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ニューヨーク地裁はトランプに財務データ改ざんの詐欺罪で有罪判決を下し3.5億ドルの罰金とニューヨーク州内での三年間の企業活動停止を命じた。詐欺(虚偽記載)は事実なのだが、トランプは裁判はバイデン達の選挙妨害が目的の陰謀で、判決を下したエンゴロン判事は悪者と反論し控訴する意向を示している。
虚偽記載は事実なのに選挙妨害のための魔女狩り裁判だと控訴することは日本ではちょっと考えられない。平気で嘘をつけ自分が悪いと認めないのは政治家の一つの資質なのかもしれない。悪には悪でという考え方を持つ人も居るようだが、悪同士でつるむことがあるから要注意だ。
不思議なのは共和党のトランプ岩盤支持者には判決が出ても支持し続ける人が多いらしいこととアメリカのニュースはこの話題で一杯なのに日本での報道は扱いが非常に小さいことだ。