NHKの林田理沙アナウンサーが14日放送のブラタモリで、2年間務めたアシスタントを卒業した。冒頭、林田アナが最後のロケであることをタモリに告げ、別れを惜しむと、タモリは「そう言いながら、みんなシレッと別の番組に出ている」とはぐらかしながらも、「ご出世なさいませ」とはなむけの言葉を送った。
番組の最後、タモリが卒業について感慨深げに触れると、林田アナは「やー、もうなんか…すいません…」と涙ぐんだ。タモリが「ご苦労様でした」とねぎらい、林田アナは「この2年間の思い出を一生抱きしめて生きていきます」と頭を下げた。
林田さんらしく、すがすがしく可愛らしい心のこもった別れだった。ニュースは生真面目に読んでいるけれども、ブラタモリには素直で可愛らしい素が出ていたと思う。彼女自身が番組を楽しみ、タモリを好み尊敬していた様子があった。タモリは大ベテランだけれどお互いの良さを引き出していたのではないか、近頃希に見る名コンビだった。
林田ファンとしては、正直とても寂しい。いつもながらおじさん的には早く良い人を見付けてと思う。華の命は短い。