駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

春眠暁を覚える。

2025年03月05日 | 人生
             


 弥生、春三月になった。昨日一昨日は寒かったが日曜日は暖かく四月の陽気だった。
 春眠暁を覚えずと言う。若い時、壮年まではちょっと疲れていると十時間くらい眠れた。高齢者になるとよく眠っても高々八時間くらいのものだ。たいていは六時間で目が覚めてしまう。孟浩然は51歳で亡くなっているから、高齢になると春眠暁を覚えるのを知らなかったのかもしれない。
 春宵値千金、これは今でも分かるけれども、何と言っても青壮年に向けた言葉と感じる。しかし果たして、この感覚が今の人に分かるだろうか?
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