数年前から「南青山短歌会」の会員になっている。
短歌を始めるきっかけは、M・A氏が「国際短歌大会」を
立ち上げようとされていた頃で考えると随分前になる。
氏の別荘が蓼科にあり山の斜面に
月見台を含む4つの建物からなっている。
その中の3面開け放す事のできる「憩いの間」で
そのころまだ現役で宮中の歌会の指導的立場(今もそうらしいが)
でいられたH・N氏をお迎えして短歌会が開かれた。
M・A氏が「憩いの間」に名前をつけるように
私に言って下さったので夏のことであったので
「蝉時雨の間」と名づけたのを覚えている。
お題は「星」。
今年の国際短歌大会のお題といっしょだ。
今年の国際短歌大会のお題といっしょだ。
洗い髪ほのかな香りたわむれて星降る夜に甘き風吹く
相聞歌と思われて返歌を下さった方もあったが
体験をそれっぽく詠んだだけで
体験をそれっぽく詠んだだけで
高原に吹く夜の風は蜜を含んで甘かったのだ。
それから気が向いた時だけ詠ませてもらっているが
一向に上達の気配がない。
まだまだ「短歌の心」は分からない。
それから気が向いた時だけ詠ませてもらっているが
一向に上達の気配がない。
まだまだ「短歌の心」は分からない。
ちなみに今年の国際短歌大会の大賞歌は
橙の空日暮がしずめゆき一番星と小さなわたし
副賞歌の一つは
あのひとが帰りたくないと言ったとき空には星がいっぱいだった
こちらの方はちょっとビックリしたが
どちらも若い方でなんかいい感じだった。
披講にも良く合っていた。
ぴかっと光る「短歌の心」をつかみたいものだ。
ぴかっと光る「短歌の心」をつかみたいものだ。