日本列島に大寒波が到来しており、日本海側の皆さんは大雪・積雪への対応で大変ご苦労されておられます。お怪我などされないよう、くれぐれもご自愛下さるようお願い致します。
ところで、ワタクシが住む太平洋側(=東京の多摩地区)でも今週は、直近記憶にないくらいの寒さを感じながら生きております。
朝の通勤時、ワタクシは5時54分発のバスを利用しているのですが、このバスは毎日超満員となるため、10分前にはバス停に到着して列に並びます。しかし、この10分の間に全身が凍り付いてしまうほど今週の朝は寒い。
なんと、昨日朝のバス停の気温はマイナス2度!
「本当にここは東京都か⁉」と独りツッコみをしたくなるような寒さなのであります。
インナーにはユニクロのヒートテック、Yシャツの外にはユニクロのカシミヤセーター、さらにジャケットと二枚生地のコート、そして厚手の手袋。もう外見はスノーマンのように膨れ上がっておりますが、それでも寒い!
ところで、今回の寒波は「今季最強で最長の大寒波」と新聞などでは報じられています。実際、そのくらい大変な寒波なのでありますが、こういう時に、
「そういえば、『地球温暖化』って本当なのかよ?」
という疑問を高らかに吠える日本人は殆どいません。もちろん、ワタクシもそんな発言は一切いたしません。でも本当は、心の片隅に少しだけ「本当⁉」という気持ちが芽生えることは時々あります。ただ「不謹慎」だと窘められてしまうので口にしないだけなのであります。
アメリカ人の中でも、化石燃料および自動車関係の仕事に従事する労働者は数多く存在していて、「ESG」とか「SDGs」というスローガンの下、職や生活する場所を追われたり脅かされたりしてきました。そんな状況下でも、アメリカの「良識あるエリート政治家たち」は「地球の正義」を振りかざして「ESG」の旗を降ろさず、彼らを守ろうとしてくれませんでした。
そこに、「不謹慎アメリカ人」の代表人物であるトランプさんが現れた。「不倫」はするわ、「ロシアで買春」はするわ、「虚言癖」はあるわ、の問題人物ではありますが、「地球温暖化などは欧州人の妄想だ!」と、平気で「不謹慎な言葉」を叫び、プリミティブな労働に従事しているアメリカ人を守ろうとしてくれた。
こりゃ、逆境下にいるアメリカ人からは人気が出る訳ですよね。
もちろん、常識的なインテリ層からは忌み嫌われますが・・
日本社会はアメリカ社会を20~30年遅れで追いかけていますので、あと10年もすると今のアメリカのように、トランプ的リーダーに人気が集まることになるのかもしれません。
凍てつきながらバスを待っている時間で、そんなことを妄想しましたので、ここに記しておきたいと思います。