「星と森国際短歌大会」は今年で10回をむかえる。
長い友人の占星術研究家で、エッセイストのM・Aさんが主催されている。
大賞・副賞が、毎年4000種ほどの応募の中から選ばれ、
賞金も「大賞50万円」と短歌の賞金としては破格と言われる。
フォーシズンや帝国ホテルで行われていたが、
ここ2年ほどは神楽坂の日本ペンクラブで開催されている。
この短歌大会の目的は、
日本古来の和歌の文化を継承するとともに、
和歌を披講する(法則に則って歌い上げる事)ことにより、
三十一文字の和歌が持つエネルギーを、
現在に蘇らせていくことにあると私は理解している。
またジェームズ・カーカップ氏を選者に少し前までは英語の短歌も募集し、
グレゴリア聖歌調に披講されていた。
今は大賞歌等を氏が英訳する形を取っている。
4年前から披講集団が組まれ進化のほども目覚しい。
今年も8人の披講団による披講は素晴らしく感動的だった。
披講が始まると室内のエネルギーは一変する。
心地よく神聖で何ともいえない「気」が満ちてくる。
その後のパーティで知人に会えたり、
いろいろな話が聞けるのも楽しみでほぼ毎年参加している。
近ければ本当に披講研究会に参加したいのだが、、、。
