はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

もんじゅ、いよいよ正念場・・・来週の23日に落下物の引き抜き

2011-06-18 | 東日本大震災

2011年6月18日(土曜日)
今日の午後5時からのテレビ朝日「ドキュメンタリ宣言」は
「高速増殖炉 もんじゅ事故」。

そのもんじゅ・日本原子力研究開発機構敦賀本部の週報
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2011/06/w110617.html

昨日、敦賀市役所の記者クラブで開かれました。

今日の産経新聞のもんじゅ落下物の引き抜き工事の記事によれば
来週の23日に引き抜く模様。
つまり、月曜日にはその前段階として
3)ポーラクレーンで一体引抜用案内管内にジャッキを取
付け、固着ナトリウムのせん断操作
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/monju_site/pdf/rcrgaiyou.pdf
という作業にはいるということになります。

↓産経新聞の記事

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110618/fki11061802510001-n1.htm

もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井

日本原子力研究開発機構は、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で
原子炉容器内に落下したままになっている燃料交換用の
炉内中継装置本体を23日にも引き抜く方針を固めた。

炉内中継装置は直径46センチ、長さ12メートル、
重さ3・3トンの円筒形。
中央が直径約40センチの空洞になっており、
燃料交換の際に空洞を燃料棒が通る仕組み。
昨年8月に落下し、接合部が変形したため引き抜けない状態が続いている。

原子力機構は当日、専用器具を使って装置と
原子炉容器上ぶたの一部「スリーブ」(重さ3・6トン)ごと引き抜く計画。
引き抜き後順調に作業が進めば今秋にも復旧し、
今年度中に40%出力試験を行う考え。

関係者によると、週明けにじゃばら式の専用器具を設置。
23日午前9時ごろには、本体引き抜き作業に着手する。
全体の作業終了は深夜になるという。
当日は経済産業省原子力安全・保安院が立ち入り検査を行う。


このブログでもんじゅのことを取り上げると
アクセスカウントが飛躍的にふえます。
ほとんどがtwitterからのアクセス・・・
それほど「もんじゅ」への関心が高いということでしょう。

さて引き抜き工事も来週がいよいよ正念場!
いまは何事もおこらないように無事、作業が進むことを
願うばかりです。

コメント (3)
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6月17日(金)のつぶやき

2011-06-18 | 東日本大震災
00:16 from goo
いよいよ来週は代表質問と一般質問 #goo_aran1104 http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/749c3f2519c4455b9b97dd180714da94
00:50 from web
http://t.co/3AMp4u6
16日のもんじゅ炉内落下物の引き抜き工事進捗状況の発表資料です。このあと油圧ジャッキの取り付けになるはず・・・
01:01 from Tweet Button
原発銀座は何故生まれたのか http://t.co/5tXPls5 嶺南と嶺北の格差と確執はほんとうに根深い・・・お互いに差別し合っています。
05:11 from Tweet Button
原発:中部電力社長、福井県知事にインタビュー…毎日新聞 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/v8SqxBE via @mainichijpnews 西川さん言ってることは正論だけど、はてさて何をもくろんでいるのやら・・・
05:16 from Tweet Button
ザ・特集:原発とともに歴史刻む、東大工学部原子力工学科 1期生の胸中は - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/RJ6pfa7 via @mainichijpnews ◇「やはり原子力と人間は共存できない」--立命館大名誉教授・安斎育郎さんの言葉が胸を打つ。
05:26 from Tweet Button
学校プール:文科省が利用容認…福島県内、月2回検査で - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/flD1EAS via @mainichijpnews 文科省のお役人とそのご家族は福島県内でプールを利用してください。
05:28 from Tweet Button
12%から実質17%に 核燃税アップ強気の県 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://t.co/UHjsdm2 運転再開への道・・・
11:35 from Tweet Button
「将来の脱原発」2人 「削減」9人 知事アンケート http://t.co/XlEIlEq やっぱりね・・・西川さん正義感あふれるトップランナーきどりだけど、そろそろ本音、さらしたら?大好き!原発。おいしい原発!ってね・・・新幹線もはやくほしいんだもんってね。
15:22 from web
北陸地方も梅雨入り!の宣言が出たとたん、雨はあがりやたら暑い・・・FRIDAYの緊急増刊号を買ってきた。福島第一原発「放射能の恐怖」全記録と表紙に書かれている。週刊現代にFRIDAY、講談社さんがんばってますね。
15:33 from web
昨日の朝日放送NEWSゆう+のウラドリに出ました(堀江 政生さんが敦賀で取材)。推進一辺倒の河瀬市長がかすんで見える・・・滋賀県知事・嘉田さんはやっぱりすごい。
16:07 from web
RT @myanmyanmyan: きのうの朝日新聞オピニオン欄。松本哉氏、脱原発デモについて。「(民衆は)「集団ヒステリー」ではなく、ようやく我に返ったのです」http://t.co/PWGDwKy
16:58 from web
今日の分はまだアップされていない・・・もんじゅのお知らせ・トピック・その他はこちらから http://t.co/YPZmqjV
17:02 from web (Re: @Sakai_Akiko
@Sakai_Akiko お大事にね・・・無理は禁物!とは言ってもついつい無理してしまうのが女性議員・・・まだまだマイノリティな存在なんです。目に見えないところでがんばってしまうところが・・・
19:56 from web
http://t.co/lY4EYqi 本日のもんじゅ落下物引き抜き工事の進捗状況。
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6月16日(木)のつぶやき

2011-06-17 | 東日本大震災
12:48 from Tweet Button
Reading:NHKニュース 「皆既月食」沖縄などで観測 http://t.co/Blbb8lg時半に外へ出てみたけれど、真っ暗だった・・・in敦賀
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いよいよ来週は代表質問と一般質問

2011-06-16 | 議会

2011年6月16日(木曜日)
昨晩から歯が・・・というより歯茎が腫れて
奥歯がグラグラする。
ものが噛めないし、あたると痛い。
今日はおとなしく家にとじこもり、ちょっと中休み。

さて来週から代表者質問、一般質問が始まる。

おっと、その前に6月議会初日の本会議がすでに
インターネットで録画配信が始まっていました。

http://www.tsuruga-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1

こちらは↓代表質問と一般質問の発言通告一覧です。

http://www.city.tsuruga.lg.jp/sypher/open_imgs/info/0000027520.pdf

やはり今回は原子力防災が多い・・・
わたしは現在、オフサイトセンターに設置されているスピーディを
市役所横の防災センターにもってきて、常時稼働させるように
という提案と
原発マネーの恩恵を受けていない原子力の専門家(学識経験者)を
オブザーバーにするよう提案。
この順番ではたぶん21日の最後あたり・・・かな?

