光はとても明るいのに空気はとてもとても冷たい
雪だよりがまだまだ届いている
しかし如月もあともう少し
「花ごしらえ」の声も聞かれ
春を呼ぶお水取りの「行」も始まっている
立春を迎えて「立春大吉」と家人が毛筆で書いて玄関に掲げ
小さな雛飾りをあちこちに飾る
これも我が家の年中行事のひとつ
昔から京の家では迎える季節ごとにしつらえを変え
年中の小さな行事をひとつひとつ大切にすることで
過ぎ行く時を愛で迎える季節を楽しみ
暑い夏を冷える寒い冬を風雅に乗り越える術を身に付けてきた
そんな気配や何気ないしぐさは
例えばおばあちゃんの言葉やエプロンの白など
映像として匂いとして体や頭のどこかに今も残っている
そんな大切に受け継がれてきた心根を
形を変えてもどこかで実践したい気持ちがある
誰に見せるでもないが毎年のちょっとした決まりごとを
続けていくのは楽しいし気分も流れる空気も変る
「実践する」ことが大切な気がする
自分のラメ入りセーターも1枚編んだ
水彩の花の絵も今月は結構描いている
ずっと前に買っておいた「竹」の筆も使ってみた
違和感無く普通に書けた
そこそこ気に入った「風」をパネルにして飾った
ブログはなかなか短歌や俳句もなかなかだけど・・・
時は過ぎ季節は巡る
今を生きることを大切に
今に生きることを心に刻んで
過ぎ行く時を過ごしたい
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