金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 1月7日~9日

2023-01-09 16:16:28 | 競馬

 土曜日は中山1Rダート1200mを勝ったイスラボニータ産駒リネンマリン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るロードカナロア産駒スティルディマーレとリネンマリンがしばらく並走しますが、残り100mのところでリネンマリンが抜け出して、そのまま2馬身1/2差で完勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒4。2着スティルディマーレからクビ差の3着は、5番手から差してきたシルバーステート産駒ベルウッドタイガー

 中山5R芝1600m新馬を勝ったシルバーステート産駒シルバージュエリー好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速して後続を突き放します。そのまま3馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分35秒5。2着には3番手の内から差してきたリアルスティール産駒リーリオブランコ、そこから1馬身差の3着には3番手の外から差してきたシルバーステート産駒ウインレイアー

 中京5R芝1600mを勝ったゴールデンセンツ産駒エアメテオラ好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ると、2番手からディーマジェスティ産駒ペプチドタイガーが並びかけてきますが、すぐにこれを突き放して、そのまま2馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分34秒0。2着ペプチドタイガーからクビ差の3着には、4番手から差してきたハーツクライ産駒アスクエピソード

 中山6R芝2000mを勝ったモーリス産駒モルトヴェローチェ中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るヴァンセンヌ産駒ヴァンナチュールの横から、エピファネイア産駒ヤングローゼスと、1番外からモルトヴェローチェの2頭が襲い掛かります。そのうちモルトヴェローチェが豪快に抜け出して、2馬身1/2差で完勝。良の勝ちタイムは2分1秒2。2着にはヤングローゼス、さらに1馬身1/4差の3着にはヴァンナチュール

 

 中京6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったウォーフロント産駒プロトポリス好スタートから4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、馬場の中央から堂々とプロトポリスが抜け出します。外からロードカナロア産駒グランテストが迫ってきますが、1馬身差は詰まらずに快勝。良の勝ちタイムは1分8秒3。2着グランテストから1馬身1/2差の3着には、馬場の内を突いて伸びてきたハヴァナグレイ産駒ヤクシマ

 勝ったプロトポリスは、前走の小倉2歳Sはレース中の骨折で4着に敗れましたが、ここは万全の態勢で完勝。3歳スプリント路線のトップ争いに名乗りを上げました。

 

 中山9Rダート1800m黒竹賞(3歳1勝クラス)を勝ったロゴタイプ産駒ミトノオー好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ると、スピードを加速して後続を突き放します。そのまま3馬身1/2差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分53秒3。2着には3番手からホッコータルマエ産駒タイセイマンボ、さらに3馬身差の3着には、最後方から追い込んできたハービンジャー産駒オメガタキシード

 勝ったミトノオーはダート2勝目。前走はダート1400mのオキザリス賞で11着でしたが、やはり1800mになると地力が出てきます。3歳ダート長距離路線で活躍期待です。

 

 日曜日は中京4Rダート1200m新馬を勝ったキタサンブラック産駒タガノシャーンス好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立ってそのまま後続に5馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒5。2着は逃げて粘ったスズカコーズウェイ産駒バスドラムガール、そこから5馬身差の3着には、5番手から差してきたダノンレジェンド産駒ダノンミカエル

 中山5R芝2200mを勝ったシルバーステート産駒ロゼル中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、まず3番手からシルバーステート産駒ボールドステートが先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。そこに大外からロゼルが追いかけて、ゴール寸前でクビ差だけ交わして勝利。良の勝ちタイムは2分15秒3。2着ボールドステートから3馬身1/2差の3着には、5番手から差してきたドゥラメンテ産駒ラファドゥラ

 中京5R芝2200mを勝ったモーリス産駒コレオグラファー最後方待機で脚を溜めます。途中ペースがスローだったため、4コーナー手前で4番手まで進出します。直線に入ると、スピードを加速、残り200mのところで先頭に立ち、そのまま1馬身差で快勝。良の勝ちタイムは2分14秒1。2着には、中団から差してきたブラックタイド産駒トラストエムシー、そこからクビ差の3着には、同じく中団から差してきたゴールドシップ産駒ウインルーティン

 中山6R芝2000m新馬を勝ったハービンジャー産駒オルソビアンコ中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたダットがラスト100mのところまで粘りますが、馬場の中央からはリアルスティール産駒リュクススティールが、また外からオルソビアンコが襲い掛かって、オルソビアンコがリュクススティールをハナ差抑えて勝利。良の勝ちタイムは2分3秒1。2着リュクススティールから3/4馬身差の3着には、中団から差してきたドゥラメンテ産駒オクタヴィアヌス

 中京6R芝2000m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒ミッキーツインクル中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、まず先行各馬が粘り込みに入りますが、残り200mのところで、大外からミッキーツインクルとサクソンウォリアー産駒アドマイヤイルの2頭が併せ馬状態で猛然と追い込んできます。ゴール前では2頭が抜け出して、ミッキーツインクルが1馬身差で勝利。良の勝ちタイムは2分2秒4。2着アドマイヤイルから3/4馬身差の3着には、3番手から粘ったサトノクラウン産駒ヨシノクラウン