代表質問
〔1〕市政会 常 岡 大三郎 君 (52分)
1 市長マニフェストと執行組織について
2 今後の財政運営について
3 原子力行政について
(1) 原子力発電所の安全確保
(2) 地域振興策
(3) 原子力防災
4 敦賀短期大学と市立看護専門学校の再編について
5 敦賀駅周辺整備について
(1) 敦賀駅舎の改築
(2) 駅西地区の再整備
(3) 駅周辺のデザイン
6 敦賀港の活性化について
7 教育問題について

〔2〕新政会 馬 渕 清 和 君 (50分)
1 敦賀市の財政政策について
(1) 市債残高と今後の事業計画
(2) 原子力発電所の今後の見通しと財政への影響
(3) 市公共施設の現状と今後の管理運営方針
2 敦賀市の防災について
(1) 原子力発電所の現状と安全対策
(2) 原子力防災の見直し
(3) 災害時の通信手段の整備
3 二級河川笙の川の河川整備について
(1) 現状と今後の整備計画
4 環境監視センター新設について

〔3〕市民クラブ 木 下 章 君 (37分)
1 原子力の防災対策について
2 市長のマニフェストについて
3 市立敦賀病院と看護系大学の設置について
4 教育問題について

〔4〕公明党 高 野 新 一 君 (35分)
1 河瀬市長の市政運営に対する考えについて
2 敦賀市の災害防災対策について
3 日本海側拠点港選定について

〔5〕日本共産党敦賀市会議員団 山 本 貴美子 君 (35分)
1 原子力政策の見直しについて
2 開発型大型公共事業の見直しについて
3 介護保険の見直しについて

一般質問
〔1〕上 原 修 一 君
1 原発問題について
(1) 原発の過酷事故
(2) 原発の安全神話
2 再生可能エネルギー問題について

〔2〕山 崎 法 子 君
1 安心、安全対策について
(1) 公立学校施設の防災機能の向上
(2) 被災者支援システムの現状

〔3〕増 田 敬 君
1 敦賀市の原子力発電所の安心・安全を確保するためのコンセプトについて
(1) 原子力研究開発機構に対する指導
(2) 敦賀市の安心安全の仕組みづくり
2 エネルギー基地都市としての敦賀のエネルギー産業について
3 コミュニティバスのさらなる充実のための提案について

〔4〕力 野 豊 君
1 高規格道路について
(1) 敦賀南IC(仮称)
(2) 設計協議確認事項
2 防災について
(1) 避難道路
(2) 道路除排雪機械整備費補助事業導入
3 東日本大震災救援策について

〔5〕籠 一 郎 君
1 敦賀病院の現状について

〔6〕前 川 和 治 君
1 道路整備について
2 防災対策について
3 節電対策について
4 不適正経理について

〔7〕今大地 晴 美 君
1 望まれている緩和ケアについて
2 福島第一原発事故以後の敦賀市の対策について
(1) スピーディの導入
(2) オブザーバーの配備

〔8〕立 石 武 志 君
1 道路整備促進について
(1) 県道岡山・松陵線
(2) 新規道路整備促進
2 全国大会出場激励費について
3 グラウンドゴルフ(運動公園内施設整備を含む。)について

〔9〕福 谷 正 人 君
1 耐震診断及び補強等について
2 中心市街地活性化基本計画について
3 中学校のあり方検討委員会について

〔10〕田 中 和 義 君
1 雪害対策について
(1) 除雪体制及び消雪装置の設置状況と今後の見通し
(2) 屋根融雪装置の補助金及び考え方
2 水害対策について
(1) 河川整備工法と治水の考え方
(2) 市行造林の現状及び植林による治水の考え方

〔11〕岡 武 彦 君
1 安心安全なまちづくりについて
(1) 融雪(消雪)装置の設置
(2) 見守り隊

〔12〕佐々木 真 君
1 財政計画について
(1) 電源立地地域対策交付金
(2) 今後の財政運営の方針
2 農業政策について
(1) JA統合による影響
(2) ふるさと夢市場
(3) 遊休農地・若手農業者育成

〔13〕林 正 男 君
1 市長就任5期目の政治姿勢と抱負について

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6月15日(水)のつぶやき

2011-06-16 | 東日本大震災
08:28 from Tweet Button
関電:核燃料税上げ、福井県と17%で合意 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/BquEgIM via @mainichijpnews強気だね、西川知事・・・さすが福井県の交渉人!原発も新幹線も意のままにするつもりだね・・・
08:34 from web
河野議員「原発一本やりの自民変える」 議連会合で強調 http://t.co/MnT4PSz河野さん、前途多難・・・だけどがんばってほしい。
10:20 from goo
おでんやのカウンターの向こうで・・・ #goo_aran1104 http://goo.gl/2sufx
10:52 from web
「原発と地域振興」で検索すると出てくるのがこれ!
http://t.co/sJhgXch
いまから28年前のお話です。そのとき何も言わなかったわたしも
加害者かもしれない・・・
14:12 from web
RT @konotarogomame: 再々送 ブログ更新:原発は再稼働できるか http://t.co/IxJYluw
15:00 from web
RT @kodomo__mirai: 西川知事は県民を守ると言って定期検査中の7基を動かさないと言いながら、残り6基の運転は認めている。ドイツのように、一旦全て止めるべきではないでしょうか。/『知事、原発の必要性あらためて強調 安全確保を最優先』中日新聞 http://b ...
15:01 from web
RT @tenseihonpo: 敦賀市の中池見湿地で「ホタルの観測会」!開催日:6月17日(金)、6月24日(金)、7月1日(金)
http://www.tenseihonpo.com/travel-sightseeing/201106_girl_honpo_trave ...
16:21 from Tweet Button
ニュース - 科学&宇宙 - 10年ぶりの長時間、今夜皆既月食(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト http://t.co/Qj3jVTl via @natgeojp明日の午前3時22分、赤い月を見ることはできるだろうか・・・
17:10 from web
RT @kodomo__mirai: 今もんじゅは冷えています。まず廃炉を決めてNaを抜く。燃料は別の場所で厳重保管。施設は解体せず、永久保存がいいでしょう。解体してもゴミの捨て場がないため、フライパンやベンチにされてしまいます。質問が多いので答えました。 #fukui ...
17:27 from web
☆福島の子どもたちを守るための緊急署名避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を http://t.co/rFeXf06あなたもぜひ署名を!
by nakaikemi on Twitter
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おでんやのカウンターの向こうで・・・

