
保修室員が確認を行った後、作業を実施することを
社内規程に明記し、関係者へ周知徹底しました。
(平成23年6月3日お知らせ)

 

 

と主客が明らかに逆転しています。
これは、原子力広報特有の『すり替え』です。
大事な問題から目をそらせるのが目的。
その証拠に、系統図にはどこの溶接から漏れていたのかの表示が一切ありません。

おそらく、すべての原子炉で同様の配管の検査はしていないはずです。
各電力の原子力部門はどうするのか?
また、その会社の経営陣はどう判断するのか。

次々と難問がおそってきています。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「鼓童ワン・アース・ツアー2011 結成30周年スペシャル」敦賀公演せまる!

2011-06-04 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

2011年6月4日(土曜日)
昨日の読売新聞・文化欄で「鼓童」がおおきくとりあげられていました。

「鼓童」の生の舞台は鳥肌が立つほどすばらしい・・・
太鼓の響きが心臓の鼓動と共振し、
生きてるぞう!と言わんばかりに血が体中を駆け巡る。

そんな舞台がここ敦賀でも観られる!
見逃しちゃあ、もったいない!

チケットは全席指定。
前売り4000円(当日5000円)

お問い合わせはこちらから
ぽーとあい(敦賀市文芸協会)
http://www.port-ai.net/
--------------------------------------------------------------------------------

「鼓童ワン・アース・ツアー2011 結成30周年スペシャル」

●日時:6月22日(水)19時開演(18時半開場)
●場所:敦賀市民文化センター 大ホール

●料金:前売り 全席指定 *    未就学児は入場できません
大人4,000円(当日5,000円)・高校生以下2,000円(当日3,000円)
                    
座席表はこちらからご覧ください。
http://www.port-ai.net/pop3.html
●好評発売中

ぽーとあいお問合せ電話予約販売:0770-20-1311
ぽーとあいお問合せメール予約販売:
kodou-info@port-ai.net

-------------------------------------------------------------------------------

鼓童のホームページ↓

http://www.kodo.or.jp/news/index_ja.html

鼓童30年 和太鼓、世界に響く

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/trad/20110603-OYT8T00545.htm

新潟の佐渡島を拠点とする「鼓童(こどう)」が、
今年結成30年を迎え、年末まで全国を巡演している。

国内のみならず海外でも公演を行い、
民俗芸能の和太鼓に新風を吹き込んだ、
演奏集団の歩みと未来を探る。(文化部 塩崎淳一郎)

演奏者の村

新潟港から佐渡島の表玄関の両津港まで、高速船で約1時間。
車で島をさらに約1時間縦断すると、島の南部、
小木(おぎ)半島にある鼓童の本拠地「鼓童村」に着く。
集落からも離れ、太鼓の音が木立を震わすだけのこの場所で
男女25人の演奏者が日々研さんを積んでいる。

全国各地の若者が集まって1971年に
「佐渡の國(くに)鬼太鼓(おんでこ)座」を結成。
10年間活動した後、81年に「鼓童」発足。
その年、ドイツで現地の楽団と演奏して知名度が高まった。
以降、太鼓の世界に旋風を巻き起こす。
林英哲、レナード衛藤ら人気奏者を輩出。
佐渡、国内、海外で3分の1ずつ暮らして演奏活動を行う。

今年は30周年記念として、1月末の北米ツアーから始動。
ニューヨーク・タイムズは
「震災があってもいつもと変わらぬ鼓童の演奏だったが、
鬼気迫る空気が立ち込めていた」と記した。

玉三郎の貢献

歌舞伎俳優の坂東玉三郎に演出を依頼したのは2000年。
マンネリを打開し、表現の幅を広げようと模索中の時期、
玉三郎の奥行きある舞台を見たメンバーが島に招き、意見を求めた。

