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十五で姐やは嫁に行く時代には少子化はなかった。今ではクリスマスを過ぎるのは当たり前、大晦日を過ぎても未だの人が増えた。
妊孕性(妊娠する能力)は二十二歳をピークに下がり始め三十五歳には半分以下に低下してしまう。今の世の中の仕組みでは二十二歳は若すぎるかもしれないが、医学的には二十代で最初の子を授かるのが望ましい。少年老い易く学成り難し、少女老い易く子授かり難し。
結婚は分別でするものではないと申し上げたい。馬には乗ってみよ、人には添うてみよと言われる。子供は作るものではない授かるものだ。石橋を叩いていると渡れない、若ければ渡れる橋は多い。明日は明日の風が吹く。こうした爺の感覚は今の世の中の現実とずれているのだろうか。