金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 中京記念

2023-07-24 01:50:31 | 競馬

 マイルGⅠへの登竜門、中京記念勝ったのは、エピファネイア産駒の4歳牡馬セルバーグ好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは34秒6とややスローの展開。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続を突き放します。馬場の中央からモーリス産駒ディヴィーオと大外からディープインパクト産駒ルージュスティリアの2頭がこれに迫りますが、セルバーグは1馬身1/2差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分33秒0。2着にはディヴィーオ、1馬身1/2差の3着にルージュスティリア、ハナ差の4着には中団から差してきたスクリーンヒーロー産駒ウイングレイテスト

 勝ったセルバーグは嬉しい重賞初勝利。エピファネイア産駒が早熟なんて噂が一時期立ちましたが、ここへ来て4歳になってから重賞勝ちを収めるエピファネイア産駒が続出しています。セルバーグはサンデーサイレンスの4×4のインブリードであり、4×3ではありません。早熟なのはエピファネイアに理由があるのではなく、強いインブレード配合が多すぎるから、というがいたします。

 2着のディヴィーオも、さすがヴィクトリアM4着の地力を見せてくれました。この馬はやはりマイルが似合います。3着のルージュスティリアは、4コーナー手前でつまづく場面があってヒヤヒヤしましたが、ラストが確実な末脚を見せてくれました。この馬も夏のマイル重賞で実績を積み上げて欲しいと思います。

 

 


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