2011-06-15 | 東日本大震災

2011年6月15日(水曜日)
昔、八新が繁盛していたころの話である。
Tちゃんというお客がいた。
Tちゃんはいわゆる原発作業員だ。

日立製作所の下に、日立プラントがありその下の小さな
下請け会社の社員だった。
日本原電の定期検査のときには、必ずと言っていいほど
敦賀へ来ていた。

当時、日本原電からは作業員一人当たり1日10万円の
日当が支払われるとも言われていた。
その日当がひ孫請け会社の社員だと、
1万円を切るときいたことがある。
一応、社会保険や労災が整っているからだそうだ。

一匹狼といわれる高い技術を持った作業員は
ひ孫請けの会社の社員にはならず、
その親会社に直で雇ってもらうとも聞いた。
高い日当だけど、保険も労災もないそうだ。

日立プラントの社員は下請けの作業員の前では
ひどく横柄で威張り散らしているくせに、
日立製作所の社員の前では平身低頭・・・
その日立製作所の社員も日本原電の社員の前では借りてきた猫。

Tちゃんたちが小さなおでんやのカウンターで、親会社の社員とたまに
鉢合わせをすると、Tちゃんたちの親方は親会社の社員を
接待する光景はよくみたけれど、
親会社の社員がTちゃんたちの飲み代を持ったことは一度もなかった。

あいつら、威張るのが仕事だからよ・・・
図面もまともに読めねぇくせに・・・
溶接のプロを自認する親方はボソっとつぶやく。

日当9000円――なぜ原発で働く人の賃金は安いのか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000017-zdn_mkt-soci

という記事を目にして、Tちゃんのことを思い出したわたし。

日当9000円――なぜ原発で働く人の賃金は安いのか
Business Media 誠 6月14日(火)11時28分配信

原発で働く下請け労働者の賃金は、高くない。
震災前、ハローワークに出ていた求人票には
「日当9000~1万1000円」と書かれていた。
被ばくの危険性が伴うのに、なぜ原発労働者の賃金は安いのだろうか。
『週刊東洋経済』の現役記者が、その理由を明らかにした。

いまだ深刻な状態が続いている、東京電力の福島第1原発。
放射線量の高い環境の中、電源復旧やがれき撤去などのために、
東京電力の社員と下請け労働者による作業が続いている。

事故後、ハローワークのWebサイトに
「福島第1原発でのバイト募集」が掲載され、このように書かれていた。
「原子力発電所の清掃、修復工事の補助」
「防護服や保護具などをつけて一日3時間ほどの作業」
「賃金は時給1万円(3日3万円)」――。

では事故前にはどのくらいの賃金が支払われていたのだろうか。
原発で働く労働者の取材を続ける『週刊東洋経済』の風間直樹記者が、
何重にもわたる下請け構造を明らかにした。

※本記事は6月4日に開かれたシンポジウム
「そこで働いているのは誰か――原発における被曝労働の実態」の
講演内容をまとめたものです。

下請け労働の構図

東京電力の福島第1原発で事故が起きる前、
地元のハローワークにはこのような求人が出ていた。
「福島原発 仕事内容は原子力発電所内の定期検査・機械・
電気・鍛冶溶接及び足場作業」と。
日給は9000~1万1000円。
原発の労働はさまざまな問題を抱えているのにも関わらず、
賃金は決して高くない。
むしろ「安い」と言っていいだろう。

原発で働くにあたって、どういう条件が必要なのだろうか。
求人欄を見てみると
「学歴不問、年齢不問、応募資格不問、スキル経験不問」と、
すべて「不問」と書かれている。
まさに「身体ひとつで原発に来い」といった感じの内容だ。
また事故後、他の原発の求人を見ても、内容はほとんど変わっていない。

多くの関係者は「原発は下請け会社なしでは回らない」と語っている。
原発において、電力会社の社員と下請け労働者の比率は
どうなっているのだろう。
2009年度のデータ(原子力安全・保安院)によると、
日本の商業用原発の労働者のうち電力会社の社員は1万人弱なのに対し、
下請け労働者は7万5000人。
原発では、下請け労働者が圧倒的多数を占めている。
福島第1原発でも、東電社員1100人ほどに対し、
下請け労働者は9000人を超えていた。

偽装請負が続いた理由

下請け労働の構図を見てみると、まず東電の下に元請会社がある。
この元請会社をみると東証一部上場の大企業が並んでいる。
ただ実際に、原発に労働者を送り込んでいるのは、
1次~8次の下請けの会社。
求人票に掲載されている会社を調べてみると、
ほとんどが社員数人の零細企業。
原発で作業をする上で特殊な能力があるわけでなく、
ごく普通の人たちが作業をしているのだ。

さらに取材を進めていくと「なるほどな」と思うことがあった。
そもそも電力会社というのは公共的な色が強いため、
コンプライアンスにはうるさい……はず。
なのに、東電の下には8次下請けまで存在していた。
東電が行っていたことは偽装請負(契約上は業務請負であるのに、
実際には人材派遣になっている状態)で、限りなく違法行為に近いのだ。

なぜ東電は、こうした違法行為を行っていたのだろうか。
地元には原発に人を送り込むだけの零細企業がたくさん存在している。
こうした会社が、お互い仕事を投げ合い、
地元にお金を流すスキームをつくりあげていたのだ。

現在、公共事業の仕事が減っている。
また、いわゆる“丸投げ”でお金を抜くことが難しくなっている。
そうした環境の中で、電力会社は地元にお金を落としてくれる、
数少ない“お得意様”になっているのだ。

通常、原発作業の現場を取り仕切っているのは2次、3次下請けの正社員だ。
2次下請けの正社員20代の男性に話を聞いたところ
「原発では4次、5次以下の下請け労働者たちと働いている。
特に定期検査のときには20~60代の労働者がたくさん来るが、
彼らがどこの会社に属しているのか分からない」などと語っていた。
4次、5次以下の下請け労働者の賃金を聞くと、
ハローワークに書いてあった数字(9000~1万1000円)とほぼ同じだった。

東電が行っていることは偽装請負に該当するわけだが、
なぜこのことが問題視されなかったのだろうか。
その理由の1つに、行政が摘発できなかったことが挙げられる。
関係者に聞いたところ
「労働基準監督署(労基署)が現場作業をしているところに入る場合、
抜き打ち検査を行うのが当たり前だ」という。
労基署の検査は厳しくて、突然やって来て、書類を確認し、
労働者を集めて話を聞いたりする。
なぜ抜き打ちをするかというと、会社が都合の悪いものを隠してしまうから。

しかし原発の中は危険なので、予告監督せざるを得ない。
管理者の指示に従いながら、検査しなければいけないのだ。
このように“手入れ”がしにくい職場なので、長年、不正が隠されてきたのだ。