玉三郎のアドバイスに戸惑いながらも、翌年には稽古を始め、
03年、玉三郎演出の舞台公演を行い、好評を得た。
続いて玉三郎主演の舞台「アマテラス」に参加し、
新たな演奏スタイルによるコンサート「打男 DADAN」が誕生した。

玉三郎はさらなる飛躍へ向けて、望みを語る。

「時分の花ではなく、まことの花になるために、
明確な方向性がほしい。
そのためにメンバーが競い合い、良質の演目を多く持つことが大事。
100年続けるためには、自己満足、自己完結するような集団ではだめで、
客が喜ぶ作品を充実させる必要がある。
『アマテラス』『打男』のように太鼓の基本は崩さず、
新しい味付けを心がけなければ」。
また、
「芸術はお金がかかる。
興行をキチンと行ってお金が回る仕組みを作り、
豪華な舞台を見せてほしい。
それは江戸時代以来の歌舞伎の歴史も同じ。
命がけで太鼓に取り組む若者のため、私には伝えたいことが
まだたくさん残っている」と意欲を語る。

佐渡との絆

「入門日本の太鼓」(平凡社新書)を書いた
茂木仁史・国立演芸場(東京)演芸課長は、
「鼓童が最初に認知されたのは海外で、
逆輸入の形で日本でも評価された。
他の太鼓グループが従来の伝統芸能の延長線上で型を作ろうと思い悩む中、
鼓童は曲に応じてスタイルを変え、和太鼓の目新しさを前面に出し、
その活動は異彩を放った」と評価する。
今後も海外での公演が充実した内容に高められることを期待している。

一方、結成以来、公演の制作や運営で苦闘の日々を送った
青木孝夫代表(55)は、地元佐渡の人々と
「よりつながりを深める」という目標を掲げる。
「島の魅力を広め、鼓童が島の地域産業になり、
観光客を呼び込めるようにしたい。
例えば集落ごとに特色の異なるミニコンサートがいつもあるような
芸能の島に……。そんなアイデアはどうですか」

メンバーの夢は、なおも膨らむ。

60歳と26歳

「太鼓が好き。一生かけて打ち続けることが私の仕事です」
と穏やかに語るのは藤本吉利(よしかず)、60歳。
発足以来のメンバーで最高齢だが、現役を貫く。
若い頃は禁欲的に太鼓に取り組み、マラソンで足腰を鍛えた。
80歳まで続ける覚悟だという。
「私は芸人ではなく、ショーを見せるのでもない。
太鼓を一心に打つことで、日本人の精神性を表現することを
心がけてきた。今なお格闘の人生を続けています」

26歳の中込(なかごめ)健太は小学生から和太鼓を始め、
高校まで続けた後、鼓童の研修所に入り、
4年前、正式なメンバーになった。
筋骨隆々の肉体を武器にした迫力ある大太鼓の演奏で注目を集める。
「様々な芸術の分野の中で、和太鼓が確固とした位置を占めるように」
と若い世代を代表して願いを語り、
「マニアが好む音楽ではなく、
世の人がみんな知ってくれるような認知度を得たい」と稽古に励む。


「鼓童ワン・アース・ツアー2011~結成30周年スペシャル」 
12月まで全都道府県を巡演中。(電)0259・86・3630。
(2011年6月3日  読売新聞)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あ~あ・・・としか言いようがない・・・

2011-06-04 | 東日本大震災

2011年6月4日(土曜日)
あ~あ・・・なニュース。
電力事業者をこれでも信用しろというのですか・・・

最初は中日新聞・・・次は東京新聞・・・
なんで東京新聞のほうが詳細なんだ?
最後の記事は「もんじゅ」こちらは福井新聞

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060390210531.html

敦賀2号機、配管33カ所に穴 87年運転以来、一度も点検せず

燃料漏れのため停止中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)で、
5月8日に微量の放射性ガスが外部に漏れたトラブルで、
日本原子力発電(原電)は3日、原子炉補助建屋にある
放射性ガス浄化装置の配管溶接部付近の計33カ所に、
微小な穴や傷があったのが原因と発表した。
この配管は国の検査対象でないため、
1987年2月の運転開始以来、一度も点検していなかった。

