現地2月12日(日)に、アリゾナ州グレンデールのステートファームスタジアムで行われたスーパーボウル2023は、AFCのNO.1シードのカンザスシティ・チーフスが、NFCのNO.1シードのフィラデルフィア・イーグルスを、38対35の接戦で破り優勝。チーフスは3年ぶり3度目のスーパーボウル制覇となりました。
スーパーボウルMVPには、パス182ヤード獲得、0インターセプトのQBパトリック・マホーンズが選ばれました。マホーンズはレギュラーシーズンMVPに続いて、通算2度目の栄冠となりました。
ところで・・
この『スーパーボウルへの道』シリーズについて、友人から一言貰いました。
「記事は記事でいいんだけど。でもね、アメリカンフットボウルの試合は、見ていて面白くない。プレーが始まったと思うと、すぐに止まる。反則だとか、先に動いたとかで、すぐに『罰退』のペナルティを喰らうし。サッカーやラグビーみたいに、反則をスルーして、暫く続けたら良いのに」
よく言われてしまう、アメリカンフットボウルに対するネガティブ意見であります。
どこかで一度、このスポーツの面白さを論じることにします。
要は、『攻撃戦術』と『防御戦術』の闘いを楽しむスポーツなのです。相手の次の攻め方を予測して、防御フォーメーションを決める。その防御フォーメーションを見ながら、攻める側は攻撃戦術を急遽変更する。その結果が、5ヤード進んだ、3ヤード退いた、となるのです。
これは、一度フィールドで、自らがプレイしてみると、面白さが10倍理解できるようになります。野球も同じだったと思いますので、子供の頃を思い出してみて下さい。プレイして初めて面白さが判るスポーツなんです。何と言っても、あのアメリカ人たちが最も熱狂するスポーツですから、日本人が夢中にならない訳がないのです。
来年のスーパーボウルまでに、もう少し、手触り感があるように、一度、このblogでも取り上げたいと思います。