 

 中山9R芝1200m朱竹賞(3歳1勝クラス)を勝ったミッキーアイル産駒ニジュウダンサー好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るエコロレジーナを残り100mのところで捉まえて、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分8秒8。2着は、最後方から追い込んできたダイワメジャー産駒スプレモフレイバー、そこから1/2馬身差の3着には、中団から差してきたマツリダゴッホ産駒クリノゴッホ

 

 月曜日は中京3Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったエスポワールシチー産駒カレンアルカンタラ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、まず2番手からヘニーヒューズ産駒サグアロが先頭に立ちます。残り200mのところで、サグアロの内側からカレンアルカンタラが抜け出して、そのまま後続に1馬身1/4差で勝利。ダート良の勝ちタイムは1分54秒4。2着には、中団から差してきたアジアエクスプレス産駒ベンダバリラビア、そこから1馬身1/2差の3着にサグアロ

 

 中山5R芝1600m牝馬限定を勝ったシルバーステート産駒エッセレンチ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立って、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分34秒9。2着には、3番手から差してきたスクリーンヒーロー産駒アフターグロウ、そこから1/2馬身差の3着には、逃げ粘ったビッグアーサー産駒リトルウインディー

 中京5R芝1600m牝馬限定を勝ったドゥラメンテ産駒サーマルソアリング中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、馬場の1番外を選択して先行馬を追いかけます。残り200mのところで前を捉まえて、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分34秒6。2着は、5番手から馬場の内側を伸びてきたエピファネイア産駒ソニックライト、さらにハナ差の3着には、中団から追い込んできたダイワメジャー産駒セーヌドゥレーヴ

 中京6R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒アルジーヌ好スタートから4番手追走へ。超スローの展開の中、直線に入ると早め先頭に立ちます。馬場の最内を突いて、リオンディーズ産駒レッドテンペストが迫ってきますが、3/4馬身差をつけてアルジーヌが勝利。良の勝ちタイムは1分37秒6。2着レッドテンペストから1馬身1/2差の3着には、2番手からキタサンブラック産駒ダフィネ

 

 中京7R芝2000mを勝ったリアルスティール産駒ヨリマル好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続の馬たちは差を詰められない。そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分0秒9。2着は6番手から差してきたキタサンブラック産駒ニホンピロキーフ、そこから1馬身1/4差の3着には3番手からドゥラメンテ産駒ハイランドリンクス

 勝ったヨリマルは、リアルスティール×テイエムオーシャンの良血。3戦目で勝利。今回の逃げ切りは内容が濃く、スピードの持続力で厳しい流れを勝ち切りました。距離を伸ばして面白いと思います。


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【競馬】 フェアリーステークス(GⅢ) 牝馬クラシック戦線へ挑んでいく馬は⁉

2023-01-09 06:55:04 | 競馬

 12月第2週の阪神JFに間に合わなかった3歳牝馬出走が叶わなかった牝馬が集まるフェアリーS。中山マイルというトリッキーなコースではありますが、このレースの重要性は年々高まっています。ちなみに、昨年の1着馬はエリザベス女王杯2着のライラック2着馬は二冠馬となったスターズオンアースでした。

 

 狙いたいのは、前走未勝利の勝ち方が良かったモーリス産駒⑧イコノスタシス。デビュー戦では、あのリバティアイランドの4着、上り3ハロン32秒1を記録。ここは地力で押し切るレースを期待。

 相手は、阪神FS5着のダノンバラード産駒ミシシッピテソーロ、デビューから2連勝中のルーラーシップ産駒メイクアスナッチ、京王杯2歳S3着のロードカナロア産駒スピードオブライト、ベコニア賞2着のキタサンブラック産駒ヒップホップソウル、白菊賞3着のロゴタイプ産駒マイレーヌエピファネイア産駒エナジーチャイムサトノダイヤモンド産駒ディヴァージオン

 

 馬券は、本命⑧イコノスタシスからの馬連7点 ⑧⇒⑥⑩①⑤③⑨⑪ と、イコノスタシスと⑤ヒップホップソウルからの2頭軸三連複6点 ⑧⑤⇒⑥⑩①③⑨⑪


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【競馬】 シンザン記念(GⅢ) クラシック登竜門を勝ち上がるのは⁉

2023-01-08 04:54:20 | 競馬

 3歳クラシックの登竜門、中京のシンザン記念です。ここを勝ってクラシック戦線へ名乗りをあげるのは、どの馬でしょうか?

