2日目(うぐい滝川)
使用するうぐい滝林道は第2橋と第3橋の間で工事中のため、第2橋に車を停めて、1km強の林道歩きとなった。
第3橋から入渓。
30分ほどの単調な沢歩きから、プチゴルジュとなる。
一昨年は流木で埋まっていたが、今年はきれいな姿を見せてくれた。
ここから変化に富んだ沢の始まりとなる。
深さは大したことはないが、数か所のヘツリ場が現れる。
みんな濡れたくないので、素直にヘツル。
第1の核心、倒木滝が現れる。
一昨年は巻いた人からロープを出してもらい、トップロープで登ったが、今年は再びフリーで登る覚悟で来た。
倒木の上部に手がかかるまでは、難なく登った。
ここから、あと一ヶ所のスタンスが取れず、やむなくシュリンゲ2本で足場をつくる。
何とか登った。
ちょっと情けない気分だが、アラセブなので自分自身を大目に見た。
登りに集中するあまり、写真を忘れた。
この辺りからよく滑るようになる。
何気なく置いた足が、ずるっと滑り、水に落ちる。
疲れて、踏ん張りがきかないのかとがっくり。
続いて、巨岩が重なり合った滝。
さらに小滝が数か所続く。
ここでも、みんなが何気なく登っている滝を登れず、助けてもらった滝があった。
大きな滝を持つ石滝沢と出合う。
滑床が主体となり、快適だ。
長滝沢との合流点で休憩。
まだまだ時間に余裕があるので、長滝に向かう。
第2の核心部、長滝だ。
最上部は、トップロープでも登れず、引っ張り上げてもらう体たらくとなった。
直ぐに林道と交差。
本日の終了点である。
ヤブ化と土砂崩れでかなり荒れた林道を戻った。
※上がってスパイク地下足袋を調べたら、全てのピンがぐらぐらで、まったく効かない状態だった。
これについてのリポートは、後日まとめる。
入渓点。今日は機嫌がよさそうだ。
ここからが変化に富んだ渓相となる。
寒いので落ちたくない一心で越える。
微妙なヘツリ
ここもヘツル
巨岩滝が現れる。
基本的にナメが続くようになる。
石滝沢の大きな滝(石滝なのだろう)。
少し明かりがさし、天候の回復を思わせる。
長滝下部にて集合写真。
長滝上部。ここでロープを出してもらった。
八戸山水会の月例山行で「ぼんてん山・うぐい滝川」へ行った。
1日目(ぼんてん山)
家を出るときから小雨。
小雨を強いジリと考えることにし、少々の不安を抱えながら、待ち合わせ場所に向かった。
横浜は道路が乾いている。
登山口はガスで目指す山も見えない。
下りのスリップ防止のため、スパイク地下足袋で出発。
牧場に横切り、松林へ。
林道に出て再び登山道へ。
ここから、杉や雑木林を抜け、急斜面を登りきると「前ぼんてん」着く。
ガスのため、ここから見えるはずのサイクル施設・石油備蓄基地、風力発電や太陽光発電が見えない。
ここから北に方向を変え、ぼんてん山を目指す。
ブナ林に入ると、ガスのおかげで幻想的な雰囲気となり、大きなブナは森の主に見えてくる。
ブナ林から灌木帯に変わると少しだが勾配が強くなる。
突然目の前が開けると、山頂である。
やはり展望がないが、満足。
下山後、薬研キャンプ場へ。
ここで二人が合流して、酒を飲みつつ明日の沢へ夢をのせた。
登山口。目標の塔が霞んで見える。
雑木林の中の登山道
前ぼんてん。何も見えない。
マザーツリー。400年ブナ。
ぼんてん山頂(細かいことだが、三等三角点がある。標高は468.71mなので標記は469mが正しいと思う。)