原発で働いていた証明書がない

現場で働く7次、8次下請けの労働者に話を聞くことができた。
原発で働くに至った経緯を聞いたところ、
ハローワークなどで申し込んだ人もいるが、
地元の先輩や知り合いからの紹介という人が多い。

ある男性は
「地元の先輩から『誰でもできる即金の仕事だ』と紹介され、
連れて行かれたのが原発だった」と話していた。
この男性の場合、採用面接や健康診断もなく、
安全教育は初日に見せられたビデオだけ。
雇用契約書もなければ、社会保険も未加入……。
考えてみれば、この男性は“原発で働いていた証明書がない”ことになるのだ。

原発では、“労災申請ができない力”が強く働いている。
建設業ではよくある話であるが、そこで働いている労働者が
労災申請をすれば、発注者から2度と仕事が回ってこなくなる。
ただ建設業であれば、数が多いので他の職場を当たることができる。

しかし電力業界では発注者は東電のみ。
東電ににらまれれば、その地域で働くことが
できなくなるかもしれない不安がある。
なので他の産業に比べ、“労災申請ができない力”が強いのだ。
原発ではずさんな管理が行われていたのにも関わらず、
労災震災は2008年度までの32年間で48件しかない。

1988年、関西電力の高浜原発で少年3人が、
労働者平均の約5倍の被ばく量となる危険な作業を行わされていた。
原発(管理区域内)では未成年者の労働が禁じられているが、
少年は住民票を偽造され働かされていた。
その少年を斡旋したのは、京都府内の暴力団員。
少年たちは4次下請けで働いていたが、暴力団に3割ほどピンハネされていた。

30年前と比べ、原発で働く労働者の賃金水準はあまり変わっていない。
報道写真家の樋口健二氏によると
「15年前、東電は1人7万円の日当を出していたが、
ピンハネ率は8割を超えていた」という。
なぜ賃金水準が変わらないかというと、下請け構造があるから。

下請けというのは各段階でお金を抜いていく。
たくさんある下請けの構造を変えない限り、
原発で働く労働者の賃金は変わらないだろう。

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6月14日(火)のつぶやき

2011-06-15 | 東日本大震災
05:26 from goo
もんじゅ落下物引き抜き工程について #goo_aran1104 http://goo.gl/vpi4y
08:02 from Tweet Button
【ローマ発】 「東電福島」と共に崩れ去ったイタリア原発政策の虚構 : 田中龍作ジャーナル http://t.co/6jaoJqH via @tanakaryusakuイタリア、すごい!
08:11 from web
全原発停止なら…家庭の電気代1千円アップと試算 : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://t.co/mWttoA7原発推進のための脅しだわ・・・
08:18 from Tweet Button
橋下知事:大阪府内に原発「設置是非問う」 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/u1PRPEO via @mainichijpnews次から次へと言ってくれますね、橋下さん。関電の反論や如何に!
14:35 from モバツイ / www.movatwi.jp
議会終わったなう!
16:21 from Tweet Button
山本拓衆議院議員記者会見 - iwakamiyasumi5 http://t.co/ltZ6wGqほんと、哀しい・・・恥ずかしい・・・福井県民やめたい気分・・・選んだのも福井県民・・・
16:28 from web (Re: @kayayan_
@kayayan_ 今日は予算決算常任委員会でしたぁ。はやく委員会もインターネット中継できるようにしなきゃね!
17:20 from web (Re: @rockscaper
@rockscaper でも選挙になると保守王国福井県民は投票しちゃうんだろうなぁ・・・この人に・・・
22:33 from web
RT @Barenreiter: やったああああああ!!!!!! 絶望の中、少しだけ、光りが見えた! RT @yumeyumemixi 【アドバイザーは小出裕章氏!】福島に「こども福島情報センター 市民放射能測定所」が誕生! http://t.co/50IKcJZ #ge ...
22:35 from web
RT @monjukun: やっぱり考えてかなきゃだめだね。ボクが事故起こしたら、たくさんの人を不幸にしちゃう。原研のおじさんは事故シミュ教えてくれないけど、設計した大前研一さんが止めろっていうからボクはあぶないんだよ。そうなる前に止まりたい。どしたらいいんだろ。
23:12 from web (Re: @maekawa_twitte
@maekawa_twitte twitterデビューおめでとう!なかなかステキ!
23:32 from web
反原発は「集団ヒステリー」 自民・石原幹事長 http://t.co/4bguTK9あいた口がふさがらない・・・さすが石原都知事の息子!ストップ・ザ・差別発言!
23:42 from web
RT @genkikun_bot: ボク 六ヶ所村のげんきくん! 古い原発ベスト3は!
第3位 島根原発! 1974年3月29日運転開始

第2位 美浜原発! 1970年11月28日運転開始

そしてぇ
第1位は!
敦賀原発! 1970年3月14日 運転開始!
つるがくん ...
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6月13日(月)のつぶやき

2011-06-14 | 東日本大震災
05:44 from goo
未熟な大人で恥ずかしいよね ダッ!ダッ!脱・原発の歌 #goo_aran1104 http://goo.gl/I7SSz
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もんじゅ落下物引き抜き工程について

2011-06-13 | 東日本大震災

2011年6月13日(月曜日)
今日は日本原子力研究開発機構で落下物引き抜き工事の
進捗状況を聞いてきました。

↓こちらが引き抜き工程の図
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/monju_site/pdf/rcrgaiyou.pdf

現在、この図の2/6ページ、⑥2)の段階

まだ、本格的な引き抜き工事の前段階で
引っかかって引き抜けない「炉内中継装置」の真ん中の穴に
保持棒を入れる作業をこれからおこなうんだそうです。

炉内中継装置の下から5メートルのところにつなぎ目が合って
ここが変形したため、引き抜けなくなってしまったとのこと。

保持棒はこのつなぎ目から下の部分が落下しないように
支える棒・・・直径23センチ・長さ11メートル・重量300キログラム

 


保持棒が中継装置の底に到達したら保持棒上部のハンドルを回す。
ここが↓保持棒上部


すると底の部分から押さえ板があらわれる構造になっているんだそうな。
その押さえ板、クルリと回って出てくるというので
軸の部分の強度とか、押さえ板自体がはずれて落下しないのか
ちょっと心配・・・で、聞いてみましたが
ちゃんと計算されているので大丈夫と言っていました。

