1昨年の春の展覧会で頂いた「万華鏡」という名の紫陽花が
昨年に続いて今年も咲いた!優しい色が嬉しい・・・
蝉の声が聞こえる 梅雨明けも真近かしら
昨年に続いて今年も咲いた!優しい色が嬉しい・・・
蝉の声が聞こえる 梅雨明けも真近かしら
5月の安曇野展に続いて6月の終わりには京都伏見での家人の展覧会
今回は実験的な3人展・・・「絵画」と「書」と「光造形」
オーナーさんとも考えや趣旨を同じくして
ここ3年続けてこのスペースで展覧会を開催してきたことが
実ってきた実感がある
ワンコインの入場料も当たり前のようにすんなり受け入れられ
台風や梅雨入り等天候不順な中 連日多くの方々が来てくださった
リピーターさんも10名近く・・・
鑑賞して頂くのはもちろんのこと
この時この場だけに存在する「アート空間」に
じっくりゆっくりともに浸り 満ちてくるエネルギーをともに味わい
またともに創り上げていく・・・
珍しいハーブのお茶を飲みながら・・・
そんな「空間」を創れたように感じる日々
集う人々とともに様々な「縁の糸」が繋がり広がっていく
不思議な再会や時にびっくりする繫がりも・・・
この地に因んだ造形作品に絵と書をその場で描く
ゲリラライブを4回開催したり
和紙やセメントの光造形が照らし出すそれぞれの作品世界が美しくて
急遽「ナイトミュージアム」を開催したりまさに実験的な展覧会となった
家人としては(私も含めて)、実験的アート空間を作り出すのが目的の3人展
今回はこの会場に合わせて制作した今は希少となったアイボリーの
「伊勢木綿に真紅のアクリル」で描いた抽象作品と
「新聞に水彩画」のパネル絵6点がメイン
吊り下げられた上質な越前和紙の真っ白な光る赤い目を持つ「おろち」と
真紅の抽象画が不思議で絶妙なマッチングを見せる
事前の打ち合わせも全く無かったのに・・・
一番驚いたのが信州を描いた「新聞に水彩画」の奇跡!!
「蓼科山」「黒姫の森」「御泉水の森」「女神湖畔」「八ヶ岳連峰」「白樺林」
を描いた6点
貼り合わせとか破りとかの効果はもちろんあるのだが
近くで見ると時にモザイク画のように
またちょっと不思議な風景画のように見えるのだが
少し離れて見るとズーンと奥行きが出て遠近感が半端なく
立体感や透明感がグーンと深くなり別の絵のように・・・
「うわー」「えーっ!」とか訪れて見る人が驚きの声を次々と上げる
身近でずっと見ていた私でさえここで見て
改めてこの「新聞紙の奇跡」にビックリ!!
「新聞に青のコンテ」「新聞に墨」まではまあ良かったが
「次は新聞に水彩!」と言われた時には「はてなマーク」が3つほど出ていた
この新聞効果について画家本人は「計算の上」と言うのだが・・・
目標としていた「新時代の茶室」の感覚にかなり近づいている感が嬉しい
(ちなみにこのスペースは「同時代の茶室」と銘打っている)
新しい可能性や今をじっくり見つめる目や開かれゆく扉まで
感じることができた展覧会でした
感謝です!!
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