昨年から、名前に惹かれ、行こうと思っていた沢だ。
滑川。
「なめかわ」なのか「すべりかわ」と読むのか、分からない。
川内町の蛎崎にある、男川の支流である。
夕方には、天気が崩れそうなので、予定より早い出発となった。
万が一に備えて、8mm、20mのロープ1本を持った。
蛎崎から国道を離れ、蛎崎林道へ入る。
小川平沢林道を左に見送り、入道に近い松山沢林道を右手で通り過ぎるとほどなく滑川林道と出合う。
ちょっとした広場となっているので、駐車には困らない。
30mくらい林道を歩き入渓。
10~30cmの石がゴロゴロしている。
なんだか裏切られた気分になるが、我慢して歩く。
砂防ダムが現れ、左から巻く。
滑床が出てきて100mほど進むと、橋がと交差する。
林道は右岸から左岸に変わる。
ナメが続く。
暑い日の、ウォーターハイキングに丁度いいかもしれない。
林道が橋ではなく、コルゲート管で交差する。
管の向こうを覗くが、暗くて何も見えない。
林道に出て、上流を覗いてみたが石がゴロゴロで、水が見えなかった。
ここを遡行の終了点として林道を戻った。
草や倒木で荒れてはいるが、歩きにくいことはなかった。
滑川林道起点
橋の上から見た滑川
入渓場所。滑川って詐欺?
ダムを越え、少し歩くと、なんだか雰囲気が出てきた。
これは、誰が何といっても「滑川」だ。
橋を越えて下流を見る。右岸から枝沢が合流する。
川幅は狭いが雰囲気は出てきた。
文句なく滑川
夏なら濡れながら歩きたい。
いよいよ終点に近付いた。
終点の林道交差部。コルゲートの向こう側が真っ暗で見えなかった。