この保持棒を穴に入れていく作業は2日ほどかけて行われるとのこと。

次の段階は2日後に聞いてきます。

次は油圧ジャッキでちょこっと、動かしてみる作業・・・
「地切り」というんだそうです。
その作業に使う油圧ジャッキがこれ↓

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6月12日(日)のつぶやき

2011-06-13 | 東日本大震災
00:05 from web
福井県、核燃料税引き上げ交渉 立地県で最高15%に http://t.co/qQEft30運転再開のためにはウン!と言わざるを得ない?腹の探り合いはどちらに軍配?
18:04 from Tweet Button
関西電力:原発撤退などを株主が提案へ 29日の総会で - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/0kWklmw via @mainichijpnews124人の株主の持ち株ってどれぐらい?いままで一度たりとも株主提案の議案が通ったためしがない・・・
18:45 from web
http://t.co/TUwh8W9ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会  聞きましたよ! 
by nakaikemi on Twitter
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未熟な大人で恥ずかしいよね ダッ!ダッ!脱・原発の歌

2011-06-12 | 東日本大震災

2011年6月12日(日曜日)
ダッ!ダッ!脱・原発の歌ってのが大人気だと
ツイッターで知った・・・
わたしもさっそく聞いてみましたよ。

制服向上委員会っていうのがグループの名前らしい。
文化祭にノリノリで歌って踊る女子高生の雰囲気だけど
歌詞はかなりハード!

もう忘れないから 原発推進派
安全だったらアナタが住めばいい
みんなに迷惑かけちゃって
未熟な大人で恥ずかしいよね

こんな時も 政治家さんはダメですね
いつもいつも富と名誉の事ばかり

脱原発のパレードでこの歌を歌おう!なんて提案も
書き込まれてました。
ツイッターに・・・

ところでこの歌の作詞・作曲はどなたなんでしょうね?

http://www.youtube.com/watch?v=ByP8m3XOZdw
 
「ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会」

ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発
ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発

それはそれは とても許せないお話
例え例え国の政策だとしても
危ないことが起きてしまったのに嘘吐いて
「ただちに人体に影響は無い」なんてね

それがそれが素晴らしい発明だとしても
それはそれは 習わない言葉だけれど
ベクレルセシウム メルトダウンにタービン建屋
モニタリングに 高いマイクロシーベルト

もう忘れないから 原発推進派
安全だったらアナタが住めばいい
みんなに迷惑かけちゃって
未熟な大人で恥ずかしいよね

ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!脱 脱・原発を
ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!脱 大きな声で

世界へ向けて叫ぼう 危険な現実を

こんな時も 政治家さんはダメですね
いつもいつも富と名誉の事ばかり

自然を生きる 野生の鳥たちには想定外 (想定外です!)
避難地域が どこからどこかわからない

もう忘れないよ 原発事故の事
覚えておこう 被害の大きさ
大地と海 二次災害 人の心にまで

ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発

私たちは忘れない 原発事故の事

忘れないから 原発推進派
安全だったらアナタが住めばいい
みんなに迷惑かけちゃって
未熟な大人で恥ずかしいよね

ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!脱 脱・原発を
ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!脱 大きな声で

世界へ向けて叫ぼう 危険な現実を

ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発
ダッ!ダッ!脱・原発

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6月11日(土)のつぶやき

2011-06-12 | 東日本大震災
05:38 from goo
SPEEDIでシミュレート その結果を公表することが重要! #goo_aran1104 http://goo.gl/0rcEM
10:40 from goo
村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 #goo_aran1104 http://goo.gl/SZQIY
10:55 from Tweet Button
6月14日(火)山本拓衆議院議員記者会見 http://t.co/v0COdUU via @fpaj「地下原発」推進派・・・ふるさとを危険にさらすのね・・・でも選出したのは福井県民
11:36 from goo
地下原発推進の張本人は山本拓・・・悲しいかな福井県選出 #goo_aran1104 http://goo.gl/PoEDo
14:19 from web
RT @singjroy: 6.11フクシマと共にパレード in 福井スタートです!http://yfrog.com/kge2oj
14:23 from web
RT @butfilp: http://www.youtube.com/watch?v=ZL-W7tX1Z-Y あ、ANNのYoutubeチャンネルに"村上春樹氏「原発批判」演説ノーカット" スピーチの全体の映像がありました。こちらがお薦めです。
23:18 from Tweet Button
高速炉もんじゅ落下装置引き上げに工学的無理 #blogos @ld_blogos http://t.co/qfIQ2t6機構側の説明を聞く限り、危機感はまったくといっていいほど、感じられなかった・・・それが怖いと思った。
by nakaikemi on Twitter
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地下原発推進の張本人は山本拓・・・悲しいかな福井県選出

2011-06-11 | 東日本大震災

2011年6月11日(土曜日)
保守王国福井県選出の衆議院議員にして
高市早苗の夫・山本拓のホームページ
http://yamamototaku.jp/

えっ?なんで載せたかって?
「地下原発」推進の張本人だからです。
なんたって「地下原発」の著書までだしている・・・↓

http://yamamototaku.jp/sites/default/files/cg.pdf

顧問の顔ぶれはこちらの山本拓ニュースでわかります。
あ~あ、日本の政治家・・・哀しいね・・・

地下原発議連 第1 回勉強会 開催!

山本拓が事務局長をつとめる
地下式原子力発電所政策推進議員連盟(地下原発議連)の
第1回勉強会が、5 月31 日に開催され、
伊藤洋氏(財団法人電力中央研究所、研究顧問・工学博士)と
村上朋子氏(財団法人日本エネルギー経済研究所、
原子力グループリーダー)
より、
地下原発の安全性及び経済性について、
専門家としての報告を受けました。
当日は、代理も含め54 名の国会議員が出席しました。

議連の再開に際しましては、顧問に総理経験者4 名を含む
羽田孜、森喜朗、安倍晋三、鳩山由紀夫、石井一、亀井静香、
谷垣禎一、山本有二、渡部恒三
各先生方にご就任いただき、
強力な体制を整えました。
今後は議連として、今般のような想定外の事態、地震に伴う津波、
ヒューマンエラー、テロにも耐えうるような
原子力発電所のあり方について、提言をまとめていく所存です。
◆第1 回勉強会の資料は、山本拓ホームページよりご覧いただけます◆
「わが国における地下式原子力発電所の研究経緯」
http://yamamototaku.jp/sites/default/files/research%20nuclear.pdf
「原子力発電の経済性-一般的な評価ポイント-」
http://yamamototaku.jp/sites/default/files/murakmi.pdf

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村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文

2011-06-11 | 東日本大震災

2011年6月11日(土曜日)
村上春樹さんのカタルーニャ国際賞授賞式でのスピーチです。
感動しました。
記事は毎日新聞から

http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html

村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上)

9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された
作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文は次の通り。
(原文のまま)

 「非現実的な夢想家として」

僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。
サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。
長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。
どうしてそんなに時間がかかったかというと、
たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。
それで手間取ってしまった。

