【３歳戦回顧】 4月3日～4日

　土曜日は阪神４R芝1800mを勝ったモーリス産駒アメイジングタイム。中団の中に控えて、直線は外目を馬群を捌いて抜け出しました。レースも上手で、多頭数でも問題なし。中山５R芝2000mを勝ったドゥラメンテ産駒スワーヴエルメ。好位から直線で前を行く１番人気レッドロワを捉えて勝利。好メンバーが揃ったレースでの勝利で、次も期待。

　阪神５Rダート1800m（3歳1勝クラス）を勝ったヨハネスブルグ産駒ワイズマンハート。好位から抜け出す勝ち方、時計も1分53秒2も優秀。ダート短距離路線で勝ち切れなかったヨハネスブルグ産駒が、好メンバーの揃ったここで強い勝ち方をするとは！　この時期の3歳馬の成長力にビックリです。

　中山７R芝1600m（3歳1勝クラス）を勝ったジョーカプチーノ産駒ネクストストーリー。好位２番手から直線で抜け出し押し切りました。良馬場ならばスピード力を活かしてマイルまでは大丈夫。ベストは1400mくらいか。

　阪神９R芝2400mアザレア賞（3歳1勝クラス）を勝ったキングカメハメハ産駒リーブルミノル。好位3～4番手を直線は内埒１頭分を走って抜け出しました。今の阪神は高速馬場ですが、馬場は荒れ気味。ただし、今週からBコースなので、内１頭分だけが荒れていません。逃げてここを通るか、内から狙うか。明日の大阪杯でも重要なポイントになりそう。

 

　日曜日は阪神１Rダート1800mを勝ったルーラーシップ産駒ヴェールアップ。2番手追走から直線の競り合いを制して、1分54秒0の好タイムで勝利。牝馬ダート路線で楽しみな馬になりそう。阪神４R芝2400mを勝ったリオンディーズ産駒テーオーロイヤル。中団7～8番手から、直線で内の空いたところを突いて抜け出しました。阪神芝はまだ雨が降っていないので内が狙い目。中山５R芝2200mを勝ったエピファネイア産駒ジルブラス。好位追走から、直線で早め先頭に立ってそのまま押し切り勝ち。長距離が合うので、ダービートライアルへ進むでしょう。

　阪神５R芝1600m（3歳1勝クラス）を勝ったドゥラメンテ産駒ジュンブルースカイ。昨年の東スポ杯3着馬が力を示しました。1分33秒5も立派。2着ショウナンアレス、3着バルドルブレインもレベルにあり、次は勝ち負け。

　中山６Rダート1800m（3歳1勝クラス）を勝ったロードカナロア産駒ロードエクレール。好スタートから、そのまま逃げ切り。2着のタイキフォースは勝ち馬を追走したまま、競り合って惜しい2着。次は勝機。

　中山９R芝2200m山吹賞（3歳1勝クラス）を勝ったロードカナロア産駒アオイショー。離れた5番手を進み、直線を外を回して豪快に差し切りました。次はダービートライアルでしょう。2着は同じく6番手から差したシャイニングライト。この馬も距離は長くても大丈夫。

【競馬】 大阪杯（GⅠ）！

　世紀の一戦だと言うのに、今週もまた雨。レースの頃には「重馬場」必至の状況です。ちゃんと良馬場で見たかったなぁ。ただし、先週もそうでしたが、馬場が悪くなれば、むしろ底力がハッキリ出ますので、実力馬による１着２着３着になると信じて、予想に入りましょう。

 

　例年に比べて、好メンバーが揃った大阪杯ですが、何と言ってもまず、三冠馬コントレイルが参戦、さらにマイル女王のグランアレグリア、そしてコントレイルの同期最大のライバル、サリオスもここに参戦。脇役陣も豪華で、ダービー馬ワグネリアン、無敗の4歳牝馬レイパパレ、大魔神の愛馬プラヴィス、アドマイヤ最後の秘密兵器アドマイヤビルゴなど、目移りするメンバー構成です。

　ただ、力関係は、けっこう明白であります。まず、芝2000mは⑦コントレイルが最も力を発揮する舞台でありますから、この馬がまず抜けた存在です。その１馬身差以内に、前述の②サリオスと⑫グランアレグリアがいて、そのあと１馬身半くらいの差で、2018年のダービー馬ワグネリアン、そしてそのあと１馬身以上離れたところに、レイパパレ、プラヴィス、アドマイヤビルゴがいる感じ。

　ですので、馬券的にはシンプルにいくべきで、⑦コントレイル頭固定で、2着3着に②サリオスと⑫グランアレグリアを付けた三連単２点 ⑦⇒②⑫⇒②⑫ 勝負というのが本線。しかし、グランアレグリアが2000mのゆったりペースを嫌がって、引っかかることもあるから、コントレイル⇒サリオス⇔ワグネリアンの三連単 ⑦⇒②⇔⑥ も２点押さえに持っておく必要があるかもしれません。

　どちらにしても、三連単２点か、三連単４点だけ持って観るレースだと思っています。

　なんて言っていると、福永騎手が落馬したりすることもあるので、「断定的な言い方」「確定的な言い方」は極力避けようと思っています。競馬の神様に嫌われないよう、気をつけたいと思いますです、ハイ。