日に日に冬の色が濃くなっていく
12月は「ベートーヴェン」の季節
京都・長岡京のホールで大阪交響楽団(元大阪シンフォニカ)と
仲道郁代のコンサート
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と
交響曲第5番「運命」を聞いた
初めての生仲道郁代、演奏する姿もなかなか素敵で
あの華奢な体からとは思えない華麗かつ力強い演奏が聴けた
見せる(魅せる)演奏と言うのもパフォーマーにとっては
大切なことだと改めて感じた
常々ビジュアルは大切だと言う考えではあるけれど
それも本来の実力があってのものだ
久々のオーケストラ、やはり壮大さがいい、音の厚みがいい・・・
ベートーヴェンの力強い世界観、苦悩や苦難の道もあくまでも前向きに、
強い意志を持って進みゆく・・・
子どもの頃持っていたベートーヴェンについてのイメージが
このところ大きく変ってきた
パンフを見て申し込んだときは名前を見て「大フィル」と間違えていた
大フィルも聞きたかったけれど・・・シンフォニカもがんばってるんだ・・・
第五番「運命」もなかなかいい感じでオーケストラならではの
音の広がりはさすがの世界だった
兵庫・伊丹ホールでは田尻洋一氏のピアノコンサート
ベートーヴェン交響曲のすべてpart3「第九」
交響曲をすべてピアノ1台で表現する取り組み
伊丹では第三「英雄、」第六「田園」に続いて今回は第一と第九「合唱」
どんな冬の華が咲くのかとっても楽しみにしていた
会場は人でいっぱい
場が力強く美しいピアノの音でで満たされていく
若きベートーヴェンを彷彿とさせる第一番ハ長調が終わって
いよいよ「第九」が始まる
大震災をはじめ多くの苦悩にあふれた2011だったからこそ
注目を集めた音楽史上最高傑作ともされるこの作品
「人類愛と多くの人たちの団結によって成しうる
人間解放を理想として高らかに歌う・・・」
混沌とした苦悩・闘争を経て歓喜に至る・・・
流麗に雄大に静かに高らかにズンズンと「内なる宙に響き渡る」ピアノ・・・
1時間30分続く壮大なドラマ
息つく間もないほど浸りきる華麗な音の世界
十二分に満足した何とも贅沢な時間が流れた
やっぱり12月はベートヴェン・・・
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