僕はこれまで世界のいろんな都市でサイン会を開きましたが、
女性読者にキスを求められたのは、世界でこのバルセロナだけです。
それひとつをとっても、バルセロナが
どれほど素晴らしい都市であるかがわかります。
この長い歴史と高い文化を持つ美しい街に、
もう一度戻ってくることができて、とても幸福に思います。

でも残念なことではありますが、今日はキスの話ではなく、
もう少し深刻な話をしなくてはなりません。

ご存じのように、去る3月11日午後2時46分に
日本の東北地方を巨大な地震が襲いました。
地球の自転が僅かに速まり、
一日が百万分の1.8秒短くなるほどの規模の地震でした。

地震そのものの被害も甚大でしたが、その後襲ってきた津波は
すさまじい爪痕を残しました。
場所によっては津波は39メートルの高さにまで達しました。
39メートルといえば、普通のビルの10階まで駆け上っても
助からないことになります。
海岸近くにいた人々は逃げ切れず、二万四千人近くが犠牲になり、
そのうちの九千人近くが行方不明のままです。
堤防を乗り越えて襲ってきた大波にさらわれ、
未だに遺体も見つかっていません。
おそらく多くの方々は冷たい海の底に沈んでいるのでしょう。
そのことを思うと、もし自分がその立場になっていたらと想像すると、
胸が締めつけられます。生き残った人々も、
その多くが家族や友人を失い、家や財産を失い、コミュニティーを失い、
生活の基盤を失いました。
根こそぎ消え失せた集落もあります。
生きる希望そのものをむしり取られた人々も数多くおられたはずです。

日本人であるということは、どうやら多くの自然災害とともに
生きていくことを意味しているようです。
日本の国土の大部分は、夏から秋にかけて、台風の通り道になっています。
毎年必ず大きな被害が出て、多くの人命が失われます。
各地で活発な火山活動があります。
そしてもちろん地震があります。
日本列島はアジア大陸の東の隅に、四つの巨大なプレートの上に乗っかるような、
危なっかしいかっこうで位置しています。
我々は言うなれば、地震の巣の上で生活を営んでいるようなものです。

台風がやってくる日にちや道筋はある程度わかりますが、
地震については予測がつきません。
ただひとつわかっているのは、これで終りではなく、
別の大地震が近い将来、間違いなくやってくるということです。
おそらくこの20年か30年のあいだに、東京周辺の地域を、
マグニチュード8クラスの大型地震が襲うだろうと、
多くの学者が予測しています。
それは十年後かもしれないし、あるいは明日の午後かもしれません。
もし東京のような密集した巨大都市を、直下型の地震が襲ったら、
それがどれほどの被害をもたらすことになるのか、
正確なところは誰にもわかりません。

にもかかわらず、東京都内だけで千三百万人の人々が今も
「普通の」日々の生活を送っています。
人々は相変わらず満員電車に乗って通勤し、高層ビルで働いています。
今回の地震のあと、東京の人口が減ったという話は耳にしていません。

なぜか?あなたはそう尋ねるかもしれません。
どうしてそんな恐ろしい場所で、それほど多くの人が当たり前に
生活していられるのか?
恐怖で頭がおかしくなってしまわないのか、と。

日本語には無常(mujo)という言葉があります。
いつまでも続く状態=常なる状態はひとつとしてない、ということです。
この世に生まれたあらゆるものはやがて消滅し、
すべてはとどまることなく変移し続ける。
永遠の安定とか、依って頼るべき不変不滅のものなどどこにもない。
これは仏教から来ている世界観ですが、この「無常」という考え方は、
宗教とは少し違った脈絡で、日本人の精神性に強く焼き付けられ、
民族的メンタリティーとして、
古代からほとんど変わることなく引き継がれてきました。

「すべてはただ過ぎ去っていく」という視点は、
いわばあきらめの世界観です。
人が自然の流れに逆らっても所詮は無駄だ、という考え方です。
しかし日本人はそのようなあきらめの中に、
むしろ積極的に美のあり方を見出してきました。

自然についていえば、我々は春になれば桜を、夏には蛍を、
秋になれば紅葉を愛でます。
それも集団的に、習慣的に、そうするのがほとんど
自明のことであるかのように、熱心にそれらを観賞します。
桜の名所、蛍の名所、紅葉の名所は、その季節になれば混み合い、
ホテルの予約をとることもむずかしくなります。

どうしてか?

桜も蛍も紅葉も、ほんの僅かな時間のうちにその美しさを
失ってしまうからです。
我々はそのいっときの栄光を目撃するために、遠くまで足を運びます。
そしてそれらがただ美しいばかりでなく、目の前で儚く散り、
小さな灯りを失い、鮮やかな色を奪われていくことを確認し、
むしろほっとするのです。
美しさの盛りが通り過ぎ、消え失せていくことに、
かえって安心を見出すのです。

そのような精神性に、果たして自然災害が影響を及ぼしているかどうか、
僕にはわかりませ
しかし我々が次々に押し寄せる自然災害を乗り越え、
ある意味では「仕方ないもの」として受け入れ、
被害を集団的に克服するかたちで生き続けてきたのは確かなところです。
あるいはその体験は、我々の美意識にも影響を及ぼしたかもしれません。

今回の大地震で、ほぼすべての日本人は激しいショックを受けましたし、
普段から地震に馴れている我々でさえ、その被害の規模の大きさに、
今なおたじろいでいます。
無力感を抱き、国家の将来に不安さえ感じています。

でも結局のところ、我々は精神を再編成し、
復興に向けて立ち上がっていくでしょう。
それについて、僕はあまり心配してはいません。
我々はそうやって長い歴史を生き抜いてきた民族なのです。
いつまでもショックにへたりこんでいるわけにはいかない。
壊れた家屋は建て直せますし、崩れた道路は修復できます。

結局のところ、我々はこの地球という惑星に勝手に
間借りしているわけです。
どうかここに住んで下さいと地球に頼まれたわけじゃない。
少し揺れたからといって、文句を言うこともできません。
ときどき揺れるということが地球の属性のひとつなのだから。
好むと好まざるとにかかわらず、
そのような自然と共存していくしかありません。

ここで僕が語りたいのは、建物や道路とは違って、
簡単には修復できないものごとについてです。
それはたとえば倫理であり、たとえば規範です。
それらはかたちを持つ物体ではありません。
いったん損なわれてしまえば、簡単に元通りにはできません。
機械が用意され、人手が集まり、資材さえ揃えばすぐに拵えられる、
というものではないからです。

