土曜日は中山1Rダート1200m牝馬限定を勝ったドレフォン産駒シュヴァルツリーベ。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立ってそのまま後続を5馬身突き放して圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒0。2着は3番手からヘニーヒューズ産駒レアジー二アス、そこから4馬身差の3着には、7番手から差してきたディスクリートキャット産駒ドナルビー。
小倉2R芝1200mを勝ったジャスタウェイ産駒ジューンオレンジ。6番手の内埒際でじっくりと脚を溜めます。直線に入ると、逃げたカレンブラックヒル産駒イースターエッグがそのまま押し切りを図りますが、馬場の最内を突いてジューンオレンジが抜け出して、3/4馬身差をつけて快勝。重の勝ちタイムは1分8秒5。2着イースターエッグから3/4馬身差の3着には、中団から差してきたトーセンラー産駒トーセンエスクード。
中山2Rダート1800mを勝ったジャスタウェイ産駒ホウオウカブキ。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げるヘニーヒューズ産駒レイズカイザーと並走して、併せ馬のような叩き合いが長く続きます。ゴール前でホウオウカブキが3/4馬身だけ前に出て勝利。ダート良の勝ちタイムは1分54秒7。2着レイズカイザーから7馬身差の3着には、中団から差してきたシニスターミニスター産駒ヴェールトゥマラン。
中京5R芝1400mを勝ったフランケル産駒アスクビートルズ。5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からキタサンブラック産駒ベルビューポイントが先頭に立ちますが、すぐにその外からアスクビートルズとファインニードル産駒エイシンフェンサーが交わして、そのうちアスクビートルズが抜け出します。そのまま1/2馬身差をつけて快勝。雨の重馬場の勝ち時計は1分23秒5。2着エイシンフェンサーから1馬身1/2差の3着にはベルビューポイント。
中山5R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒ボルカリズム。中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からグレーターロンドン産駒ビービーラドンが抜け出します。これを外からボルカリズムが追いかけて、ゴール前でアタマ差だけ前に出て勝利。小雨の良馬場の勝ちタイムは1分36秒8。2着ビービーラドンから3馬身差の3着には、逃げ粘ったロードカナロア産駒カフェクリア。
小倉6R芝2000mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒エールミネルヴァ。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げたモーリス産駒ディオファントスが粘りますが、その横からエールミネルヴァが鮮やかに抜け出して1馬身1/4差で快勝。重の勝ちタイムは2分1秒9。逃げたディオファントスと、最内を突いて伸びてきたメイショウサムソン産駒ショウナンハルカゼの2頭が同着の2着。
中山6R芝2000mを勝ったビーチパトロール産駒ルーチェロッサ。好スタートから4番手追走を選択。直線に入ると、まず2番手からゴールドアクター産駒ゴールドバランサーが先頭に立ちますが、すぐに横からダイワメジャー産駒ナスノカンゲツが抜け出して押し切りを図ります。しかし、大外からルーチェロッサが鮮やかにこれを差し切ってアタマ差の勝利。雨の良馬場の勝ちタイムは2分3秒0。2着ナスノカンゲツから1馬身1/4差の3着にはゴールドバランサー。
中京6R芝2200m(3歳1勝クラス)を勝ったシルバーステート産駒ショウナンバシット。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るサトノダイヤモンド産駒ダノンペドロを交わして、ショウナンバシットが抜け出します。そのまま後続に1馬身3/4差をつけて完勝。小雨の重馬場の勝ちタイムは2分16秒7。2着には3番手から差してきたゴールドシップ産駒マイネルエンペラー、そこから2馬身差の3着には逃げたダノンペドロ。
勝ったショウナンバシットは、好メンバーが揃った重の中京芝2200mを完勝しました。出走が叶えば、ダービーや菊花賞でも楽しみな素材と言えます。2200m以上のオープンや重賞競走で活躍が期待できます。
中山9R芝1600m菜の花賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったグレーターロンドン産駒トラベログ。好スタートから平均ペースの逃げへ。直線に入っても、スピードを落とさず、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて完勝。雨の良馬場の勝ちタイムは1分36秒0。2着には3番手からサトノクラウン産駒ニシノコウフク、ハナ差の3着には5番手から差してきたハービンジャー産駒ステラバルセロナ。
