☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

夏色の風・蓼科・・・信州夏旅2011<1>

2011-08-17 00:04:40 | 徒然・・・旅

 
高原を吹き抜ける夏色の風に会いに今年も信州へ
初めて蓼科を訪れたのは高校1年の時
初めての友人たちとの旅だった
その時から始まったこの地との不思議なご縁は今に続く

今年は蓼科女神湖2泊黒姫高原1泊の3泊4日の旅
高原の風景に漂う薫りカラマツと白樺の林を吹き過ぎる風が何ともいえない
ビーナスラインを昇っていくと今も胸が高鳴る

もう二十数年宿を取っている女神湖近辺は海抜1500メートルの<超>高原 
雨境峠を越えると空気感が変わると言われるちょっと特別な場所
明るく輝く光とキリッと引き締まったした空気、清涼感に満ちている

白樺湖から霧が峰へ
道路脇の黄金アカシアのマスカットグリーンが本当に美しい
幹は太くなり背も伸び葉もたくさん茂り1年で逞しく成長している
植樹されたものとばかり思っていたら道路脇に自生するらしい
霧が峰はニッコウキスゲはとうに終わってヤナギランも数少ない感じ
吾亦紅、ツリガネニンジン、ホタルブクロ、シシウド、クガイソウ、

名残のキスゲ…
今年はマツムシソウが柔らかい色で美しい
新しく電流が通る線や網が張り巡らされているのは

鹿害から高山植物を守るためらしい
この冬、高山植物が鹿に食い荒らされニッコウキスゲ等にも

被害が大きかったという
 

高原に甘く爽やかな風が吹きぬける
暑さをもう忘れている
霧は無く良く晴れているが雲がかかって遠くが見渡せないのが残念

夜は女神湖の花火大会
H山荘で食事を終えて長門町の別荘に滞在してる友人のAさん家族とともに
女神湖の傍で歓声を上げながらスターマインを見る
空には十二夜の月が見事に輝く
今夜の月は近くの星が見えないくらい明るい
北斗七星がまん前に二等星の北極星があんなに大きく見えるなんて…

今夜は上空の風が適度に煙を払ってくれて素晴らしい花火日和だ
頭上に展開される火の華の舞、舞い落ちる火の粉、後でやってくる音が轟く
すぐ傍
で見る花火は臨場感いっぱいで「これど日本の花火!!」って感じ
女神湖いっぱいに広がる水中スターマインは見ごたえ十分!!

ここならではのものだ
毎年工夫され華やかさが増している
ご当地花火は味わいがありとても魅力的だ

あくる日、午前中は夢の平から御泉水自然園の森を満喫
今年はアサギマダラをはじめ幾種もの蝶がいっぱい舞っていた
トンボも多い気がしたがこれってとってもいいことだ…

コメツガ、白樺、ダケカンバ、カラマツ…

原生林に続く桟橋遊歩道を右に左に歩く
幻想的なサルオガセ…妖精が隠れていそうな気配を感じる…

ここに来るといつも思うこと
去年は時間が少なく雨模様であんまり歩けなくて

この1年この森に心がずっと残ってただけに
今年はたっぷりと時間をかけて

この「森の大気」をいっぱい吸い込み
森のエナジーを心に体にたくさん浴びた…
 
蓼科山の伏流水が長い年月地下を巡り浄化された

美しく清らかな水が湧き出るこの地
妖精が住む原生林が息づく幻想的な深い森…
きっと「この地」の持つ独特の大気の流れと地のリズムに強く惹かれ
また引き寄せられているのだろう…
「天空の楽園」と銘うたれているのは今年初めて気づいたんだけど

友人家族と昼食をともにし、再び晴れた空を満喫しようと

「車山」から「霧が峰」へ
降り注ぐ光を浴び、高原を横切る夏色の風に吹かれながら
ころぼっくるヒュッテで今年も素敵なティータイム

緩やかなときが流れる…
                                
                                         

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