僕が語っているのは、具体的に言えば、
福島の原子力発電所のことです。

みなさんもおそらくご存じのように、福島で地震と津波の被害にあった
六基の原子炉のうち、少なくとも三基は、修復されないまま、
いまだに周辺に放射能を撒き散らしています。
メルトダウンがあり、まわりの土壌は汚染され、
おそらくはかなりの濃度の放射能を含んだ排水が、
近海に流されています。
風がそれを広範囲に運びます。

十万に及ぶ数の人々が、原子力発電所の周辺地域から
立ち退きを余儀なくされました。
畑や牧場や工場や商店街や港湾は、無人のまま放棄されています。
そこに住んでいた人々はもう二度と、
その地に戻れないかもしれません。
その被害は日本ばかりではなく、まことに申し訳ないのですが、
近隣諸国に及ぶことにもなりそうです。

なぜこのような悲惨な事態がもたらされたのか、
その原因はほぼ明らかです。
原子力発電所を建設した人々が、これほど大きな津波の到来を
想定していなかったためです。
何人かの専門家は、かつて同じ規模の大津波がこの地方を襲ったことを指摘し、
安全基準の見直しを求めていたのですが、
電力会社はそれを真剣には取り上げなかった。
なぜなら、何百年かに一度あるかないかという大津波のために、
大金を投資するのは、営利企業の歓迎するところではなかったからです。

また原子力発電所の安全対策を厳しく管理するべき政府も、
原子力政策を推し進めるために、その安全基準のレベルを
下げていた節が見受けられます。

我々はそのような事情を調査し、もし過ちがあったなら、
明らかにしなくてはなりません。
その過ちのために、少なくとも十万を超える数の人々が、
土地を捨て、生活を変えることを余儀なくされたのです。
我々は腹を立てなくてはならない。
当然のことです。(バルセロナ共同)

http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html

村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(下)
 
日本人はなぜか、もともとあまり腹を立てない民族です。
我慢することには長けているけれど、
感情を爆発させるのはそれほど得意ではない。
そういうところはあるいは、バルセロナ市民とは
少し違っているかもしれません。
でも今回は、さすがの日本国民も真剣に腹を立てることでしょう。

しかしそれと同時に我々は、そのような歪んだ構造の存在を
これまで許してきた、あるいは黙認してきた我々自身をも、
糾弾しなくてはならないでしょう。
今回の事態は、我々の倫理や規範に深くかかわる問題であるからです。

ご存じのように、我々日本人は歴史上唯一、
核爆弾を投下された経験を持つ国民です。
1945年8月、広島と長崎という二つの都市に、
米軍の爆撃機によって原子爆弾が投下され、
合わせて20万を超す人命が失われました。
死者のほとんどが非武装の一般市民でした。
しかしここでは、その是非を問うことはしません。

僕がここで言いたいのは、爆撃直後の20万の死者だけではなく、
生き残った人の多くがその後、放射能被曝の症状に苦しみながら、
時間をかけて亡くなっていったということです。
核爆弾がどれほど破壊的なものであり、放射能がこの世界に、
人間の身に、どれほど深い傷跡を残すものかを、
我々はそれらの人々の犠牲の上に学んだのです。

戦後の日本の歩みには二つの大きな根幹がありました。
ひとつは経済の復興であり、もうひとつは戦争行為の放棄です。
どのようなことがあっても二度と武力を行使することはしない、
経済的に豊かになること、そして平和を希求すること、
その二つが日本という国家の新しい指針となりました。

広島にある原爆死没者慰霊碑にはこのような言葉が刻まれています。

「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」

 
素晴らしい言葉です。
我々は被害者であると同時に、加害者でもある。
そこにはそういう意味がこめられています。
核という圧倒的な力の前では、我々は誰しも被害者であり、
また加害者でもあるのです。
その力の脅威にさらされているという点においては、
我々はすべて被害者でありますし、
その力を引き出したという点においては、
またその力の行使を防げなかったという点においては、
我々はすべて加害者でもあります。

そして原爆投下から66年が経過した今、福島第一発電所は、
三カ月にわたって放射能をまき散らし、
周辺の土壌や海や空気を汚染し続けています。
それをいつどのようにして止められるのか、まだ誰にもわかっていません。
これは我々日本人が歴史上体験する、二度目の大きな核の被害ですが、
今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。
我々日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、
我々自身の国土を損ない、我々自身の生活を破壊しているのです。

何故そんなことになったのか?
戦後長いあいだ我々が抱き続けてきた核に対する拒否感は、
いったいどこに消えてしまったのでしょう?
我々が一貫して求めていた平和で豊かな社会は、
何によって損なわれ、歪められてしまったのでしょう?

理由は簡単です。「効率」です。

原子炉は効率が良い発電システムであると、電力会社は主張します。
つまり利益が上がるシステムであるわけです。
また日本政府は、とくにオイルショック以降、
原油供給の安定性に疑問を持ち、原子力発電を国策として
推し進めるようになりました。
電力会社は膨大な金を宣伝費としてばらまき、メディアを買収し、
原子力発電はどこまでも安全だという幻想を国民に植え付けてきました。

そして気がついたときには、日本の発電量の約30パーセントが
原子力発電によってまかなわれるようになっていました。
国民がよく知らないうちに、地震の多い狭い島国の日本が、
世界で三番目に原発の多い国になっていたのです。

そうなるともうあと戻りはできません。
既成事実がつくられてしまったわけです。
原子力発電に危惧を抱く人々に対しては
「じゃああなたは電気が足りなくてもいいんですね」という脅しのような
質問が向けられます。
国民の間にも「原発に頼るのも、まあ仕方ないか」という気分が広がります。
高温多湿の日本で、夏場にエアコンが使えなくなるのは、
ほとんど拷問に等しいからです。
原発に疑問を呈する人々には、非現実的な夢想家」という
レッテルが貼られていきます。

そのようにして我々はここにいます。
効率的であったはずの原子炉は、
今や地獄の蓋を開けてしまったかのような、無惨な状態に陥っています。
それが現実です。

原子力発電を推進する人々の主張した
「現実を見なさい」という現実とは、実は現実でもなんでもなく、
ただの表面的な「便宜」に過ぎなかった。
それを彼らは「現実」という言葉に置き換え、
論理をすり替えていたのです。

それは日本が長年にわたって誇ってきた
「技術力」神話の崩壊であると同時に、そのような「すり替え」を
許してきた、我々日本人の倫理と規範の敗北でもありました。
我々は電力会社を非難し、政府を非難します。
それは当然のことであり、必要なことです。
しかし同時に、我々は自らをも告発しなくてはなりません。
我々は被害者であると同時に、加害者でもあるのです。
そのことを厳しく見つめなおさなくてはなりません。
そうしないことには、またどこかで同じ失敗が繰り返されるでしょう。

