下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

061屏風山

2015-02-16 07:42:59 | 92山
1年、いや2年ぶりの屏風山。
恐山街道の除雪終了点に9時前到着。
すでに車が止まっている。
歩き出すと、スノーモービル2台?とツボ足1人のトレースがある。
恐山街道は、恐山までの物資補給で雪上車は通っているため、圧雪されツボ足でも大丈夫だ。
歩き出してすぐに、スノーモービルが1台追い越して行った。

晴の穏やかな日の、道路歩きは退屈だ。
ツボ足の足跡を観察しながら歩く。
ソールはビブラムのパターンだ。
長靴ではなく登山靴を履いている。
途中から、ワカンを履いた。
必要もないのに、履くのは試着なのだろう。
歩幅が極端に狭い。
背が小さい人なのか。
ンン・・・?
右の歩幅と左の歩幅が、見た目ではっきりと違う。
5~10cmも違う。



(穏やかな天気でスタートを切った)


一本杉に着いた。
ここから道路を離れて、尾根上を目指す。
風が吹き出し、寒くなったので、アウターを着る。
最後の急斜面を越すと、パノラマラインと出合う。
恐山展望台でスノーモービルが追い越した。
数メートル先で止まりこちらに歩いてくる。
黙礼すると、「Oさん?」と聞いてくるので。
「違います」と答えると、だってテレマーク・・・・・。
答えようがないので、黙っていると「上までですか」と聞かれたので、
「ハイ」
「オオ」と釜臥山を見て言う。
「いや、上と言っても屏風山のね」
「私らも行きます」
「・・・・・」



(急斜面を超えると気持ちの良い斜面となる-風は強い)


程なく「屏風山」山頂。
更に進み、長い山頂の先端まで行く。
風で雪が舞い、陽の光で輝いている。
ダイヤモンドダストのようだ。
釜臥山、北国山、大尽山が見える。
結局彼らは、屏風山と屏風山ヒュッテを間違えていたようだ。



(山頂から宇曽利山湖-地元では宇曽利湖)



(先端から大尽山)


帰りはパノラマラインまでシールを付けて降りる。
尾根に乗ってからは、シールを取り一気に滑る。
急斜面も難なくクリアー。
気分上々だ。
しかしここからは、緩斜面とヤブとで歩きが主体となる。



(雪は重いがうまいこと滑ることが出来た・・・かな)


車に着いたら、ツボ足の主が居た。
知り合いのKさんだ。
「足が悪いの?」と聞くと、右腰が痛いという。
納得。




(ルート)