下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

稲庭岳

2019-02-25 08:10:53 | その他の山

妻が八戸に用事があり、帰りは一緒に変えるということで、稲庭岳に行くことにした。
朝6時に出る予定が、早く目覚め、5時半に出発。
六ケ所できれいな日の出を見ることができた。
何かいいことありそうだ。



朝焼け。きれいだったので、車を停めて撮影。




天台の湯に駐車しようと思ったが、まだ先まで除雪しているようなので、進んでみると、豆腐屋まできれいに除雪してある。
その先も除雪してあるが、雪を盛り上げていて、進入できない。
Uターンし、豆腐屋から2~300m手前の待避所に車を停め、出発。




あの峰に向けて出発。




先週のものか、凍ったトレースの上を、カリカリと音を立てながら歩く。
左に見えていた沢を渡り、少し行くと「岩誦坊」の湧き水が見えてくる。
無雪期なら、ここで一杯頂くところだが、1mほどの雪の壁を超えるのが大儀なので、やめた。




岩誦坊




さらに進むと、ヘアピンカーブとなる。
地図にはないが、ここから右手に道がある。
トレースもそちらに多くついている。
駒形神社の参道、H759mに延びているらしい。
ここは、予定通りショートカットして尾根上のH854mに出ることにした。
杉の急斜面を登りきると、雑木林の気持ちの良い斜面となる。
さらに進むと尾根の上に出た。
かろうじてトレースが残っているが、今までよりはかなり少ない。
少し歩くと、駒形神社の赤い鳥居が見えてきた。
二礼二拍一礼して、休憩。




駒形神社に向かう尾根。かすかにトレースがある。




駒形神社





いよいよ急斜面が始まる。
ゆっくりゆっくり、Zを切って進む。
右にH1032mのピークが見える。
雪はサラサラで、直ぐに崩れるし、シールも効きにくい。
急に尾根が細くなる。
ここは右側をトラバース気味に登り、尾根上に出ると、山頂が見えた。
山頂は、360°の展望で、北には大駒ヶ岳・三ツ岳が見えた。
南には岩手山や安比スキー場、七時雨山が見える。
風が強いので、そそくさと滑降準備をし少し南側に下る。
このまま真直ぐ進むと、高曲原に行ってしまうので、コンパスを振り直し、遠野牧場に向かう。
牧場の端っこの林の中で昼食を摂り、少しゆっくりする。
牧場の北端を進むが、あっという間に終わり、林が見える。
この林が、本日のハイライト。
細い木が密集していて、苦労しながらようやく下りきると、伐採帯に入り、尾根は二つに分かれる。
左側の細い尾根へ降りると、直ぐに豆腐屋が見えてきた。

次に来る機会があったら、高曲原の牧場コースだな。




山頂から岩手山と安比スキー場。右が八幡平。




滑り出しはこんな感じ。




こんな気持ちの良い場所もある




この林に突入。




ルートはこんな感じ。