7月に入ったらやっぱり蒸し暑さが変った
月下美人、知らぬ間に蕾がひとつ大きくなってしっかりと上を向き
今日か明日開く感じだ
妖精夜に買った25本の真っ赤な薔薇は
一週間しっかり咲いて今は綺麗にドライになって階段を飾っている
昔買った簡単な小さな織機があったことを思い出して
織作家の友人に半日講習をお願いした
ずっと前に別の織作家の方にお泊りをして教えてもらったことがあるが
すっかり忘れた
誘われてさをり織りの研修会にもいったことがあるがもちろんその場限り
でもその時織ったテーブルセンターはずっと使っている
さをり織りの糸もみんなもらっておんぶ抱っこで
幅20センチで(その織機ではそれしか折れない)140センチほど織れた
練習のため糸の本数もいろいろ変えてやったけれど
縦糸の紫と水色を中心としたバリエーションが
とっても綺麗なので合い物のマフラーにすることにした
ちょっと嬉しい
忘れないうちにと自分で何とかやってみた
さをり糸に藍染の古布を裂いて入れてみたりした
ちょうど1メートルほど織れた
縦糸がグレーのバリエーションなのと裂き織を入れたので
地味で素朴な感じ・・・
そもそもその昔は裂き織をしてみたかったので織機を買ったのだが
友人が「裂き織をしない」というのが今回よく分かった
野暮ったくなって織の洗練されたところは確かになくなる
目出すところが違うのだ
好みと用途の問題なのだけれど
好みも時とともに変化するから・・・
何か新しい工夫をして面白いものができればいいんだけれど・・・
今回の織り物も以前信州の友人に貰った太い木の枝にとめて
麻紐を編んで吊るしタペストリーにすると見栄えが数段よくなった
長い間ほーって置いたずっと前に織った簡単なタペストリーと
敷物もせっかくなので
しばらく飾っておくことにした
断続的な雨が続く
ちょっと沈んでしまう気分がある
月下美人は今まで雨の日に開いたことは無かったが
夕方から静かに開き始め芳醇な香りを放ちながら
真夜中過ぎても密かに満開に咲き誇っている
こんなときこそ何かを開く鍵があるような気もするんだけど・・・
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