


レシピはこちらの本を参考にしています
廃油(キャノーラ油)、ココナッツオイル、苛性カリ、精製水、無水エタノール

石鹸作りは材料の計量をすべて整え、温度管理をして行います

リキッドソープは苛性ソーダを使った固形石鹸より、簡単に作れてすぐに使えるのがポイントです

手作り石鹸の魅力は、原料が何を使っているのかがわかっている点です
オイルはすべて植物オイルです

一般の洗濯用、キッチン用の洗剤は原料が石油系オイルを生成したものです
肌トラブルを持つ方はこの石けん分が生地に残っていて起きたり、人工香料による炎症、また柔軟剤も同様のことがあり、肌トラブルの原因となります
ゴワつきも実は石けん成分が残留していることによるもの、それをごまかすために柔軟剤を使うという、肌にとっては2重苦です
さらに、これから発散される化学成分を吸い込むことによる健康被害も問題になっています

手作りのリキッドソープは制作時間が30分程度と簡単です
オイルと苛性カリ水溶液を入れた直後の状態

加熱によって活性化します エタノールを入れてさらに反応を促進します

活性が安定すると、透明になります これで完成


容器に移して、保温します


直後のpH値

数値が高いほど洗浄力は強いですが、髪やボディ用はpH値は9~10程度にします



時間が経過して熟成が進むとpH値は作成直後より下がります
写真のものは素地とよばれ、これを精製水と1:1の割合で希釈して使用します
キッチン用にはレモンの精油を加えたり、洗濯用にはティートリーやペパーミント、ラベンダーの精油を加えて消臭効果を高めます

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