☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

アバター

2010-01-12 15:19:26 | 徒然

話題の映画を見た。
全く見るつもりはなかったのだが
友人がとても面白かったと言っていたので見る気になった。
 
ところが何と「今度の上映は「3D」ではないのですがいいですか?」
とチケット売り場で言われてしまった。
「いいですけど・・・」「3Dでない上映ってあるの?」と思ったけど
上映時間に合わせて来たので「まあいいか」。
ちょっと残念な気もしたが…
でも十分に見ごたえのある映画だった。

近未来、地球人がある星の資源価値のある物質を
手に入れるためにあの手この手でその星に住む人たちに近づき
最後には武力で征服しようとする。
ある種、西部劇のようなものだ。
ちがうのは征服されるもの側に立って創られている所。
そこが20世紀と違うところだ。

自然とつながり、自然を愛し
自然に大きな畏敬の念を持ちながら
でも自然の過酷さとも戦わなければならない。
食物連鎖のしくみのなかで共存の道を探りながら
生きているアバターたち。

それに比べ地球人の支配者はまだ
欲深いバイシスエネルギーで生きているという設定。
どちらが「美しい」か自ずと分かるというものだ。

話の設定も面白いしとにかく映像が素晴らしい。
アバターたちも背景もCGで創られているというが
背景の奥行きが見事だ。
よく言われていることだが、
本当に初めはちょっと気味悪かったアバターたちに
3時間近く見ているうちに親近感と共感を覚えている
不思議な感覚が面白い。

ジェームス・キャメロン監督の話等が
映画評等で載っているのを見ると
とても軽い感じで書いているが
画面からはもっと奥深い何かのメッセージが
伝わってくるような気がした。

主人公がその星のくらげのような精霊たちに
歓迎される場面があったが
家人が映画を見終わった時
「あんなふうに精霊たちがよって来てくれるように
ならなければね!」と言った。
本当にそうだね!

                 
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