☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

縁(enisi)の糸

2011-07-24 00:23:16 | 徒然

 織作家の友人とめったに乗るとこの無い京阪電車で
大阪・京橋に向かっていた
京橋のK画廊で9月に開催する友人の「織」の企画展の

打ち合わせをするためだ

電車に張ってある天神祭のポスターが目に留まった
「24日の宵宮・25日の本宮はこれからなんだ・・・」
祇園祭の巡行が終わって京都人としてはひと段落の感じがしていた

それからふと思い出した
もう5・6年前にもなるだろうか
大阪の友人が大阪天満宮近くののマンションに引っ越したというので
「きっとお二人とも天神祭の感じはあまりお好きではないのは

 よくわかってますがせっかく近くに引っ越したので
 こんなことがないと天神祭にはご縁が無いと思うので
 是非、宵宮に来てください!!自宅にも立ち寄って下さい…」
 と誘ってくれた
 
 その言い回しが何とも面白かったので

 こんな機会がないと出かけることもないし…
 とお誘いを受け家人と二人出かけた
 京都の祭とはギャルをはじめ浴衣の着方さえ全く違う

 雰囲気に圧倒されつつおみこしを見(ギャル神輿も)
 大阪名物イカ焼き等を食べ(大阪のイカ焼きとはイカをまるごと
 焼いたのではなく卵だけのうすっぺらいお好み焼きのようなもので

 京都には全く無い)
 一味もふた味も違う祭り情緒をそれなりに楽しみ味わうことができた

 その日その友人に紹介された友人たちの中の一人が

 これから行くK画廊の親戚の人で家人の展覧会を…と言う話になり
 ご縁よくつながって…
 これまで2回展覧会を開かせて貰った
 
 去年秋2回目のK画廊での展覧会の折

 わたしが着ていた友人の作品のシルクの織の
 ロングベスト等がオーナーの目に留まり説明するうち

 「うちの画廊でその織作家の方の作品展を・・・」と話が進んだのだ 
 (展覧会に来た人たちにも評判でオーナーに見せるため

  サンプルとして預かった作品を見せた友人に「是非に…」
  ということで展覧会中に数点売れたりした)

 もし友人の誘いで天神祭に行かなかったら
 きっとK画廊での家人の展覧会もなかった
 だろうし友人の作品展にも繋がることなかった…
 その話を友人にしながら「縁の糸」の不思議さを思った
 
だいたい宵宮で「展覧会」の話が出た時
 家人がすぐに「やりたいですね」なんて言ったのが
 とっても不思議で思わず彼の顔を見たぐらいだったのだ…
 

 1回目の個展の時にはK画廊でもっともっと
 不思議な「縁の糸」のつながりも…
 本当に不思議なことから全く別の件でずっと会いたいと

 思っていた人たちとK画廊のご縁で出逢うことができたのだ…

 今気がついたけれど大阪の「天神祭」にはご縁はなかったけれど
 このブログにも書いたことがあったが

 天神さん(菅原道真公にも)には
 なんだか深いつながりやご縁があったんだったなあ…

 新しい豊かな今日をつないでいく縁の糸を広げていきたい…

                 

コメント
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