京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯詰め

2014-05-29 23:37:06 | 登り窯(玄窯)
始まっております、窯詰め。
明日が詰めきりなので、忙しさ・ピーク!

ですが、その前に棚を組まなくては始まりません。

まずは何もない台車に、、

ツクと呼ばれるつっかえ棒を並べ、
その上に、クッションとなる土を輪っかで置きます。

棚板( たないた )と呼ばれる板を置き、ドンドン組んでいくと・・

こうなります。これを2部屋分。

もう一つ、小さな棚も組みます。

奥の一段上がっているところに、、

棚を組み、作品を詰めていきます。
ココ、いい作品が焼けたりするので、キチンとね。・・もちろんほかの場所もですよー(笑)


そして、窯詰め開始。


工房長が窯の中に入って作品を詰めているところ。
何を入れましたかー?

『 ぴゃー! 』鳳凰くんでした。
一番炎が当たる、火前( ひまえ )と呼ばれる場所に入れられて、
焼き締め・・丸焼きですな(笑)されます。

明日の詰めきりを迎え、火が入れられると後戻りはできません。
後は、神のみぞ知る部分と、人間の及ぶ部分の頑張りと、
皆様からのエールとで窯が焚かれます。

どうぞ、「 イイ窯になりますように 」と、お布団の中からの声援よろしくお願いいたします。
『 ピャー! 』 鳳凰くんもそう申しております(笑)
コメント
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