香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

"香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家"

加藤サキ子

311に思いを寄せて

2015-03-12 06:30:35 | 日記
あの日起きました
アクシデントなどないという前提のもと構築されたガラスの巨塔は脆くも崩れました
間違った前提の基に構築された安全対策などなんの役にも立たないことを教えてくれました
そして、(老朽化も含め)廃炉になった巨塔の処理方法を考えていないことも教えてくれました

それでも「安全です」という人々がいます

311は過去の出来事ではありません
これから近い将来必ず起きる災害を忘れない、備えなければいけないことをそれぞれが心新たにする日なのです
平然と嘘が言える人々に我が身を預けず、一人ひとりが自分を、家族を友人を守る術を身につけておかなければなりません

これから必ず起きる災害で死者ゼロ、行方不明者ゼロと言えるように備えることが、あの日亡くなった人々、今なお行方不明の人々、無理矢理家を追われた人々、その後心身のストレスで亡くなった人々、今なお仮設で暮らす人々たちへの生きている私たちができる反省と償いなのです

あの日何ができて、何ができなかったのか

311以降首都圏では計画停電がありました
私事でいえば、半年間拠点を移して仕事をしておりました
適応障害の従兄弟は震災後、停電のため避難場所で時を過ごしました
その時のストレスもあり、体調を崩し翌年亡くなりました
そんななかでも、日々の営みは続けなけばなりません

いま仮説にいる人たちの多くは首都圏にいる私とは比べ物にならないくらいの広々とした住環境で311まで過ごしていたと思います
そして無理矢理仕事を追われた人々が今の苦悩から解放され、新しい場所で平穏な日々が再開できることを切に祈ります

亡くなった方々のご冥福をお祈りします
あなたたちを忘れない

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