先週の土曜日に歩くつもりだったルートに行ってきた。
夏泊半島最高峰だ。
水ヶ沢山は標高323mではあるが、夏泊半島の最高峰となる。
通常は「西平内駅」から北に延びる道路を使い、電波塔まで車で行く。
施設の左端から、登山道が始まるが20分くらいで山頂となる。
今回は、笹森山から電波塔へ続く道路に降りて、登り返す贅沢な計画を立てた。
(遠くに水ヶ沢山が見えてきた)
(笹森山。名前が気になる。笹薮でなければいいが・・・・・・。)
「小湊駅」の駐車場を8時前に出る。
盛田川を渡り福島集落を足早に過ぎる。
田植えが終わった朝の農道は静かで、気持ちが良い。
二股を見過ごし500m進んで引き返すハプニングがあったものの、狙った尾根の取付き点までは順調に来た。
ここで、長袖のシャツを着、手袋・リストバンドを着用、ヤブ+ダニ対策とする。
大したヤブではないのでどんどん進む。
伐採地に出た。
ここから急勾配になるが、山頂は近い。
笹森山の山頂は細いブナ林の中にあり、展望はない。
ここで、剪定ばさみがなくなっているのに気づく。
剪定ばさみは、ひどいヤブの中に蔓が絡んで、進めない時に使っている。
この先を考えると、必需品だ。
落とした場所も、ほぼ分かる。
引き返し、水ヶ沢山には帰りに使う予定の道から登ることにする。
無事、剪定ばさみを回収。
林道(農道?)が終わり、地図を眺めてまたまた気が変わった。
ここまで来たのだから、東峰にも登るべきだ。
取付こうと思っていた、一つ手前の尾根に取付く。
気温は上がり、暑い中でのヤブ歩きは辛い。
稜線にたどり着き、東峰山頂を往復。
本命の水ヶ沢山に向かう。
すぐに「管理用道路?」が現れた。
どうやら山頂まで続いているようだ。
山頂手前、20mくらいで道路はなくなったが、だいぶ楽をさせてもらった。
山頂には防災無線の電波中継所があり、車でも入れる状態になっている。
樹間から冷水山と思しき山がかろうじて見えるだけで、ほとんど展望はない。
ここで大休憩。
昼食を摂りながら、帰りのルートを考える。
このまま西平内駅までらくちん道路を使い降りて、電車で一駅で小湊駅だ。
良い案だと思ったとたん、携帯電話がないのに気づいた。
・・・・・・・
やはり、来た道を探しながら帰ることにする。
いったん電波塔まで降り、そこから沢へ下り往路に乗ることにした。
500mのロス区間も往復しても形態は見つからず。
そろそろ買い替えようと思っていたので、金銭的には問題ないが、電話帳がなくなるのはきついな。
車に戻り、助手席を見たら。
あった。
結局、14.5kmも歩いてしまった。
(ここから左の松林へ突入。尾根に乗り笹森山へ向かう。)
(笹森山山頂から北側を望む。展望は全くない。)
(山頂から降りて、伐採地から水ヶ沢山を望む。)
(東峰から水ヶ沢山方向を望む。)
(稜線上には立派な管理用道路がある。)
(水ヶ沢山山頂にあった三角点)。
(水ヶ沢山山頂にある中継所)
(電波塔に向かう途中の案内板。どうやら登山道として整備しているらしい。)
(電波塔。ここから再びヤブの中へ)
(うまいい事、目指す沢にたどり着いた。)
これはなんだ
(日当りの良いヤブの中、・・・なんだろう。)
(田圃脇に一輪だけ咲いていた)
(上の花の拡大写真)