それほど動物好きともいえない我々だが(野鳥好きではある)
小動物たちとは不思議なご縁を頂くことはよくある
(人間の赤ちゃんやまだあんまりしゃべれない幼児とかも…)
それにしても今回の旅は「不思議な出会い!?」が特に多かった…
「牛が来た!!」
霧ヶ峰から女神湖にもどり、美味しいアイスクリームでも食べようと
第2蓼科牧場へ。乳牛があちこちでかたまりながら牧草を一心に食べていた
30頭あまりか。何しろ何キロか?!はある広い牧場故
こんなに牛が見られることも珍しい
かなり大きいのや珍しい色や模様の牛も…
観光客も結構多い
牧場のかなり端の柵の近くで家人が結構はなれた(20から30メートル)
黒い模様のやや小さめの牛に向かって「こっちにおいで」と呼んでいた
私も試しに珍しい薄茶の模様の牛と精悍な黒い模様の牛に呼び掛けてみた
心の中で…(30から40メートル離れた)
するとどうしたことだろう
家人が呼びかけた黒い牛が家人のほうに向かって動き出し
同時くらいに私が呼んだ2頭がゆっくり体を起こして
我々の方に向かってくる!!
それに合わせるかのようにすべての牛たち(30頭あまり)が
こっちに向かって動き始めた!!
ただただ唖然と見つめるばかり…
私たちの目の前に来た3頭を中心に全ての牛が勢揃い
牛たちは柵の前に綺麗に並んで全員集合ならぬ全頭集合!!
近くにいた人たちは「何が起こったんだ!!」「どうしたんだ!!」と
叫びちょっとした騒ぎに…
牛たちは耳に番号のタグがつけられ
「18号だけ呼んだのに・・・」と家人
私が呼んだ茶色模様の牛は静かにあまり動こうともしないで
優しい目で見つめてくる… 5分以上そのままで…
相手が大きい動物なのと大勢なので
とにかくびっくりしてしまった!!
そうこうしているうちに「今度は何が起こったんだろう」と
観光客たちがワイワイ言いながら整列している牛たちの方に
スマホ片手に駆け寄ってくる…
「せっかく来てくれたのに何もしてあげられずごめんね!」と
牛たちに謝って静かにその場を離れた…???・・・
(上の写真が私が呼んだ牛さん2頭、
下の写真が私が呼びかけた薄茶模様の牛さんと家人が呼んだ牛さん。
こうして見ると牛さんたちは本当に優しいいい顔をしている。
「鹿男あおによし」を思い出してしまった…)