勝ったトラベログは、芝1200mの新馬に続いての2連勝。けして短距離向きではなく、スピードの持続力で、マイルでも1800mでも克服可能だと思います。3歳牝馬クラシック路線に、また面白い素材が出てきたと思います。なお、1番人気のアリスヴェリテは体重が10㎏も落ちていたのが敗因。少し休んで馬体を戻すことに専念すべき。
日曜日は小倉2R芝1200mを勝ったキタサンブラック産駒ユカリプレリュード。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ってもスピードは緩まず、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは1分9秒1。2着には4番手から差してきたハービンジャー産駒ステークホルダー、そこから3馬身1/2差の3着に、2番手から粘ったスペイツタウン産駒サンタアナテソーロ。鞍上の藤田菜七子騎手は2023年初勝利。
小倉5R芝1200m新馬を勝ったビッグアーサー産駒テーオーヴァイナー。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るミッキーアイル産駒アスクダイアムーンの横から、残り200mのところでテーオーヴァイナーが抜け出して、そのまま1馬身1/2差で快勝。稍重の勝ちタイムは1分9秒9。2着は、4番手から差してきたリアルインパクト産駒ジャミーレ、そこから3/4馬身差の3着に逃げたアスクダイアムーン。
中京5R芝2000mを勝ったロードカナロア産駒シャザーン。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたルーラーシップ産駒マテンロウアルテは内埒際を、シャザーンは馬場の中央を選択して、距離を置いての叩き合い。ゴール前では、シャザーンが2馬身1/2差をつけて完勝。重の勝ちタイムは2分3秒8。2着マテンロウアルテから2馬身1/2差の3着には、後方から追い込んできたエピファネイア産駒プレドミナル。
中山5R芝1600mを勝ったシルバーステート産駒エエヤン。好スタートから4番手追走を選択。直線に入るとまず、2番手からディーマジェスティ産駒ハルオーブが先頭に立ちますが、その横からエエヤンが交わして、そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分35秒5。2着には、最後方から追い込んできたレッドフォルクス産駒レッドシュヴェルト、そこから1馬身1/2差の3着にハルオーブ。
小倉6R芝1800mを勝ったスクリーンヒーロー産駒ホウオウスーペリア。4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると早め先頭に立ちます。中団からマクマホン産駒トーセンアウローラが迫ってきますが、クビ差だけ凌いで勝利。稍重の勝ちタイムは1分49秒2。2着トーセンアウローラから1馬身1/4差の3着には、6番手から差してきたモーリス産駒サンライズタイソン。
中京6R芝2000mを勝ったルーラーシップ産駒マスクトディーヴァ。中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からエイシンヒカリ産駒ウインスノーライトが馬場の内側を突いて先頭に立ちますが、馬場の1番外側からマスクトディーヴァが鮮やかに交わして、そのまま1馬身3/4差で快勝。重の勝ちタイムは2分3秒5。2着ウインスノーライトから2馬身差の3着には、4番手からアメリカンペイトリオット産駒ガットネロ。
中京4Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったコパノリッキー産駒アームズレイン。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入るとさらに加速、そのまま後続を4馬身突き放して圧勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分11秒8。2着には、最後方から追い込んできたヘニーヒューズ産駒ミラクルティアラ、そこから2馬身1/2差の3着には、3番手から粘ったエスポワールシチー産駒ミルトプライム。
中京10R芝1400m紅梅ステークス 牝馬限定(L)を勝ったダイワメジャー産駒ダルエスサラーム。中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からイスラボニータ産駒アルーリングビューが馬場の内側から先頭に立ちます。しかし、馬場の中央からはダルエスサラームが伸びてきて、また1番外からはハーツクライ産駒バースクライとガンランナー産駒バルクリチャードの2頭が前に迫ります。中央のダルエスサラームが1/2馬身差をつけて抜け出して快勝。稍重の勝ちタイムは1分21秒8。2着にはバースクライ、そこからアタマ差の3着にはアルーリングビュー。不利のあったバルクリチャードが1馬身差の4着となりました。
勝ったダルエスサラームは、さすがダイワメジャー産駒で中京1400mでの強さが際立っていました。桜花賞へ向けて楽しみな存在であります。惜しかったのは、4着のバルクリチャード。不利が無ければ、先頭まで突き抜ける勢いでありました。次も注目すべき馬です。ガンランナー産駒ですから、世界へ羽ばたける血統ですよ!