原電はトラブルを詳細調査するため、同21日、
浄化装置の配管取り外し工事を始めた。
その際、再び微量の放射性ガスが外部に漏れた。
作業員が対象外の配管を外そうとボルトを緩めたため、
配管内にたまっていたガスが排気筒から外部に放出された。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060301001056.html

敦賀2号、配管33カ所に穴 87年稼働後、点検せず

日本原子力発電は3日、微量の放射性ガスが外部に漏れた
敦賀原発2号機(福井県敦賀市)のトラブルは、
放射性ガスが通る配管に33カ所の微小な穴が開いていたことが
原因と発表した。
同社は1987年の運転開始以来、この配管の点検を
していなかったことも明らかにした。

2号機では5月2日に1次冷却水の放射性物質の濃度が大きく上昇し、
原子炉を停止。
同8日に排気筒から微量の放射性ガスが漏れた。

日本原電の調査で、冷却水の放射性物質濃度を低減させる系統の配管に
33カ所のごく小さな穴が見つかった。
また、3カ所の継ぎ手部分からもガスが漏れていたことが確認された。
今後詳しい原因を調べ、修理や交換を検討する。

同社は、87年の運転開始後、
この配管の点検や交換をしていなかったことについて
「国が認める技術基準では、点検の必要がない部分だった」としている。

2号機では調査中の5月21日にも漏えいトラブルがあり、
同社は「作業員が配管の切断部分を誤ったのが原因」とした。
(共同)

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/28468.html

もんじゅ非常用発電機損傷 点検時に過大圧力、強度不足も

日本原子力研究開発機構は3日、
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の非常用ディーゼル発電機の
シリンダー部が損傷したトラブルで、原因は点検で
シリンダーのふたを取り外す際に過大な圧力をかけたためと発表した。
損傷したシリンダーは、製造時に鉛が混入して
強度不足だったことも分かった。

経済産業省原子力安全・保安院によると、
鉛が混入しているシリンダーは、1987年2月から
89年5月までの間に製造されている。
県内では、もんじゅのほか関西電力美浜原発1号機で使用。
北陸電力志賀原発1号機などでも使われており、保安院は3日、
健全性の確認や交換などの措置を取り報告するよう求めた。

もんじゅでの同発電機のトラブルは昨年12月、
分解点検を終えて最終段階の発電試験を行った際に起きた。
12本あるシリンダーの1本で、
ピストンの外筒に13カ所のひび割れを確認した。
点検をしたメーカーの作業員への聞き取りなどの結果、
シリンダーのふたを油圧ジャッキで取り外す際、
油圧計を付けずに作業をしていたと判明。
過大な圧力をかけたため破損に至ったと推定した。
作業要領書に油圧計の取り付けは明記されていなかった。

また、調査の過程で鉄製のシリンダーの強度不足が確認された。
製造時に鉛成分が混入し、基準の6割程度の強度しかなかった。
ただ適切な油圧で作業すれば、強度不足のシリンダーでも、
ひび割れは起きないという。

原子力機構は6月中に、当該発電機のシリンダーを
すべて新品に交換する。
作業要領書に油圧計設置を明記。
ほかの2台のシリンダー計24本は強度を測定していく。

一方、関電は美浜1号機に2台ある同発電機の全シリンダーを調査。
そのうち、基準を下回った2本をすでに新品に交換した。
北電も志賀1号機で点検を行い、自主基準を若干下回った
16本を交換することにした。

同発電機は外部電源を失った場合に緊急炉心冷却装置(ECCS)などに
電力供給する重要な設備。
東京電力福島第1原発事故では津波で壊れ、
炉心冷却機能を失う事態になった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする