駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

嵐の前の静けさ

2018年09月04日 | 小考

      

 嵐の前の静けさか、通勤途上では雨こそ降ってはいたが風はなく秋雨の感じで、気象庁は二割増しで大袈裟に報じているのかなと裏を読んでしまった。気象庁や報道機関は被害甚大な豪雨や台風の後は、やや大袈裟に予報報道する習性がある。それならなぜ、最初の豪雨の時にもっとインパクトのある警報を出さなかったのかと思うのだが、さほどのことがないと何を大袈裟なと非難されるのを嫌うのだろう。後先で印象が違うのは人間感覚の特徴で、叩いた後撫でるのと撫でた後叩くのでは、算数の答えは一緒でも人間の場合は違うのだ。

 The simpler the betterと言うのは物づくりの鉄則だそうで、同じ働きをさせるならシンプルな構成の方が良いとしたものですと機械いじりが趣味のT氏のお話だ。日本人は手先が器用で物づくりでは世界一とよく言われるが、T氏はそうでもない、確かに指先は器用かもしれないが構成や構造ではアメリカ製は優れているそうで、成る程と感心することがしょっちゅうありますよ、決してアメリカの物づくりを馬鹿にしたはいけませんと言われる。それに所謂フールプルーフにも気が配ってあるそうだ。

 果たしてデザインにも、the simpler the betterが通じるか分からないが、ああでもないこうでもないとブログのテンプレートをいじくりまわして、辿どり着いたのがこれだ。見てくれよりも内容ですよと半畳が入りそうだが、しばらくこれで行きたい。

コメント
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