リサ・ラーソンとネコ
こんにちは!
ここ最近、夏を思わせるような陽気と陽射しになってきていますね。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
本日はこれまで開催してきたリサ・ラーソン展に出品したネコがモチーフの作品をご紹介いたします!
リサ・ラーソンの動物モチーフの作品は数多くございますが、中でもバリエーションが豊富なのはネコの作品!
それはリサ・ラーソンにとってネコが特別な存在だからなのかもしれません
今やリサ・ラーソンが生み出したネコの作品は多岐に渡りますが、
リサ・ラーソンが長期にわたって活動してきたグスタフスベリ社で制作した最初のネコ作品は、
「小さな動物園シリーズ」(1956年)のネコ。 (ちなみにこのシリーズが、動物をモチーフにしたグスタフスベリ社での最初の作品です。)
しっぽが縦にたったネコより時計回り:Lilla Zoo Small Zoo 小さな動物園 1955年
座ったネコ、ウマ、キツネ、ダックスフント、バイソン
リサ・ラーソン展 (2014年~2015年開催) 出品作品
*作品画像:リサ・ラーソン展図録より
©︎Lisa Larson / Thomas Carlgen
実は小さな動物園シリーズのネコは、リサ・ラーソンがグスタフスベリ社入社前に制作したネコの作品
(リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅にて出品)がインスピレーションの元になっているのです。
ネコ(ユニークピース)1952 -1954年
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅(2020年~2021年開催) 出品作品
*作品画像:リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅 図録より
©︎Lisa Larson / Alvaro Campo
リサ・ラーソンのネコの作品は、しっぽが横にピンとのびたネコもいるのですよ。
このネコは大きな動物園シリーズの一員で、マイキーのおじいちゃんとも言われている作品なのです
ネコ/大きな動物園シリーズ 製造1958 -1979年
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅
北海道立函館美術館 会場にて撮影(2020年10月3日(土)〜11月29日(木)開催)
撮影:弊社スタッフ
マイキー
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅
大分市美術館 会場にて撮影(2021年1月8日(金)〜2月21日(日)開催)
撮影:弊社スタッフ
マイキーと見比べてみると、縞模様の胴体や、横にピンと伸びたしっぽ、お顔の雰囲気が似ていませんか?
イラストを描いた後、大きな動物園シリーズのネコに似ていることに気がつき、それからはこのネコをマイキーのおじいちゃんと呼んだりしているそうですよ
今日の作品紹介はここまで。
またみなさまにリサ・ラーソンの魅力的な作品をご紹介する機会ができますように