「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」

我々はもう一度その言葉を心に刻まなくてはなりません。

ロバート・オッペンハイマー博士は第二次世界大戦中、
原爆開発の中心になった人ですが、彼は原子爆弾が
広島と長崎に与えた惨状を知り、大きなショックを受けました。
そしてトルーマン大統領に向かってこう言ったそうです。

「大統領、私の両手は血にまみれています」

トルーマン大統領はきれいに折り畳まれた白いハンカチを
ポケットから取り出し、言いました。
「これで拭きたまえ」

しかし言うまでもなく、それだけの血をぬぐえる清潔なハンカチなど、
この世界のどこを探してもありません。

我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。
それが僕の意見です。

我々は技術力を結集し、持てる叡智を結集し、
社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、
国家レベルで追求すべきだったのです。
たとえ世界中が「原子力ほど効率の良いエネルギーはない。
それを使わない日本人は馬鹿だ」とあざ笑ったとしても、
我々は原爆体験によって植え付けられた、核に対するアレルギーを、
妥協することなく持ち続けるべきだった。
核を使わないエネルギーの開発を、日本の戦後の歩みの、
中心命題に据えるべきだったのです。

それは広島と長崎で亡くなった多くの犠牲者に対する、
我々の集合的責任の取り方となったはずです。
日本にはそのような骨太の倫理と規範が、
そして社会的メッセージが必要だった。
それは我々日本人が世界に真に貢献できる、
大きな機会となったはずです。
しかし急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、
その大事な道筋を我々は見失ってしまったのです。

前にも述べましたように、いかに悲惨で深刻なものであれ、
我々は自然災害の被害を乗り越えていくことができます。
またそれを克服することによって、人の精神がより強く、
深いものになる場合もあります。
我々はなんとかそれをなし遂げるでしょう。

壊れた道路や建物を再建するのは、
それを専門とする人々の仕事になります。
しかし損なわれた倫理や規範の再生を試みるとき、
それは我々全員の仕事になります。
我々は死者を悼み、災害に苦しむ人々を思いやり、
彼らが受けた痛みや、負った傷を無駄にするまいという自然な気持ちから、
その作業に取りかかります。
それは素朴で黙々とした、忍耐を必要とする手仕事になるはずです。
晴れた春の朝、ひとつの村の人々が揃って畑に出て、土地を耕し、
種を蒔くように、みんなで力を合わせてその作業を進めなくてはなりません。
一人ひとりがそれぞれにできるかたちで、しかし心をひとつにして。

その大がかりな集合作業には、言葉を専門とする我々=職業的作家たちが
進んで関われる部分があるはずです。
我々は新しい倫理や規範と、新しい言葉とを連結させなくてはなりません。
そして生き生きとした新しい物語を、そこに芽生えさせ、
立ち上げてなくてはなりません。
それは我々が共有できる物語であるはずです。
それは畑の種蒔き歌のように、人々を励ます律動を持つ物語であるはずです。
我々はかつて、まさにそのようにして、
戦争によって焦土と化した日本を再建してきました。
その原点に、我々は再び立ち戻らなくてはならないでしょう。

最初にも述べましたように、我々は「無常(mujo)」という
移ろいゆく儚い世界に生きています。
生まれた生命はただ移ろい、やがて例外なく滅びていきます。
大きな自然の力の前では、人は無力です。
そのような儚さの認識は、日本文化の基本的イデアのひとつになっています。
しかしそれと同時に、滅びたものに対する敬意と、
そのような危機に満ちた脆い世界にありながら、
それでもなお生き生きと生き続けることへの静かな決意、
そういった前向きの精神性も我々には具わっているはずです。

僕の作品がカタルーニャの人々に評価され、
このような立派な賞をいただけたことを、誇りに思います。
我々は住んでいる場所も遠く離れていますし、話す言葉も違います。
依って立つ文化も異なっています。
しかしなおかつそれと同時に、我々は同じような問題を背負い、
同じような悲しみと喜びを抱えた、世界市民同士でもあります。
だからこそ、日本人の作家が書いた物語が何冊もカタルーニャ語に翻訳され、
人々の手に取られることにもなるのです。
僕はそのように、同じひとつの物語を皆さんと分かち合えることを嬉しく思います。
夢を見ることは小説家の仕事です。
しかし我々にとってより大事な仕事は、人々とその夢を分かち合うことです。
その分かち合いの感覚なしに、小説家であることはできません。

カタルーニャの人々がこれまでの歴史の中で、多くの苦難を乗り越え、
ある時期には苛酷な目に遭いながらも、力強く生き続け、
豊かな文化を護ってきたことを僕は知っています。
我々のあいだには、分かち合えることがきっと数多くあるはずです。

日本で、このカタルーニャで、あなた方や私たちが等しく
「非現実的な夢想家」になることができたら、
そのような国境や文化を超えて開かれた「精神のコミュニティー」を
形作ることができたら、どんなに素敵だろうと思います。
それこそがこの近年、様々な深刻な災害や、悲惨きわまりないテロルを
通過してきた我々の、再生への出発点になるのではないかと、僕は考えます。
我々は夢を見ることを恐れてはなりません。
そして我々の足取りを、「効率」や「便宜」という名前を持つ災厄の犬たちに
追いつかせてはなりません。
我々は力強い足取りで前に進んでいく
「非現実的な夢想家」でなくてはならないのです。
人はいつか死んで、消えていきます。
しかしhumanityは残ります。
それはいつまでも受け継がれていくものです。
我々はまず、その力を信じるものでなくてはなりません。

最後になりますが、今回の賞金は、地震の被害と、
原子力発電所事故の被害にあった人々に、
義援金として寄付させていただきたいと思います。
そのような機会を与えてくださったカタルーニャの人々と、
ジャナラリター・デ・カタルーニャのみなさんに深く感謝します。
そして先日のロルカの地震の犠牲になられたみなさんにも、
深い哀悼の意を表したいと思います。(バルセロナ共同)

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6月10日(金)のつぶやき

2011-06-11 | 東日本大震災
02:49 from web (Re: @Mocky323
@Mocky323 はい!わたしも見ました!でもインタビューはカットされてた・・・本当に安全を求めるなら原発は動かさないことだというコメントが悪かったんでしょうね、NHKさんには・・・
03:39 from goo
今日から6月議会・・・でも夜はテレビにかじりついていた・・・ #goo_aran1104 http://goo.gl/yiHpU
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橋下知事:関電の節電要請「大阪府は協力せず」 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/Kmps0W3 via @mainichijpnewsたしかに電力事業者はなんの根拠も示していない・・・
by nakaikemi on Twitter
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