☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

秋のにおい

2009-09-25 00:26:04 | 徒然

朝ベランダに出ると、風に乗って金木犀の香りがした。
その香りに魅かれて辺りを歩いてみたが金木犀は見当たらない。
「ちっがたかな!?」とちょっとガッカリ。
 
小さい頃からにおいに敏感だった。
いいこともあるけど嫌な臭いはたまらないから不便な時も多い。
人間か感じる五感の内で一番強いのは嗅覚だと
耳鼻科医の友人が言っていた。
でもその代わり嗅覚には「慣れる」という機能が備わっているとか。
いつも「香り」を感じて生活できるというのは
やっぱりいいかなとも思う。
 
シルバーウィークのうち3日間は
やらなければならない事もあって家にいたけど
用事も兼ねて西山から洛西方面へちょっとドライブへ。

刈り取られた田んぼの畦道には彼岸花が其処彼処咲いていた。
お店には露地物の栗や柿が売られている。
すっかり「秋のにおい」がいっっぱい。
捜していた「水なす」が、農家の門先に売ってあった。
いつも買おうとしても売り切れている。
お漬物にはしない。
「水なす」はそのままサラダにするととっても「美味」なのだ!

車で走っていると以前に「カンパニュラ」を買ったことがある
大きなお宅の前に今日は「コスモス」が。
露地物の花は整ってはいないが生命力があり生き生きとして
スケッチすると表情がいい。
 
桃山の友人宅へ届け物の約束の時間まで
ちょっと間があったので伏見の方をグルグル廻っていたら
「伏見稲荷」の参道に。
今まで不思議に思うほど「伏見稲荷」には縁がなかった。
今日はちょっと参道だけ歩いてみたくなって車を駐車場に入れた。
 
お稲荷さん(いなり寿司)や鯖寿司、きつねうどん、
きつねの煎餅がやたら目に付く。
きつねさんの本場だもんね。
参道で一番気に入ったのはきつねの白いお面だった。(でも買ってはいない)

もう夕方、どこも閉まりかけている。
「伏見稲荷」を訪れているのはアメリカ・ヨーロッパ系の
外国人がいっぱいで、ちょっと驚いた。。
折角だからと本殿にお参りだけした。
 
風に乗って金木犀の強い香り境内いっぱいに広がっていた。
やっぱりもう咲き始めたのだ。 

家に帰ってさっそくコスモスを活けた。
玄関に飾って気が付いた。
「コスモスって陽だまりのにおいがするんだ」!!
コメント
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