 

 狙いたいのは、ディープインパクト産駒の牝馬②ライトクオンタム。新馬を勝ったばかりですが、ディープインパクトのラストクロップですから、ここからクラシック路線へ飛躍してくれる姿を夢見たいと思います。

 相手1番手は、強い相手ばかりと闘って、4戦目で勝ち上がったリアルスティール産駒④トーホウガレオンその他には、万両賞2着のショーケーシング産駒ペースセッティングパゴ産駒スズカダブルモーリス産駒クファシル

 

 馬券は、本命②ライトクオンタムから対抗④トーホウガレオンへの馬単1点 ②④ と、本命②ライトクオンタム頭固定の対抗④トーホウガレオン2着3着付の三連単6点 ②⇒④⇔⑦③⑤


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【2022年は猫の年でしたが・・】 2023年は何の年⁉

2023-01-07 05:10:28 | 

 そういえば、昨年の2022年は『ニャンニャンニャン』ということで、寅年ならぬ猫年と言われておりました。

 といっても、猫ファンが勝手にそう定義していたのですがね。

 

 でもね、そうやって猫を安易に使って『猫ブーム』を起こして、グッズやカレンダーなどで儲けようとする人間に対して、猛烈に怒っている方がおります。

 そう、われらがオニャンコポンもなか姫です。

 

 

 2022年が『ニャンニャンニャン』の猫年ならば、2023年はどうなるのだ⁉ と、もなか姫がお尋ねになるので、

 「2023年も『ニャンニャンミャー』という訳で、引続き『猫年』ということで・・」とお願いすると、猛然と襲い掛かられて噛まれてしまいました。

 

 

 いずれにしても、我が家では、今年も『猫の年』

 

 引続き宜しくお願い致しますね、もなか姫。


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【重賞回顧】 中山金杯・京都金杯

2023-01-06 05:36:14 | 競馬

 まず中山金杯勝ったのは、モーリス産駒の4歳牡馬ラーグルフ好スタートから7番手追走で脚を溜めます。逃げたブラックタイド産駒フェーングロッテンの前半1000mのラップは1分0秒6と、淀みなく流れるペース直線に入ると、逃げ粘るフェーングロッテンを目掛けて馬場の中央からラーグルフが襲い掛かります。さらにその外からは、4番手の内側にいたオルフェーヴル産駒クリノプレミアムが、馬場の外側に位置を変えた上で猛然と追い込んできます。この3頭が並んだままゴール写真判定の結果、ハナ差の1着がラーグルフ、2着がクリノプレミアム、そこからアタマ差の3着にフェーングロッテン。なお、クビ差の4着はアラタ、さらにクビ差5着にマテンロウレオ。良の勝ちタイムは2分0秒2。

 勝ったラーグルフは、嬉しい重賞初勝利2歳時にはGⅠホープフルS3着がありましたが、4歳になって重賞勝利となりました。やはり、モーリス産駒は3歳秋あるいは、4歳春から本格化する馬が多いですね。モーリス産駒の世代別AEIも年齢とともに上昇していきますので、それだけ晩成型が多いということ。エピファネイア産駒とは真逆の傾向のようです。

 2着クリノプレミアムは惜しい敗戦ではありますが、さすが中山牝馬S勝利をはじめ、重賞での実績が豊富で地力を見せました。もう6歳ですので、怪我をしないうちに繁殖へ上げて欲しいと思います。3着フェーングロッテンもさすが実績馬。厳しいペースで逃げての3着ですから、この馬の地力も素晴らしい。今年はGⅠレースでの活躍が期待できると思います。

 

 そして中京の京都金杯勝ったのは、ハーツクライ産駒の5歳牡馬イルーシヴパンサー中団後方待機で脚を溜めます。逃げたベレヌスの前半3ハロンのラップは34秒7なので、ややスローの展開。直線に入ると、まず3番手からハービンジャー産駒の4歳牝馬プレサージュリフトが先頭に立ちますしかし、その内側を突いてイルーシヴパンサーが、外側からはキングカメハメハ産駒の6歳牡馬エアロロノアの2頭がプレサージュリフトに襲い掛かります1番内側のイルーシヴパンサーが1/2馬身抜け出して1着。2着がエアロロノア、そこから3/4馬身差の3着がプレサージュリフト。さらに1/2馬身差の4着がピースワンパラディ、アタマ差の5着にカイザーミノル。良の勝ちタイムは1分32秒7。

 勝ったイルーシヴパンサーは、昨年2月の東京新聞杯以来の重賞制覇今年こそ、マイル路線の主役に躍り出たいところ。安田記念1番人気は伊達ではありません。2着のエアロロノアも、その切れ味を活かす展開になれば、十分にマイルの主役候補になり得ます。3着の4歳牝馬プレサージュリフトも同様であり、ビクトリアマイルで穴を開けても驚きはないくらい地力はあります。これも展開次第だと思います。

 1番人気で13着に敗れたマテンロウオリオン。横山典騎手が最後方待機を繰り返していますが、一度騎手を替えて、マテンロウオリオンが希望するようなレースを試してみる必要がありそう。このままだと、せっかくの才能が花開く前に潰れてしまうと思います。

 


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