先日お伝えしたコロナ後遺症の続きであります。
「間質性肺炎」の疑いがあるとのことで、検査と観察の繰り返しを行っているところですが、「呼吸機能検査」といって、精密な肺活量を測ったり、また肺が酸素を取り込む力を測定したりというのが「呼吸機能検査」。肺活量については、人間ドックで過去計測していた値と殆ど変わりませんでしたが、肺が酸素を取り込む力については、パルスオキシメーターでみても「95%程度」と、少し力が落ちているかもと。
一方で、コロナ陰性後も、一カ月以上にわたり、止まらなかった空咳の症状が減ってきました。時々、咳ばらいをする程度なので、気がつくと全く咳のことを忘れているくらい。もし、コロナの後遺症がトリガーの肺炎だとすると、徐々に「白い影」が消えていくことになるそうです。
ところで、空咳が気にならなくなってきたのは良い兆候なのですが、別の悩みが出て参りました。立ったり、座ったりした時には、全く問題ないのですが、横になって寝ようとすると、「何となく息苦しい気分になる」という症状が出始めました。医師から「間質性肺炎の疑い」と言われる前には、全くなかった症状なのですが、言われた夜から、横になると「何となく息苦しい気分」になってしまい、寝られなくなるのです。
眠くないのなら寝なければ良いのですが、そうなると昼間に仕事中に居眠りをすることになるので、少しだけでも睡眠時間が取れるように、今は、背もたれができるところで座りながら寝るという夜を過ごしています。こうすると、座りながらの「うたた寝」くらいの睡眠は取れるので、まだマシであります。
恐らくは、精神的な問題で、不安から寝られなくなっているということだと思いますが、万が一、肺の機能が急速に悪化しているとまずいので、血液検査による原因調査と、運動前後の呼吸機能の変化をみる特殊呼吸機能検査などを行う予定になっています。
いずれにしても、コロナ罹患以降、自分の身体の弱い部分に問題が発生してきています。コロナが陰性になったら終わり、ではなく、もしろ、そのあとの後遺症の方が本番ということが今回判りました。
皆さんも、くれぐれもコロナに罹患しないことはもちろん、陰性となったあとのケアも大事になさって下さい。もし、何か違和感が残るようならば、早めに医師に相談されることだと思います。
コロナを舐めたらあきませんよ!