河口湖美術館副館長、渡辺吉高さんよりメッセージ vol.1!
日展をはじめとする様々な場面で活躍をした高山辰雄先生。1987年の1月に、文藝春秋の表紙絵を引き継いでから1999年12月までの13年間、毎月休むことはありませんでした。今回は、そんな高山芸術の新たな姿に出会うべく、河口湖美術館副館長の渡辺吉高さんに展覧会へのメッセージをいただきました.
河口湖美術館副館長、渡辺吉高さん。「高山辰雄 文藝春秋表紙絵」展会場にて
『現代日本画の世界に大きな足跡を残した高山辰雄です。その画業を回顧するとなると、大作が居並ぶ大規模な展覧会になります。その点、今回の「文藝春秋表紙絵展」は、いわばもうひとつの高山辰雄展といっていいでしょう。
作品の大きさは156点がすべて縦横15cmと、物体としては小さいのですが、手のひらに乗るような宇宙、そしてひとつひとつの作品に添えられた画家自身の随想のような言葉をたどりながら、画家高山辰雄が見つめてきた歳月をわたしたちは追体験することになります。
始まりも終わりもない時の流れ、わたしたちの文化や美意識の奥底に、公約数のように息づいて消えることのない静かな無常観を感じます。』
渡辺さんがこう語るように、今回の展覧会における特徴は小さな枠に納められた静かな広がりにあります。ありふれた日常の情景でありつつも、どこにも所属しない空間に皆様もきっと和まされることでしょう。
行楽と芸術の秋。是非、河口湖美術館へ足を運んでみて下さいね。
次回は河口湖美術館内の喫茶店 "Cafe Kawaguchiko View" をご紹介して頂きます。
<河口湖美術館へのアクセス方法>
■ 富士急行線 河口湖駅よりバスをご利用の場合 ■
下記のバスがご利用いただけます。美術館へは約10分で到着します。
河口湖周遊レトロバス
富士急バス 大石プチペンション村 行
富士急バス 甲府駅 行
■ お車でお越しの場合 ■
中央自動車道、河口湖I.C.より約10分。
※高山辰雄の「高」を本来の「ハシゴ高」ではなく、新字体の「高」で表記しております。
日展をはじめとする様々な場面で活躍をした高山辰雄先生。1987年の1月に、文藝春秋の表紙絵を引き継いでから1999年12月までの13年間、毎月休むことはありませんでした。今回は、そんな高山芸術の新たな姿に出会うべく、河口湖美術館副館長の渡辺吉高さんに展覧会へのメッセージをいただきました.
河口湖美術館副館長、渡辺吉高さん。「高山辰雄 文藝春秋表紙絵」展会場にて
『現代日本画の世界に大きな足跡を残した高山辰雄です。その画業を回顧するとなると、大作が居並ぶ大規模な展覧会になります。その点、今回の「文藝春秋表紙絵展」は、いわばもうひとつの高山辰雄展といっていいでしょう。
作品の大きさは156点がすべて縦横15cmと、物体としては小さいのですが、手のひらに乗るような宇宙、そしてひとつひとつの作品に添えられた画家自身の随想のような言葉をたどりながら、画家高山辰雄が見つめてきた歳月をわたしたちは追体験することになります。
始まりも終わりもない時の流れ、わたしたちの文化や美意識の奥底に、公約数のように息づいて消えることのない静かな無常観を感じます。』
渡辺さんがこう語るように、今回の展覧会における特徴は小さな枠に納められた静かな広がりにあります。ありふれた日常の情景でありつつも、どこにも所属しない空間に皆様もきっと和まされることでしょう。
行楽と芸術の秋。是非、河口湖美術館へ足を運んでみて下さいね。
次回は河口湖美術館内の喫茶店 "Cafe Kawaguchiko View" をご紹介して頂きます。
<河口湖美術館へのアクセス方法>
■ 富士急行線 河口湖駅よりバスをご利用の場合 ■
下記のバスがご利用いただけます。美術館へは約10分で到着します。
河口湖周遊レトロバス
富士急バス 大石プチペンション村 行
富士急バス 甲府駅 行
■ お車でお越しの場合 ■
中央自動車道、河口湖I.C.より約10分。
※高山辰雄の「高」を本来の「ハシゴ高」ではなく、新字体の「高」で表記しております。