京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

七草粥

2016-01-08 09:02:38 | 登り窯(玄窯)
昨日は1月7日、七草粥の日でしたね。
皆さんのお腹は満たされましたか~?


昨日朝、大ちびと同じ登校班のお友だちが
「 今日の朝ごはん何食べた?もちろんあれだよね~。(満面の笑顔)」
私 「 ん?パンやで、なんで? 」 「 えっ?あれじゃないの? 」「 あれって? 」
「 七草粥 」「 まじ?! 」
「 だって、一年間無事に元気に過ごせますようにって食べるから朝が一番いいんじゃないの?」
「 ほんとだね~、おばちゃんのところは毎年夜に食べてるわ 」「 へ~(ホントに驚き顔) 」

君のお母さん、すごいぜ。 おばちゃん、マジ無理(笑)

七草粥は作るときに作法があるようで、

七種は、前日の夜にまな板に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。
囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、
これは七種がゆの行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている。
歌の歌詞は 「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など
地方により多少の違いがある。

んだそうですよ~。

年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という風習があり、これが七草の原点とされ、
また六朝時代の中国の「荊楚歳時記」に「人日」(人を殺さない日)である旧暦1月7日に、
「七種菜羹」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの、とろみのある汁物)を食べて
無病を祈る習慣が記載されており
今日行われている七草粥の風習は、中国の「七種菜羹」が日本において
日本文化・日本の植生と習合することで生まれたものと考えられている。

ようするに・・お正月早々に野に出て摘んだ若菜を食べて未病息災で過ごせたらいいよね。
という行事になったということですね。
ん?大雑把にまとめすぎ?(笑)

和歌山在住の友人によると、旧暦で過ごすとちゃんと七草が野に生えてるよ。だって。

さぁ、お正月で疲れた胃と体を優しいおかゆで休ませて、
今日からのハードな日々を突き進んでいこうではないですか。

無病息災。大事です。
コメント
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